4月 3日


年代物の『栗の甘露煮』

先日冷蔵庫の奥を探っていたら、ビンに入った『栗の甘露煮』が出てきました。 これは『菩薩様』が作ったものに違いありま
せんが、何時作ったものでしょうか。 不詳。 亡くなったのが4年半前、その年の秋にはとても作れる状態ではなかったし、
その前年にはどうでしょうか。 「台所で料理ができることが嬉しいんよ。」と病と闘いながら料理を楽しんでいましたので、
もしかして6年物、或は7年ものというところでしょうか。                             ・

『栗の甘露煮』の蜜は黒ずんではいますが、食べさせて貰った経験からすると若干の透明感があったように思います。 でもこ
のビンの中の液体は殆ど『真っ黒』状態。 蜜ばかりではなく本体の方も大いに変色していました。 蓋をとってみると、これ
はとんでもないツーン!とくる異臭です。 完璧に腐っているようでした。 蜜には防腐作用があるとは言っても、まぁ、いく
ら何でも6年も7年も健全ということはないでしょう。                               ・

止むをえず捨ててしまおうと一旦はナイロン袋を用意したのですが、「待てよ。」と思い止まりました。 「これを捨ててしま
ったら再び『菩薩様』の手料理にお目にかかることはない。 これこそが彼女の最後の味の思い出なのだ。」と思うと捨てるに
偲びませんでした。 「何とか食ってやる訳にはいかないものか。」                         ・

何れにしても最悪に備えて加熱滅菌は不可欠だなぁ。 蜜の量もそんなに多くはありませんから煮沸するよりレンジだなと思っ
て1つを摘み出して2分ほどレンジにかけてみました。 温まってくるとレンジから異臭が漂います。 2分後にどうなったか
というと、温めた栗からの異臭はかなり消えていました。 それから更に2分。 出来上がりは当然カラメル状ですから色は更
に黒くなっていました。                                             ・

ところが異臭は全くありません。 半分に割って小片を恐る恐る齧ってみました。 かなり固くなっていますが、まがうことな
く甘露煮の味がします。 更に小片を口に運び、ついには完食しました。 これで3時間待つことにしました。 腹痛に襲われ
れば自業自得。 その後今日まで難なく生きながらえていますから、残りも少しづつ食ってやろうと思っています。    ・


SKYPE

先日ご案内したお客様が言います。 「あなた、どこで英語を習ったの?」 「自学自習、それに英会話教室にも通いました。
60歳になった時に決意して、今日まで続けてきましたが、ご覧の通りなかなか上達しません。」 「いやいや、なかなかいい
ですよ。」 「特にリスニングがうまくいきません。 ニュートラルな英語なら何とか聞きとれますが、ネイティブの日常会話
になるとなかなか難しいです。 平素ネイティブと話す機会がありませんから、なかなか慣れることができません。」   ・

「そしたらあなたのskype nameを教えなさい。 私が教えてあげる。」 雑談の中からこんな提案があり、毎週1回
のペースでワシントンDCとSKYPEを通じてお話をしています。 「寒波でワシントンDCの桜の50%くらいはダメージ
を受けてしまった。」とか「先日家族全員が集まって月命日をした。」とか、そんな会話を通じてネイティブの発音を教わって
います。                                                    ・

さて、今日は月曜日。 今夜もワシントンDCからコールがありました。 合わせて写真を何枚か送ってくれました。 何れも
桜の写真で、大きな池を囲んで桜が満開です。 あちらではまさに見頃なのでしょう。 桜の樹間にワシントン・タワーとリン
カーン・メモリアルが池を挟んで向かい合っているのが見えると話してくれました。 実に綺麗なところです。      ・


 

私の方からはやっと咲きかけた広島や廿日市の桜の様子を紹介しました。 次週には廿日市住吉バンクの600mに及ぶ壮大な
『桜アーチ』をお見せすることができるでしょう。 ところで、「ウ〜ン! やっぱり聞き取りにくいですね。 リンカーン・
メモリアルを「ハァハァ、そういうこと。」と聞き取れるまでかなり時間がかかりました。 苦慮しながらも、折角のチャンス
ですから是非生かしていきたいと思います。                                    ・

セルビアンガールとはもう10か月ばかりも会話を楽しんで?います。 もちろんSKYPEを通じて。 楽しんでいるといっ
ても、相変わらず四苦八苦です。 何とか流暢に話したいのですが、引き出しを開けて言葉を引き出してくるまでに時間がかか
って、なかなか流暢という訳には行きません。 それに文の組み立て方がとても下手クソですね。 自分でもそう思います。・
何を乗り越えればいいのか・・・いまとても迷っています。 でもこうなったらあと何カ月かかろうがやれるところまでやって
みるさ。                                                    ・





































3月26日



『早春譜』の思い出

私は涙もろい方だと思う。 若い頃からそうだったが、この歳になって余計涙もろくなったと思う。 例えば『朝の連ドラ』な
んかを見ていて、感動的な場面に出くわすと目頭が熱くなりメガネを外すことも多い。 時にウッ!と込み上げてくることもあ
る。 バカバカしいと思いながら、どうもこの感情はなかなか自制できない。                     ・

先日の『黄昏亭』、『腰の恩人と』との会話はそんな話題にも及んだ。 YouTubeでギター曲『アルハンブラの思い出』
を聴いてもらった後で、彼に村治佳織の『早春譜』を聴かせたいと思った。 「これをな、深夜に一人で聴きながら涙を流すこ
とがあるんよ。」 こんなことを正直に話した。                                  ・

多感な頃にこの曲に馴染んだ。 あの日、あの時の音楽室。 正面からベートーヴェンがいかめしい顔で睨みつけていた。 南
向きの窓からは柔らかい春の日が差し込んで暖かい早春だった。 何故か控えめでおとなしかった友達を思い出す。 そんなこ
とをこもごも思いながら『早春譜』を聴いていると、無性に彼らに会いたいと思ったりする。              ・

もう遠い昔のことになってしまった。 故郷を離れて半世紀、友の消息に接する機会もなく、生家も実家も人手にわたり、残る
のは墓ばかり。 決していい思い出を残してくれた訳ではないが、それでも『早春譜』を聴きながら何故か故郷を思い出す。・

こんなことをセルビアンガールと話した。 思春期だとか、早春譜だとか使い慣れない単語に苦慮しながらそれでも何とか会話
は成立した。 しかし私の心情までは理解して貰えなかったようだ。 それはそうでしょう。 きっとこの歳になってみなけれ
ば分からない。 『腰の恩人』とはそこが共有できたんだろうなぁ。 神妙に聴いていた。               ・


『月命日』・誕生会

今日は『菩薩様』の月命日でした。 毎月最後の日曜日に都合が付く限り家族全員が集まり『菩薩様』を偲んでやります。 合
わせて2月生まれ3人の誕生会をしました。 『菩薩様』が私たちにしてくれたことを思い出し、感謝して欲しいし、誕生会・
或は食事会・茶話会を通じて家族の絆を強く保っていけたらと思っています。                     ・

 

今回はお祝いですから私は『赤飯』を蒸しました。 孫達も成長しましたので4カップを蒸しましたが、その内これでも足りな
くなりそうです。 それに鰤の味噌・塩麹漬け(西京漬けもどき)を焼きました。 これはビギナーズラックで、子供達にも大
人気でした。 それに孫たちのリクエストに応えて『無限ピーマン』を作ってやりました。               ・

娘はお姑さん譲りの『マッシュポテト』と鶏料理2品、息子達はバースデーケーキを持参してくれました。 とても楽しい時間
でした。 I’m really looking forward to meet them next month.・













































3月17日



今年の初『黄昏亭』でした

『腰の恩人』をお招きし、久し振りに『黄昏亭』を開店しました。 今年の初開店でした。 『若い友人』と『Mr.Texs
n』が広島を離れて以降閑古鳥が鳴いていましたが、お蔭様で久し振りに開店することができました。          ・

今日の料理は『ちらし寿司』『ほうれん草の白和え』『このしろの酢〆』『ブリの西京漬け』にしました。 『ちらし寿司』の
トッピングはこのしろ、あなご、さやえんどう、錦糸卵にしました。 具は筍、牛蒡、人参、蓮根、干し椎茸を干し椎茸の出汁
と少量の白ダシ醤油で煮ました。 今回は相当多量に具を煮たのですが、それでももう少し多くてよかったかなと思います。 

『ブリの西京漬け』は今回初めて作ってみました。 1度試作し、お客様用に少し辛めに作りました。 ブリの切り身(1cm
厚くらい)に味噌小匙2、酒大匙2、ミリン小匙1、カツオ出汁(粉・無塩)少々、摺りゴマ大匙1を加えフリーザーパックで
1晩寝かせました。 これは『減塩食』としての一品になりそうです。                        ・

『このしろの酢〆』は塩をして30分、酢に漬けて40分でした。 塩〆のあと酢と水の同割りで洗い、たっぷりの昆布と米酢
で酢〆にしました。 これで塩分はどうなのかなぁ、食品成分表によれば酢〆1尾当たり0.5gとありますが、半分くらいに
は押さえたいところ。 ちょっと寄り道でした。                                  ・

で、お客様の感想ですが、「ワシは酢っぱい物が好きじゃけぇ、余計にそう感じるんかも知れんが、『ちらし寿司』はもうちょ
っと酢が効いた方がえぇと思うで。」ということでした。 それにしても「ワシは最近あんまり仰山食べられんのじゃ」と言い
ながらよく食ってくれました。 そしてお互いによくしゃべりました。 何しろ久しぶりだったですからね。 料理を作らせて
頂いて、喜んで食って頂いて、楽しくおしゃべりをさせて頂いて、何よりいい時間でした。 有難うございました。    ・

今回の料理の写真を撮っておきました。 珍しくもありませんが、乗っけておきます。 残念ながら新作の『西京漬け』は撮り
忘れてしまいました。                                              ・


































3月12日



ボランティアガイド事情

ご紹介しましたように、先月末から今月初めにかけて『ワシントンDC』からお見えになったご夫婦をご案内しました。 今月
は24日〜26日に『メルボルン』から口コミで若いご夫婦がお見えになります。 この人たちには『しまなみ海道』のサイク
リングを提案しています。 上手くいけば広島観光の新たな提案になります。 ところが26日の日曜日には『しまなみ海道』
でウオーキングラリーが計画されていて公営のレンタサイクルの予約は一杯だということでした。 やむなく民営のレンタサイ
クルにお願いしましたが、ちょっとお高いですね。 了解いただけるかどうか、いまご返事を待っているところです。   ・

4月9日、10日には『ニューハンプシャー州』から78歳の紳士が1人旅でやってこられます。 こちらはかなり高齢なので
(他人のことは言えませんが)無理はできないなぁと思っています。 相手方の希望にもよりますが、できるだけタクシーを使
ったりゆっくり歩いたりしながら広島・宮島を楽しんで頂きたいと思っています。 この日は潮の具合がいいので『大鳥居クル
ージング』もお楽しみ頂けそうです。                                       ・

4月12日、13日にはアメリカからお医者様ご夫婦がお見えになることになっているのですが、いまだ先方から正式な依頼が
届きません。 ひょっとしたらこのまま沙汰止みになるのではないかと思っています。 とはいえ、例えそうであっても、その
旨の連絡は頂きたいものだと思います。 もう3カ月もこの日に拘束され続けています。                ・

4月30日に『ロンドン』からのお客様のご案内を引き受けました。 いま相手方からの正式な依頼を待っているところです。
特に宮島観光に期待されていますのでじっくりと宮島を楽しんで頂きます。 潮の具合もよく、『大鳥居クルージング』もお楽
しみ頂けそうです。 それと5月末に『シドニー』から再来されます。 前回諦めた弥山登山を希望されています。 こんなと
ころが最近のボランティアガイド事情です。                                    ・



































3月 9日



広響ディスカバリー

ディスカバリーシリーズ『広響の新たな才能と天才モーツァルトの肖像』最終回がありました。 これがマエストロ秋山が指揮
する最後のディスカバリーシリーズです。 来年度からは新たに『新ディスカバリーシリーズ・黄昏の維納(ウイーン)』が始
まります。 指揮は広響・新音楽監督、下野竜也さんに代わります。                         ・

さて今日の演目ですが、近衛秀麿編曲:『越天楽』、大栗裕:『神話−天の岩戸の物語による』、メシアン:『ピアノと管弦楽
のための日本の素描』、モーツァルト:『交響曲41番・ジュピター』の4曲でした。 「エッ!」と思われる方もおられるか
も知れません。 何とも交響曲として馴染みのない曲が3曲続きました。                       ・

さぞかし退屈であったろうとお思いかもしれませんが、意外や意外、なかなかいい編成でした。 『越天楽』は雅楽で演奏され
る超有名曲ですが、これを管弦楽で演奏します。 様々な楽器を使ってかなり真実味のある演奏になり楽しめました。 また『
神話−天の岩戸の物語による』は何度も読んだ『古事記』『日本書紀』の天の岩戸神話を豊かに想像させてくれました。  ・

『ジュピター』は何度聞いてもいいです。 歯切れよく始まる第一楽章、豊かな感性の緩徐楽章、印象的な最終楽章、どれをと
っても申し分ありません。 ただ、メシアンは私にはちょっと馴染めませんでした。 たとえば第1曲は彼が訪れた『宮島』の
印象を表現しているのですが、いわゆる典型的な現代音楽で私の理解力を越えていました。 ただ、ソリストにはなかなか迫力
のある演奏を聴かせて頂けたと思います。 そんな話をしながら広響奏者と帰途につきました。             ・

さて来年度ですが、『シューベルト交響曲チクルス』として、交響曲第1番〜4番が演奏されます。 ということは再来年度は
第5番〜8番ということになるでしょう。 シューベルトの場合『歌曲』が余りにも有名で、交響曲を聴くチャンスは余りあり
ませんでしたから、ある面とても楽しみでもあります。 とここまで書いてふと思い出して本棚を覗いてみました。 ありまし
た。 シューベルト交響曲5番のスコア。 すっかり忘れていたけど、また読んでみるかなぁ。             ・




















































2月28日〜3月 1日



ボランティア・ガイドが終わりました

今回のお客様はワシントンD・Cからお見えになりました。 ホワイトハウスから北に10キロくらいの閑静な住宅街にお住ま
いだそうです。 まさに世界の政治と経済と話題の中心からお見えになりました。 ご夫婦ともにハーバード大学出身のお医者
さまでウイットに富みとても朗らかで親しみやすい人達でした。                           ・

1月下旬にガイドの依頼がありましたので早速連絡を取ってご要望をお聞きし、スケジューリングに取り掛かりました。 いろ
いろと下調べをして研究されたようで、宮島では特にナイトクルーズに強い希望がありました。 ところが調べてみると2月2
8日、3月1日とも昼前が満潮ですからナイトクルーズ船の運行時間帯は大干潮。 かなり遅い便に乗ったとしても『大鳥居』
の遥か沖合を遊弋することになります。 きっと落胆されるでしょう。 そのようにお話しし、その代わりに行きに『大鳥居遊
覧航路』を提案しました。                                            ・

28日は『平和公園・原爆資料館』を見学していただいた後で昼食に『お好み焼き』を召し上がっていただく。 それから『縮
景園』を訪ねてゆっくりと散策していただき、『広島城』の内堀の外周を歩きながら『天守閣』の佇まいを堪能して頂いた後で
宿にお送りする。                                                ・
 

3月1日は大野桟橋から大鳥居遊覧船で『大鳥居』の真下まで接近し驚いて頂いた後、ロープウェーを使って弥山山頂に登る。
ロープウェーの点検作業は2月一杯で完了する予定なので3月1日なら大丈夫。 お昼は展望台で『あなご弁当』を召し上がっ
ていただく。 下って『厳島神社』→『大聖院』→『千畳閣・五重塔』→『干潮の大鳥居』と見学して頂いたあと商店街を冷や
かして帰路につく。 こんな提案をして「ナイスアレンジメントだ。」とお褒めをいただきました。           ・

私はアメリカ英語がとりわけ苦手です。 しかも早口でしゃべられると、聞える単語を拾い上げる作業に忙殺されます。 とこ
ろが今回は何故かうまく聞き取れて会話がスムーズに進みました。 時に冗談を交えながら気楽にご案内することができたので
すが、2日目になって状況は一転しました。 これは私の想像ですが、おそらく手心を加えなくても聞き取れると見て日常会話
に入ったのだろうと思います。 またまた元の木阿弥に戻ってしまいました。                     ・

「ネイティブとの会話に接する機会が少なくて、まだまだリスニングに苦労しています。」とお話しすると、「だったらスカイ
プネームを教えなさい。 私が教えてあげる。」と言っていただけました。 有難いことなので早速お願いしてみようと思って
います。                                                    ・

ご案内は殆ど予定通りにスムーズに進みました。 ただ、何事によらず熱心な方達であらゆる施設をじっくりと見て回られまし
た。 例えば『原爆資料館』では「相生橋の変形した橋脚が展示してあるという説明だったが、それはどこにあるか?」と尋ね
られ、お連れすると座ったり脇に回ったりしながら変形の方向や浮き上がったボルトなどを熱心に確認されたりしていました。
またご主人は写真がお好きでいい景色に出会うとじっくりと高級カメラ(ニコン)を構えておられました。 私としては時間に
押されて気を揉む場面もありましたが、基本的に『お客様の希望が最優先』ですから。                 ・

 

よもやま話にも花が咲きました。 毎日のように報道されるホワイトハウス前の抗議行動についても、メディアの報道とはかけ
離れた現実の姿を教わったりしました。 『お好み焼き店』ではその出来上がっていく過程に興味を持たれ、「今振りかけたも
のは何だ? あれは何だ、これは何だ?」と質問が続きます。 「『お好み焼き』とはどういう意味なんだ?」と質問されて窮
した挙句、「baked pork,seafoods,vegetables with noodles and egg
on an iron plate as you like.」と怪しげな説明をしてしまいましたが、それでも頷きながら
美味しそうに召し上がっておられました。                                     ・

















































2月25日



ボランティア・ガイド講習会

今日『善意通訳者講習会(尾道会場)』がありました。 この講習会を通じて通訳者の資質向上、善意通訳制度の普及、そして
外国人観光客の受け入れ体制の充実を図ろうというもので、広島県が毎年1回この時期に開催しています。 今年度は廿日市会
場(宮島)、尾道会場(尾道)、福山会場(鞆)の3か所で開催されます。                      ・

昨年までは広島会場(広島)、廿日市会場(宮島)に参加してきましたが、今回は尾道会場にしました。 今まで尾道の案内を
依頼されたことはありませんが、このところ『しまなみサイクリングロード』を中心に尾道の人気が高まっているようで、年間
25万人が訪れるようになっているのだそうです。 従って、「これは是非勉強して備えておかなければ」という思いからちょ
っと遠かったのですが尾道まで出掛けてきました。                                 ・

尾道会場では尾道、福山地区を中心に約20人の方々が受講されました。 英語レベルは中級で、英検2級以上の語学力が参加
の条件でしたので、皆さん私よりかなりハイレベルとお見受けしました。 お集まりになった皆さんの中には既に尾道や福山(
主に鞆)を中心にガイドに取り組まれておられる方も沢山いらっしゃいました。                    ・


 

研修中。 天寧寺山門にて。 先生を囲んで。

私は広島、宮島に尾道を加えた観光コースの可能性ということを漠然と考えています。 距離の問題もありますが、大観光地広
島、宮島に尾道をどう関連付けるか・・・こんなことです。 周辺をご案内頂いて、確かに歴史的建造物、尾道海峡や島々の風
景などに見るべきものは多いと感じました。 でもそれだけでは迫力に欠ける。 そこをどのように補っていくか、ここがかな
り難しいところです。                                              ・

一方広島を訪れる外国人観光客の大半は「1日で広島、宮島を」と希望され、日帰り感覚で京都・大阪からやってきます。 そ
れもお昼頃に宿泊地からやってきて、広島と宮島の観光を希望されます。 その場合、私はいつもせめて9時前後に広島に到着
するようにお話ししています。 これだと何とか『平和公園』をご覧いただき、『お好み焼き』を召し上がっていただいて『厳
島神社』までご案内できます。                                          ・

でも、しっかり見て頂くためにはやはり2日は必要です。 とはいえ彼らは全体のスケジュールを決めたうえで案内を依頼して
きますから、にわかな変更は不可能です。 そこで、スケジューリングの前の段階でうまく情報が提供できれば、その場合広島
・宮島に加えて尾道の魅力がセットで発信できればかなり効果的かなと思います。                   ・

日帰りでは広島の魅力を十分に感じて頂けないし、経済効果も殆どありません。 そこを何とかクリアできるような取り組みが
できたら、かなりいい仕事になるのではないか、『漠然と考えている可能性』とはこんなことです。 たちまちは私のHPで発
信できるでしょうし、やがては行政にも働きかけてみたい。 ちょっと大口タタキになりましたかね。          ・


ローカル線の旅

これは私の楽しみの1つになっています。 お弁当をお供に、ローカル列車に乗ってのんびりと旅をする。 もちろんそんなに
大きな旅ではなくて、たとえば田舎の法事に出席するとか、今回のように何か催物があってそれに参加するとか、そういう機会
をとらえてローカル列車に乗って旅ともいえぬ旅をします。                             ・

急ぐでもなく、車窓を流れていく景色にぼんやり目を向け、季節の移り変わりに思いをいたすのもいいものです。 『辛夷(こ
ぶし)の咲くころになると田圃やあぜ道にも春の息吹を感じ始めます。 そしてやがて『ツツジ』の薄紫が山肌をうずめていき
ます。 それから新緑に覆われて山容は一変します。 こんな景色の移り変わりを眺めながらお弁当をついばみます。 これが
とても楽しみなのです。                                             ・

かといって、私は『乗り鉄』とか『食べ鉄』かというと決してそうではありません。 「ローカル列車に乗ってどこまでも」と
いうほどの趣味は持ち合わせませんし、駅ごとの美味しい駅弁を追い求めるということもありません。 私にはそういう持続性
とか物事を突き詰めるような根気はありません。                                  ・

例えば駅弁にしても、今回のものは『華やぎ幕の内弁当』税込410円・・・このようなもので十分満足しています。 駅中の
コンビニで買いました。 選ぶ目安はご当地ならではの豪華駅弁ではなく、単純に塩分量です。 最近はマーケットやコンビニ
で売っている弁当(弁当だけでなく)には消費期限だけでなく『原材料表示』がしてあって、これは減塩生活者にとっては大変
にありがたい目安になります。 (豪華駅弁には塩分表示までしてあるものは少ないように思います。)         ・

『幕の内弁当』はおかずが多彩で結構楽しめます。 ほんの少しづつですが12〜3種類も入っていて、これをあれこれと迷い
ながらつつきます。 まさに『ついばむ』という表現そのままにです。 これにビールが1缶つけば申し分なし。 ただ、列車
の種類によっては窓枠の幅が狭いものがあり、これには少々困っています。 ビールの置き場所がありません。      ・

その『華やぎ幕の内弁当』ですが、こんなものでした。 白米、焼きサバ、白身魚フライ、枝豆入り五目卵焼き、ガンモ煮、う
ずら豆、ひじき煮、蒟蒻煮、鶏団子、えび天、ニンジン煮、牛蒡煮、かまぼこ、えだまめ煮・・・値段の割に豪華なものでしょ
う。 景色がよいところに至ってゆっくりと開いてみました。 気になる塩分量ですが、ナトリウム量で約1000mg、食塩
相当量で約2.5gというところでした。 1食分としてはやや多いですが、この程度なら他の食事で埋め合わせができます。

かくして、今日もいそいそと弁当を買い込み列車に走り込むのでした。 何故列車の旅なのか? もう一つ理由があります。・
若い頃からその傾向があったのですが、車に乗ると妙に強い眠気に襲われます。 それが最近になって特に顕著になってきまし
た。 たった広島市内までの往復の間に、時として意識を失うほどの眠気に襲われることがあります。 本当に危険だと感じ始
めていて、たちまち免許の返納までは考えないとしても少なくとも遠出はしないことにしています。 かくしてこれからますま
す楽しみとしてのローカル線の旅が増えていくことになるでしょう。                         ・























2月21日


今井リミテッド

昨日、作家の今井勇一氏から新しいギターを手渡しで頂きました。 『IMAI LIMITED』、今井モデルの最高級器種
です。 今井氏は日本の三大作家の1人と言われていますが、日本より外国、特にドイツでの評価が高く、ドイツでは殆どの有
名プレーヤーがこのモデルを使っているのだそうです。 また氏は国際的なコンペティションでも何度も優勝された方です。・

使用部材は、表板『シーダー(米杉)』、裏板『ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)』、側板(ハカランダ)、指板『
エボニー(黒檀)、内部構造『ハカランダ』の構成になっています。 現在はワシントン条約で優秀な部材が殆ど入らなくなっ
ている中で、氏が所有する最上級の部材をお使いいただけたそうです。                        ・

 

今井氏とご一緒に。 私の鼻の下には単純ヘルペスの痕跡が。


昨日は大学にギター科の音大生、ギター教室の仲間、私の孫、もちろん私たちの先生も集まって試奏しました。 皆さん一様に
第一音から度肝を抜かれていました。 素晴らしい響きです。 また素晴らしい迫力です。 私達の先生はこのモデルを2台持
たれていますが、それでも私の楽器に随分感動されて、「いやぁ、私が持ち帰りたい。」とおっしゃっていました。 孫も弾い
てみて子供ながら随分引き込まれた様子でした。                                  ・


ただ残念なことに、いくらいい楽器のオーナーになってもそれだけでギターの腕前がすぐにすぐ上がるというものではありませ
ん。 でも仕上げの最後の段階(特にコンサート直前)になって、自分の楽器が自分の感覚に応えてくれないと感じることはも
うないでしょう。 また、このギターは私のモチベーションを上げてくれるはずです。  これが私の最後の贅沢です。 でも
きっと長く私の人生を豊かにしてくれるでしょう。 まぁ、宝の持ち腐れと言われないように努力をする積りでいます。  ・

 

お好み焼き『みっちゃん八丁堀支店』にて。 仲間たちと今井氏を囲んで。

夕刻から氏を囲んで懇親会をしました。 ギター科の生徒、教室の仲間もすでに同じモデルを注文しているようで、懇親会にも
参加されました。 懇親会ではギターの歴史から海外ギター界の現状、はたまた業界の裏話など興味深いお話を沢山聞かせてい
ただきました。 とても気さくで話しやすく、楽しい時間はアッ!という間に暮れていきました。            ・
















































2月19日



ガイド・その後

ガイド翌日(12日)・・・筋肉痛はひどいし、鼻水も出る。 それに疲労感がとっても強い。 久しぶりに山登りをしたし、
それに9日・11日を合わせて6万歩は歩きましたから、まぁ無理はないかもしれません。 暫くゆっくりして疲労回復に努め
ることにしましょう。 こんなことを考えながら節々の痛みに耐えていました。 でもこの疲労感は一体何だろう? 17日に
なって、筋肉痛は少し緩んできましたが疲労感はちっとも和らぎません。 これはどうも・・・う〜ん! やはり一度医者にか
かってみるのがいいかなぁ。 点滴でもして貰えば回復に向かうかも知れない。                    ・

17日、意を決して病院へ。 まずは受付で検温。 「あのねぇ、熱はないの!」 案の定平温。 そして診察室へ。 「先生
疲れがひどくて難渋しています。 筋肉痛もあります。 目も傷むし、少し歩くとドッ!と疲れが出ます。 山に登ったりしま
したのでその精かも知れませんが、それにしてもなかなか回復に向かいません。 何とかなりませんか?」 「それは何時から
ですか?」 「12日からです。」 「熱はありますか?」 「ありません。」 「うーん! インフルかなぁ。 検査をして
みましょう。」 「エッ! インフル? 先生、私はこちらでワクチンを2回やっています。 それに発熱や下痢はありません
し、食欲もあります。 インフルとは思えないのですが。」                             ・

長い綿棒を突っ込まれ、鼻の奥の粘膜を採取します。 そしてマッチ箱くらいの小さな試験器でチェックしてみると・・・小窓
に赤い線が現れてAの位置を指し示しています。 「A型インフルですね。 ワクチンをしたからと言って罹らない訳ではあり
ません。 ただ重症化はおさえます。 症状が出たのは12日でしたね。 そうすると感染は9日か10日ということになりま
すが、心当たりはありますか?」                                         ・

それなら心当たりがあります。 9日にお客様をご案内して広島市内を歩きましたが、昼過ぎになって急に頭痛を訴えられて、
薬局へ連れて行ってくれと言われました。 そういえば咳もでていました。・・・この人は釣りの話になるとにじり寄るように
して、写真を見せながら長々と解説を始めます。 そして彼らは翌日まる1日をホテルのベッドで過ごしました。 後日メール
で様子を聞いてみたところ、(次の宿泊地では)筋肉痛に悩まされ、外出もできず終日眠っていたり、お医者さまのお世話にな
ったりで、大変だったんだそうです。 まぁそれに間違いないでしょう。 Join the Clubということですね。・

「タミフル、抗生物質、葛根湯を出しておきます。 発症から終息まで6日間ですから、『外出許可』は安全サイドを見て明日
からですね。 でも暫くは外出されない方がいいです。」 そんなことで今日も我が家に籠りきりです。 明日も1日休んで、
明後日には新しいギターを受け取りに大学まで出かけます。 やっと日常が戻ってきそうです。 なお、発症以降今日まで外出
しませんでしたので、周囲にご迷惑をおかけすることはなかったかと思います。                    ・


同じ思い

家族を前にしてお父さんの五十八さんがいいます。 「すみれ・・・お前の人生は輝いている。 大勢の人を笑顔にする人生な
んてそんなにないで。」 そしてさくらを諭します。 「さくら、お爺ちゃんはな、そんな生き方をしているお前のお母さんが
誇らしいんや。 嬉しゅうて嬉しゅうてしょうがないんや。 さくらにもお母さんのような光り輝く人生を送って欲しいんや。
」 そしてこれが家族との最後のことばになりました。                               ・

翻っていま自分の娘のことを考えています。 活躍の場が狭い音楽の道に進んで、一流ではないにしても自分の活躍の場をちゃ
んと見付け、家庭と両立させながら頑張っている。 昨年の同窓生コンサートで校歌を指揮する娘をみて本当に誇らしいと思い
ました。 無学な親から生まれて、こんなに親を喜ばせてくれる娘に成長してくれて、私は嬉しゅうて嬉しゅうて。 五十八さ
んと同じ気持ちです。 このことは次の世に持って行って『菩薩様』にも話してやる積りです。             ・

そして、周囲から熱い期待を寄せられながらギタリストを目指している孫娘にも、いつの日か五十八さんと同じように話してや
りたい。 「お前にもお母さんと同じような光り輝く人生を歩んで欲しい」と。 「五十八さん、私たちは連れ合いを亡くして
辛い人世を歩まざるをえなかった。 でもですよ、それはそれとして、こんなことを言えるなんて・・・ねぇ。」 何だかんだ
いっても、私は幸せな人生を送らせて貰っているんだろうなぁ。                           ・























































2月15日


ボランティア・ガイドが終わりました

2月 9日


今回のお客様はシドニーの南400kmの田舎町、マンヤーナにお住まいです。 海岸沿いの小さな町で、人口が400人、小
さな店が1軒、ちょっとした買い物とか病院は隣町まで出かけるのだそうです。 それでもお気に入りの町だそうで、拝見する
と海岸の景気がとてもきれいです。 写真を何枚も何枚も見せてくれました。                     ・

海岸までは歩いて5分くらい。 シドニーから北側だとハリケーンなどの影響があるそうですが、この地域は比較的穏やかで、
絶好のwind swellを求めて多くのサーファーがやってくるそうです。 ご自身フィッシングボートもスタンディング
ボートもお持ちで、ご夫婦で週に4〜5回は近くの入り江で釣りやスタンディングボートを楽しんでおられます。     ・

ともかくお話好きな方々でした。 10時44分に新幹線にお迎えしてホテルへ向かう間、ホテルから縮景園に向かう間、縮景
園の中、ともかくよくしゃべられます。 『縮景園』では『濯纓池』(たくえいち:この池を中心に様々な施設が設けられてい
て、ビジターはこの池の周辺を徒歩で回遊できる=回遊式庭園)の解説の中にblack sea bream(チヌ)を見付
け、「この魚はうまい魚だ。 食ったことがあるか?」と聞きます。 「Of courae of course, I w
as crazy about fishing, especially black sea bream.」と応じると
更に表情が明るくなり、次々と捲くし立てるのでした。                               ・

どうやら強い『訛り』があるようで、最初の内は「何を話されているのかな?」という感じでした。 所々に聞こえる単語が出
てくるので、暫くの間はそれを拾ってはくっつけながら想像を巡らすという作業が続きました。 『縮景園』で1時間ほどを過
ごし、『お好み焼き店』に入った頃になってやっと少し慣れてきました。 そして次々と話しが続くのでした。      ・

 

「フラットヘッドを知っているか? 旨い魚だよ。」 「海岸にクラブが棲息する場所があってな、時期になると1人2尾まで
獲ることができる。 もし違反すれば罰金を1000ドル取られる。 いつも警察が来て監視しているんだ。 皆んな入れ物の
中身をチェックされる。」 「家から波が穏やかな海岸(内湾)まで歩いて5分だよ。 家内と一緒に週に4〜5回は出掛けて
スタンディングボートやクルージングを楽しむよ。 マンヤーナは小さな街だが自然豊かでとってもいいところさ。」 こんな
調子で、そうですね、『お好み焼き店』に座り込んで1時間半は話し続けたでしょうか。                ・

ところが『お好み焼き』店を出るころになって急に静かになりました。 そして「近くにpharmacyがあるか。」と聞き
ます。 どうやら頭痛に襲われたようです。 『平和公園・平和資料館』をご覧になったあとで『広島城の外周』を回るころに
は「気分が悪い。 明日の予定はキャンセルしたい。」ということになりました。 実はこの人たちは予定の1日前に広島に入
られました。 そして今日広島見学を終えましたので、明日は休んでいただき、明後日に宮島をご案内すれば当初の予定通りに
案内を終えることなります。 「しっかりお休みください。」とお伝えしお別れしました。               ・

2月11日


さて翌々日、とても寒い日でしたから「まず無理だろうな。」と思いましたが、何も連絡がないので申し合わせ通りにロビーで
待っていると現れました。 見た感じ、そんなに悪くはないようです。 「体調はどうですか?」とお尋ねすると、「50%だ
よ。」と答えます。 「OK!」それなら行きましょう。」と宮島に向けて出発しました。               ・

最初はいつも通り『大鳥居遊覧航路』です。 今回もいい潮に恵まれました。 「Wow wanderful! huge!
Amazing!」 暫く感嘆詞が続きましたね。 ところがです。 船の中で奇怪なことを聴きました。 2月いっぱいは点
検のためケーブルカーが動かないというのです。 これは迂闊でした。 観光ガイドとしてあるまじき失態だったと思います。
しかも、宮島では弥山からの景色をとても楽しみにしておられましたので、そのことを告げると明らかに落胆の表情を浮かべて
おられましたね。                                                ・

そこで思い付いたのがタクシーです。 タクシーで『奥之院』まで向かい、『仁王門』まで登ってそこで『大聖院ルートと合流
する。 これだとロープウェーから頂上までとそんなには変わらない。 タクシーと交渉し、何とか送り迎えをしてくれそうな
のでそのことを話すと、急に相好が崩れました。 私も安堵しましたね。 『奥之院』から『仁王門』までは石段が多く、しか
も十分にメンテナンスがされていないのでコンクリート舗装のロープウェールートよりは少々厳しいことになります。   ・

 

そして頂上までたどり着くとまたまた驚いたことが。 展望台の入り口に鍵がかかっていて上に登ることができません。 後で
確かめてみると、気象警報が発令されたら基本的に閉鎖ということでした。 ロープウェーの点検とは直接関係はないようでし
た。 でもまぁそこはそこここから景観を選んでご覧いただきました。 下りは20分くらいと踏んで、そのようにタクシー会
社に連絡しました。 ところがどうやらそれでは無理、少なくとも30分は見ておかなければ。 それに連絡しようにも『奥之
院』方面に下ると携帯電話が圏外のことが多いです。                                ・

下って昼食を済ませたあとで、『厳島神社』、『大聖院』、『千畳閣・五重塔』とめぐって今日の予定を終えました。 『大聖
院』では『五百羅漢像』のどことなくのどかな表情と『摩尼殿』2階からの景観をご覧いただきました。 出来ることなら『牡
蠣飯』か『アナゴ飯』のお弁当を持参して、頂上で景色を眺めながらお昼にするといいなぁと思っていましたが、海岸に住み釣
りを楽しまれるのに「牡蠣とアナゴはダメなんだ。」ということだったので、それもなりませんでした。         ・


















































2月 3日


節分


今日は節分かぁ。 いよいよ春ですね・・・暦の上では。 とはいえ寒い日が続きます。 従って窓という窓をアルミシートで
囲った部屋でストーブを抱えて相変わらず冬ごもりをしています。 傍目には・・・「あの家は一体何をやっているんだろう?
」と訝っていることでしょうね。 いいってことよ! 誰がどう思おうが。                      ・

このところ1日おきにウォーキングを続けています。 そうですね、大体2時間くらい。 一昨日は3時間半だったかな。 そ
の途中、住宅の傾斜地に長い石段を見付けて、トータル120段あるんだけど、これを往復すること10回、こんなこともやっ
ています。 ご近所の方が不思議そうに見ていましたね。 そりゃぁそうでしょうよ。                 ・

途中でマーケットに寄ってトイレを借ります。 もちろん、ちょっとした買い物もしますよ・・・たまにはですが。 今日は竹
輪と菓子を買ってきました。 一角に『のり巻き』がうず高く積み重ねてありましたね。 そうか、今日は『恵方巻き』かぁ。
それもいいかな! そう思って食品表示を見て(これって殆ど習慣になっています)驚きました。 『のり巻き』1本にナトリ
ュームが1512mgとあります。 食塩相当量に換算すると3.78g、これじゃぁとても手が出せんなぁ。 いくら何でも
ハードルが高過ぎる。                                              ・

それでもこの国の迎春のcustomだから・・・と思って今夜は代わりにイワシを焼きました。 我が家の冷凍庫にはサンマ
・イワシ・サバが押し合い圧し合いで横たわっています。 青魚は健康にいいと言われていますから、protein源として
こんなものを常食しています。 毎日とは言いませんが、結構しばしば食っています。                 ・

ところがです。 ご存知でしたか・・・サンマやイワシにも塩分が含まれてるってこと。 食品成分表によると、イワシに0.
2g、サンマに0.3g。(可食部100gにつき) 迂闊にもそんなことも知りませんでした。 娘のお姑さんに言わせると
きっと「そんなものは無視!無視!」とおっしゃるに違いありませんが、intakeは結局このような小さな数値の積み重ね
なんだなぁ。 決して引き算はありません。                                    ・

さて私は何を話したかったのだろう。 さっぱり訳が分からなくなってしまいました。 レッスンの後で炒り豆を齧りながらウ
イスキーをチビチビやって、〆に焼酎42度を聞し召して、まぁ、こんな節分を過ごしましたということですかね。 お互い、
高血圧には気を付けましょう。                                          ・




























































1月28日


いい言葉

ふと思いついて、手許に置いてある年賀状に目を通し、改めて共感をえたもの、含蓄のあるコメントを読み返してみました。・
頂いた年賀状にコメントが入っているととても嬉しいです。 長くご無沙汰しているけれども、「元気でやっているんだなぁ。
」、そのことが分かるだけでとても嬉しいです。 そしてそのコメントが深く心を打つものであれば更に嬉しいです。   ・

『私は、今日が一番若いと思いながら毎日を頑張っています。』 彼とは、私が新任管理者として初めて赴任した職場でご一緒
しました。 まぁ、いろいろあった職場でしたが、厳しい状況の中で巧みな話術と交渉術でひたすら私を支え続けてくれた若者
でした。 その彼ももはやリタイアリーです。                                   ・

その後の彼の生き方は筋金入りでした。 どうも自分の『強み』を読み切っていたように思います。 彼は黙っていましたが、
在職中からカウンセラーを目指し通信教育を受けていたようでした。 人生設計もきっちりできていたのでしょう。 そして退
職後に実務経験を積んで、企業からも信頼されるカウンセラーとして活躍してきたようでした。 そうした彼がいう『今日が一
番若い。』という言葉からは彼の決意を感じ、またそれ故に説得力があります。 言い古された平凡な言葉のように思われがち
ですが、誰の口をついて出たかによってその言葉の持つ重みは異なります。                      ・

『歳を重ねるだけでは人は老いない。 理想を失う時始めて老いがくる。 歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失なうとき精神
は萎む。』(サムエル・ウルマン)とコメントしてくれた友達もいました。 このコメントを読んで私は『我が意を得たり。』
と思いました。                                                 ・

というのも、私のHPの冒頭、『自己紹介』の欄に【年を重ねるは老いるにあらず。 精神の衰えこそ人を老いへと導く】と私
の決意めいたことを書いているからでした。 このHPができたころ、今からもう20年近くも前のことですが、そういう格言
があることを知らずそのように書いたのでした。 当時の私の上司からもおほめの言葉を頂いたことを覚えています。 それに
してもこれは奇妙な一致でした。                                         ・

彼とは、青春の一時期に行動を共にしました。 50日に亘る船旅という閉ざされた空間の中ではぐくんだ友情でした。 歳を
経て、あの穏やかだった彼は、『今そのように考えて生きているんだ!』と改めて親近感を覚えたことでした。 ただ、写真が
印刷してあって、これが奥様とご一緒に皇居を尋ねられた仲睦まじい写真でしたので、これは私にとっては目の毒だなぁと思い
ました。 そして『羨ましい、実に羨ましい。』とコメントしておきました。                     ・

朝の連ドラで『ヨーソロ』のママがいいます。 『なんとなく生きていたら流されるだけやで。 自分の人生のかじ取りは自分
でせなな。」 「これでいいのか、あれでいいのか、自分なりに見付ける旅が人生なのです。」 結構『グサリ!』とくる言葉
でした。 真剣に自分に向き合い、人生を見付ける旅をしてきたか? 自分の人生のかじ取りをちゃんとしてきたか? 改めて
思い起こしてみると全くもって汗顔のいたりです。                                 ・

結婚を前にしてある人から「生活設計はちゃんとできている?」と聞かれたことがあります。 考えてなかったなぁ。 もっと
も当時は日々を生きていくのがやっとという薄給でしたから、生活設計もなにも。 人生設計に至っては、おぼろげながら退職
というものが現実の問題として見え始めたころになって、やっと真剣に考え始めたくらいのものでした。 職場における人間形
成の時期に、これらに真剣に向き合っていれば、或はまた別の人生を歩むことになっていたかもしれません。       ・





































































1月21日


広響定期

このところやや運動不足かなぁ・・・と思っています。 少なくとも週に3回は歩かなければと思いつつ、このところの寒さで
お籠りさんになる日が多くなっていました。 今日は広響定期でしたので、これに合わせて西広島から演奏会場まで歩こうと考
えていましたが、生憎雪混じりの冷たい雨が降り続きました。 寒さゆえに、それでも雨を押して歩こうという気力はありませ
んでした。 かなり焼きが回りましたかね。                                    ・

今日の演目は、シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47と、チャイコフスキー:交響曲第3番ニ長調Op.29『ポ
ーランド』でした。 何れもマイナーな曲(私的には)ですが、特に交響曲の方は超マイナーでプログラム・ノートによれば演
奏会で演奏されることさえ殆どないという曲なのだそうです。 指揮者は『炎のコバケン』こと小林研一郎さん、ソリストはア
レクサンドラ・スムさんでした。                                         ・

スムさんは『近年最も注目されている若手のお1人』だと紹介されていました。 身のこなしが素晴らしく、キレのいいダイナ
ミックな演奏には感嘆しました。 願わくば・・・もう少しメジャーな曲をやって頂ければと思ったことでした。 交響曲の方
は、これは何とも言い難く、ただ無感動に聴いていました。 そんな中で珍事が起こりました。 楽章の間の短い時間には一瞬
緊張がほどけます。 第2楽章が終わったとき、2階席の中央辺りから『グォー!』という鼾が会場に響き渡りました。 タイ
ミングが良かったし(演奏中だと顰蹙ものです。)多くの人がこの鼾に共感したのでしょう、会場からドッ!と笑いが起こりま
した。 奏者も笑っていましたね。 まぁこの曲ですから、皆さん思いは同じだったのでしょう。            ・

ところが、人の好みはそれぞれなんですね。 一階席最前列右端に座っていた方が終演と同時にスック!と立ち上がり、お一人
で熱烈なスタンディング・オペレーションをやっていました。 様子もなんだか『オタク』のように見えましたけど。 中には
こういう曲をわざわざ遠方から聴きにくる(滅多に演奏されない曲であればこそ)ということもあるようですから、見方によっ
ては『筋金入り』の交響曲愛好家ということだったかも知れません。                         ・

今日は、1月末で広響を退団する『潮田孝子』さんのラストステージでもありました。 ディスカバリーではソリストを務めた
ヴァイオリニストで、いつも一生懸命の素晴らしい演奏家でした。 しかも笑顔が素晴らしく聴衆からも団員からも愛された方
でしたが、結婚を機に東京へ移住されます。 今後はご主人の演奏活動を支えることになるようです。          ・

私はこの人から交響曲の楽しみ方を教わりました。 演奏会前にスコアを読む面白さを教えて下さったのがこの人でした。 N
OVAでも同門でしたし、とても親しくして頂いたので個人的にはちょっと残念な気持ちでいます。 でも長い長い恋が結実し
たのですから、「どうぞお幸せに」と送り出したいですね。                             ・













































1月20日


1月 14日 寒かったですね。従って・・・

この3日間、玄関のドアノブに全く触れることなく、4日目にして今日久しぶりに外出しました。 寒い日が続きましたし、特
段の用事もありませんでしたから。 それにこの間2日ほどこの地域にしては珍しい多量の積雪がありました。 私は冬用タイ
ヤを持っていません。 その代わり雪が降ったら車には乗らないことに決めています。 そんなこともあって外出を控えており
ました。                                                    ・

この間何をしていたかというと、英語の自習とギターのレッスンというところですかね。 それに家事も多忙です。 テレビは
都道府県対抗女子駅伝を見たくらいです。 あれはなかなか見ごたえのあるレースでしたね。 その他には突然舞い込んできた
ボランティア・ガイドの依頼主と情報交換をしていました。 それくらいです。 従って誰とも会わず話さずにこの3日間を過
ごしました。 会話と言えば毎晩75分づつセルビアン・ガールとスカイプを使って話すのが楽しみと言えば楽しみでした。・

セルビアン・ガールが「食料は尽きないのか?」と聞きます。 食料はCO−OPで一週間分をまとめて取っています。 それ
に緊急時に備えてある程度のストックもありますから、そこは何とか。 ただ、正月前後のイレギュラーな事情から先週の配達
がありませんでしたので、特に青物が殆ど尽きかけています。 「こういう事情なので、あと3日ほど何とか耐えきらないとい
けません。 青物の配分に苦慮しています。」と答えると大笑いをしていました。                   ・

 
1月 19日 初ガイド

これが今年の初ガイドでした。 そしてこんな依頼も初めてでしたね。 14日だったか、娘からメールが入りました。 「私
の友達から「あなたのお父さん、ボランティア・ガイドをやっているよね。 私の友達からカナダ人カップルが19日に広島に
行くんだけど、誰か案内してくれる人はいないかなぁ? と相談されてお父さんのことを思い出した。」といってきているんだ
けど、どうかなぁ。」という内容でした。                                     ・

特にスケジュールはないし、「いいよ。」と返事をしたらすぐに娘の友達の友達という人からメールが入りました。 「東京で
英会話関係の仕事をしている方で、カナダ人カップルはこの人の友達ということでした。 少々complicatedなお話
しでしたが、ご理解頂けましたか。                                        ・

それで今回のご案内となりました。  カナダ東部の島にお住まいの若いカップルです。「グリーンゲーブルズ?」とお尋ねす
ると、「really close」とおっしゃいますので、多分サンピエール島だろうと思います。 顔を合わせた途端に「
いい天気ですね。 まるで春のようです。」と言われました。 「??」 それでよくよく話を聞いて納得しました。 お国で
は毎日ではないが、週に1度くらいは−40度になることがあるんだそうです。 南極探検隊のような上着を着て、口髭を凍り
つかせた写真を見せてくれました。                                        ・

95日間の旅の最初に日本を訪れたようです。 東京→大阪→京都と見学されて、今日が広島。 昼前に広島に入り、今夜には
関空からインドネシアに出立されます。 ただ、数ある観光地の中で、『特殊な歴史と文化』に興味を持たれて広島を選ばれた
というお話しだったのでご案内にもちょっと力が入りました。                            ・

平和公園、原爆資料館を見学していただいたのち、お昼を『お好み焼き』にして広島の被爆体験と伝統的な地方料理を経験して
いただきます。 それから宮島に移動し、先ずは『大鳥居遊覧航路』で大鳥居に大接近して驚いていただくとともに、厳島神社
を海上からご覧いただき宮島の景観と平安文化に触れて頂きたい。 そのためには少なくとも9時半過ぎには広島にお越しいた
だき、6時前の新幹線・新大阪経由で関空に向かう。 こんな提案をしてご了解を頂きました。             ・

8時間の旅程でしたので随分ゆとりがあるご案内とお思いかもしれませんが、基本的には『お客様第一』でお客様の動きに合わ
せて動くこと、そして移動時間を考慮するとこれでもなかなか十分な時間とも言えません。 平和公園では『原爆の子の像』の
前で暫く佇み、説明を聞きながら涙を流しておられましたし、原爆資料館では展示物の一つ一つにじっくりと目を通しておられ
ました。                                                    ・

お好み焼き店でハプニングが起こりました。 『そば玉』『うどん玉』をシェアして食べて頂いていると年配の二人連れが現れ
て、彼らにしきりに話しかけます。 昼間からなかなかいいご機嫌です。 「出張帰りだけど、ランチオンミーティングさ。」
とうそぶきながら、カナダに行った経験を話したがったり、旅行のスケジュールを聞きたがったりで、そのつど私に通訳を求め
ます。 「ビールをご馳走する。 日本酒も飲んでみてくれ。」 最後には「ここは私の奢りだ。」 それはそれで彼らにとっ
てはラッキーだったのですが、私は時計を見ながらやきもきするばかり。 お好み村からは予定外のタクシーを飛ばして広島駅
に駆けつけました。                                               ・
 

大鳥居の下ではその大きさに驚かれましたが、「なんのためにこのような建物が建てられたのか?」「なぜ海の中なか?」「い
つごろ建てられたものなのか?」「何故朱色に塗られているのか?」などなど興味を持って次々と質問をされました。 また厳
島神社では社殿の建築様式、本殿の構成、参拝の形式、舞楽や能の奉納などを歴史や文化を含めてお話しし興味を持って頂きま
した。                                                     ・
 

最後に・・・私としては宮島口でお別れするのが最も都合がよかったのですが、広島駅でのロッカーの位置や乗り場の確認など
に手間取らないよう、予定の新幹線に確実に乗って頂くために、「ここは最後まで。」と考えて広島駅新幹線ゲートまでお見送
りし今日のスケジュールを終えました。                                      ・

それで『会話』の方はどうだったかというと・・・苦慮しました。 カナダ英語といえばオーストラリア英語とともに私には一
番聞き取りやすい言葉のはずだったのですが、さっぱりダメでした。 以前学習していたNOVAのインストラクターとは全く
発音が異なっていました。 後で友達という人から聞いた話では、「彼らには訛りがあって、とても聞き取りづらく私も慣れる
までに時間がかかりました。」ということでした。 ただ私の場合ナチュラルスピードで捲くし立てられると、もう話の核心ま
で分からなくなり、正直「まだまだだなぁ。」と思いましたね。                           ・
















































































1月11日


ガイドの依頼がありました

昨年ご案内したオーストラリア・シドニーにお住まいのご夫妻からメールがありました。 彼らの弟さんの友人ご夫妻が2月に
広島を訪問されます。 それで「平和公園や宮島を案内してくれないか。」という依頼でした。 この件は昨年からそれとなく
照会を受けていましたので、即座に「楽しみにお待ちします。」と返信しておきました。 チェックしてみると、お出でになる
日の潮の加減が丁度良く、見せ場の『大鳥居遊覧』を楽しんで頂けそうです。                     ・

合わせて彼等からも「5月に広島に行く積りだ。 前回登れなかった弥山に案内してくれ。」とう依頼もありました。 こちら
も「OKです。 再会を楽しみにしています。」と返信しておきました。 前回お見えになった折りは丁度オバマ大統領の来広
と重なり、『原爆資料館』にご案内することができませんでしたので、時間があれば先ずこちらにご案内し、それから弥山に登
ってはどうかと思っています。 私もそろそろ足腰を鍛え直さなければいけません。                  ・

「どうなんだろうか?」と心配することがあります。 実は奥様が腰を悪くされていて、前回は歩行もきつそうでした。 帰国
後手術をされるように聞いていましたが、こうして案内を依頼されるところを見ると大丈夫なのかも知れません。 でも、ロー
プウェーから平坦な尾根を少し歩くくらいにお考えだと少し厳しいことになりそうです。 事前にしっかりと情報交換をして臨
みたいと思います。                                               ・


ギター始動

昨年末の『発表会』の大失敗の後を、正月を挟んでウダウダと過ごしておりましたが、とうとうこの日がやってきました。 今
日が今年の初レッスンでした。 でも・・・「とてもモチベーションが上がりません。 テキストにも目を通す気分になれない
でいます。」 まずこんな話をした後で今年の取り組みについて相談させて頂きました。                ・

先生の頭の中には5月7日の次回の『発表会』がおありで、それに向けて今日からスタートさせたいお気持ちのようでした。・
たゞ私の方が『腑抜け』になっていて、どうしてもその気持ちになれない旨をお伝えしました。 「こんな曲ではどうですか?
」 お勧め頂いた哀調のある曲はますます私の心を沈めます。                            ・

様々話した後で得た結論は、「5月の『発表会』は見送る。 これから1年かけて『アルハンブラの思い出』をマスターし、1
2月の次々回『発表会』でその成果を発表する。」というものでした。 トレモロ奏法の超難関曲ですが、この苦境から立ち直
るためにも避けて通れないトライだと思っています。 それが決断の理由です。                    ・

このままイージーに流れてしまったらこの屈辱感は生涯拭えないのではないか・・・そんなことを考えています。 誰も他人の
失敗や思いを気には留めていないでしょう。 でもそれでは私の気持ちが治まりません。 こんなままで私の人生を終えてなる
ものか。 どんな曲か・・・もし興味がおありだったらユーチューブで聴いてみて下さい。 村治佳織もいいですが、この曲に
関しては朴葵姫(パク・キュヒ)をお勧めします。                                 ・































1月 9日


ボランティアガイド始動


1月4日に今年最初の照会がありました。 その中から1つをお受けすることにしました。 アメリカからお越しで、4月12
日・13日に広島に宿泊されます。 まだ具体的な事柄の連絡は受けていませんが、奥様が車椅子を使われていて、we wo
uld have to limit our visits to areas that do not have to
o many steps.とありました。                                    ・

ハンディキャップをお持ちの方のご案内はなかなかハードルが高いです。 ご案内する場所の選択やそこまでの移動方法、それ
にトイレの位置やタイミングにも特別の配慮が必要になってきます。 おそらくマッチングが難しい(お受けする人がいない)
と思って私が手を上げました。 というのも私の場合、過去に脚の不自由な方から何件か依頼を受けたことがあります。 その
都度ルートや車椅子のレンタルを検討したことがありましたので、お役にたてるのではないかと考えました。       ・

4月12日・13日といえば、かなり微妙ですね。 桜が残っているでしょうか? アメリカではそれほど珍しくはないとも聞
きますが、桜越しに見る原爆ドームもなかなかのものです。 相手方から連絡があり次第スケジューリングをして、納得をして
頂ければルートを歩いて詳細に確認しておきたいと思っています。                          ・


















































1月 4日


新年のご挨拶

新年おめでとうございます。 皆様にはきっと輝かしい新年をお迎えになられたことと思います。 どうぞご家族をお大事に
お幸せな日々をお送りください。 私は今までどおり『遮二無二』生きていこうと思います。 そのことだけが私を支えてく
れるでしょうから。 そして今年もつたない文章でそのような私の生き様を綴っていこうと思います。 同じことの繰り返し
であったり、的外れなことも多いと思いますが、ご指摘を頂きながら頑張っていきます。 どうぞよろしくお付き合いくださ
い。 (私の気持ちを言い尽くしていると思いますので、昨年のご挨拶をそのまま掲載しました。)          ・


私のお正月

今年も恒例の『実業団駅伝』『箱根駅伝』を見ながら三が日をのんびりと過ごしました。 元旦には年賀状で使う『初日の出
』の写真を撮りに近くの海岸に出掛けました。 それから構成を考えて今年の年賀状を完成させました。 昨日投函しました
ので何人かの方には今日・明日には届くと思います。 代わり映えはしませんが、どうぞご覧になってください。    ・

今年はセルビアのヤング・ガールにも「こんなニューイヤーズ・カードを送るからね。」と言って送っておきました。  ・

気になることがあります。 毎年頂く何人かの方から年賀状が届きませんでした。 メールでのご挨拶が一般化してきて、年
賀状をやめる方が増えていると聞いています。 お正月に電話を頂いた友達も「今年から止めようと思う。」と話していまし
た。 この人のセンスのいい木版画を楽しみにしていましたが、ちょっと残念でした。 一応賀状を頂けなかった方のリスト
を作っておきました。 もし来年も頂けなかったら「止めます。」というサインだと受け止めてこちらも配慮しようと思って
います。                                                   ・

『これだけは!』と思い、今年もお雑煮を作りました。 例年のごとく『菩薩流』スルメ出汁です。 お餅はご近所から頂き
ました。 お屠蘇は暮れに『若い友達』から頂いた長崎県壱岐市の『横山五十』にしました。 減塩食にはハードルが高いで
すが、縁起物だと思い『数の子』を少しだけ頂きました。 こんなお洒落なアレンジメントにしましたが、「一人で何やって
んだろう。」とも思いますね。 まぁ『菩薩様』と一緒に頂く食事ですから。                    ・


縁起物といえば、毎年『クワイ』を煮付けてきました。 私は『クワイ』が大好きで、『菩薩様』も毎年煮付けてくれていま
した。 「今年も」と思っていたら暮れにマーケットで見付けました。 でも、大振りながら4個で1000円かぁ。 『年
金生活者』がこんな贅沢をしちゃいけないなと思い直して今年は止めにしました。                  ・