4月24日
筍が届きました
「最後の筍送りました。 ダメなのがあったら捨ててね。」 昨日従妹からメールが届きました。 そして今朝早く例によっ
て『ミカン箱』一杯の筍が届きました。 3週連続ということになります。 有難いことです。 「届きました。 有難う。
送料だけでも大変なのに、でも現役世代だから、まぁいいか。 今日は『筍ご飯』の予定だよ。 『木の芽』もあるし、お蔭
でまだまだ楽しめそうだ。」 ・
我が家の『寸胴鍋』はこのところずっと出ずっぱりで、休む間もありません。 なるほど、かなり成長してきているので旬の
ころに比べるとかなり形が間延びしています。 でもそんなに捨てたものじゃあない。 早速整形し、皮を剥いで第一弾を湯
掻きました。 いまベランダで冷ましています。 もう少ししたら第二弾に取り掛かります。 ・
今日も筍料理
前回湯掻いたものがまだ冷蔵庫に残っています。 特大のフリーザーバッグに入れて水を張って冷蔵しています。 こうして
毎日水を取り替えておけば1週間とは言わない、10日でも十分に持ちます。 今日は前回の残りを使って『筍ご飯』と『筍
の筑前煮』を作りました。 ・
自分で食べる物なので、材料にはこだわらず冷蔵庫をあさってあり合わせの料理にしました。 『筍ご飯』は『鶏のもも肉』
『ちくわ』『ニンジン』『しめじ』、『菩薩流蕎麦つゆ』と『ダシ醤油』で味を調え、後は炊飯器にお任せしました。 水の
量は出汁も加えて炊飯器の指示通りです。 うまく炊き上がりました。 これで『あげ』があれば申し分ありませんでした。
『筍の筑前煮』は『鶏の手羽元』『ちくわ』と炊き合わせました。 『だし醤油』と『菩薩流蕎麦つゆ』で余り濃くならない
ように味を調え、先ずは筍をしっかりと煮ます。 いったん火を止めて冷まし、温めなおしてから『手羽先』を入れて一緒に
煮ます。 やや遅れて『ちくわ』を煮込み完成させました。 ・
今までは魚と炊き合わせることが多かったのですが、鶏も悪くありません。 早速写真を撮って娘のお姑さんに送ったところ
すぐに電話があって、「美味しそうですね。」とお褒めをいただきました。 それから筍料理のあれこれ、筍の保存方法、更
には孫の自慢話へと話しは次々に移って、またまた長いおしゃべりになりました。 ・

4月19日
黄昏亭開店
『Mr.Texan』をお招きして『黄昏亭』を開店しました。 実は先月お招きするように準備を進めていたのですが、例
の私の『crisis』のために延び延びになっていました。 「お前の血圧は大丈夫なのか?」と随分心配をして頂きまし
たが、ご覧の通りでno problemですよ。 ・
5時前の電車にお迎えし、すぐに食事が始まりました。 最初の料理は『筍の木の芽和え』、everything OK!
ですから料理に気遣うことはありません。 それにしても結構食べます。 器一杯の『木の芽和え』が瞬く間に消えていきま
した。 お酒は彼が持参した大和蔵酒造の純米祝酒『雪の松島』金粉入りでした。 ・
続いて時を見計らって酢にしておいた『このしろの酢〆』をお出ししました。 一口ほうばって「これは何という魚なんだ?
」と聞きます。 「gizzard shadだよ。」と答えると、「ほう! 砂袋を持っているのか。」と頷きつつ『生姜
醤油』で美味しそうにぱくつきます。 ・
それからメインの『蒸し料理』に入りました。 ホストとシェフの二股ですから私もなかなか忙しい。 食の進み具合を見て
次の調理に取り掛かります。 今回も『ブリのカマ』を予定していましたが、市によりけりですね。 今日は『ブリカマ』も
『鯛のカマ』もありませんでした。 そこで目についた『ブリの腹身』にしました。 その他の食材はいつもと同じです。・
一皿を平らげた後で、「もう1つ作ろうか?』と水を向けると、言いにくそうにyesと言います。 結局同じ量をもう1皿
平らげて頂きました。 ピリ辛のポン酢もお気に入りのようでした。 ・
4品目は『メバルと筍』の炊き合わせにしました。 筍は前もって『ダシ醤油』で煮つけ、カツオを振って冷ましておきまし
た。 こうしておくとしっかりと味が浸みます。 メバルは化粧包丁を入れて『菩薩流そばつゆ』で煮ます。 煮あがったと
ころで筍に火を入れ盛り付けます。 ・
「これは何という魚か?」と問いますから、「rock fishだ。」と答えると、「あのuglyな奴か。 味がいいと
は聞かなかった。」といいます。 「uglyではないだろう。 いい形の魚だよ。 しかも日本では最も味のいい魚の1つ
に数えられている。 私も大好きだ。」と言い返してやりました。 ところが食べ始めると相当に美味しかったようで、「焼
酎にしようよ。」と濃い目の湯割りを傾けながら、結局私の分まで綺麗に完食してくれました。 ・
それから焼酎を重ねながら終電近くまで話し込みました。 まず「今日は魚料理にしてもらって正解だった。」といいます。
前もって「豚と魚とどちらがいい?」と尋ねていましたが、「この前喰った魚料理が美味しかった。 今回も魚にしてくれ。
」ということでした。 それから話は次々に飛んでいきます。 ・
「大学の試験はいつなんだ?」 「大学? 大学の受験はしないよ。 プログラミングの専門学校を受験するけどインタビュ
ーだけさ。」 「その学校はテキサスにあるのか?」 「いや、ユタ州だ。 合格したら半年勉強をして、就職する。 もう
一度日本に帰ってきて外資系の企業で働きたい。 でも日本の企業は残業が多いからなぁ。」 ・
「最近タトゥーをした外国の人を多く見かけるけど、アメリカ社会ではタトゥーは問題にならないのか?」 「問題? 何故
それが問題なんだ? アメリカ社会では極普通だよ。 一部の政府高官なんかは別にして、例えば国会議員でも入れている人
は多いし、むしろクールと考えられているよ。 俺はその積りはないけどね。」 「へ―! そうなのか。」 ・
「アメリカの食文化って一体どんなもの?」 「アメリカの食文化と言えばターキーだね。 残念ながらそれ以外にはない。
」 「ファーストフードはどうなんだ?」 「ファーストフードならどこの国にでもある。 日本にも牛丼なんかがあるじゃ
ないか。 アメリカ独自のカルチャーとはいえないな。」 「ニュースで聞いたけど、最近はターキーを自宅で調理する家庭
が減っているらしいね。」 「そんなことはないさ。 みんなサンクスギビングを楽しみにしているよ。」 ・
「何故アメリカに独自の食文化が少ないのだろう?」 「アメリカの建国は1776年だからな。 まだ300年かそこらし
かたっていない。 日本と比べると随分歴史が浅い。 その分食文化も発達途上ということだろう。 その内いい食文化が生
まれるさ。」 ・
こんな話が延々と続いて夜が更けていきました。 余りの会話の楽しさに準備していた『筍ご飯』と『あさりの味噌汁』をお
出しするのをすっかり忘れてしまいました。 そして彼はこう言い残しました。 「次回はハイキング、その後で特別に辛い
メキシカン料理を作ってやろう。 いまバルコニーでパクチ―が育っている。 待ってな!」 ということなので楽しみにし
ておきましょう。 こんなことで今日は一杯一杯英会話の勉強をさせていただきました。 ・
