9月 4日
ボランティア・ガイド模様
今月のガイドは7日から。 お出でになる方は(今のところ国籍不明の)67歳のご婦人(1人旅)です。 東京在住の姪御さ
んを介して情報交換をしてきました。 スケジュールは既にお渡ししてあります。 今日写真が届いてこれで一応準備は整いま
した。 広島市内は前日6日にご自身で歩かれますので、7日は宮島だけのご案内になります。 ・
「遅くならない内に東京に着くように広島駅を出発させて欲しい。」と姪御さんから依頼を受けていますので宮島での時間は限
られます。 『大鳥居遊覧航海』『厳島神社』『大聖院』を計画していますが、かなり駆け足になるかと思います。 お昼を食
べる時間が取れるかしら。 天気予報では雨も心配されています。 ・
続いて21日、22日にカナダからご夫婦とご子息(アダルト)のグループがお見えになります。 こちらは2日間のご案内に
なります。 21日は広島市内のご案内です。 早朝にホテルにお迎えして『縮景園』『広島城』、少し行ったり来たりになり
ますが、『お好み村』に戻ってお昼、それから『平和公園』『平和資料館』に向かいます。 ・
翌22日は広島駅で落ち合って宮島をご案内します。 『大鳥居遊覧航海』『弥山登山』、下って『千畳閣』『厳島神社』『大
聖院』を歩くように計画しています。 弥山に登りますから、天気が良ければいいのですが。 ・
それに「温泉を経験したい。」という要望があります。 どのような温泉をイメージしておられるのか分かりませんが、『アー
バンスタイル』の温泉として楽々園の『ゆらゆら』をお勧めしています。 鄙びた温泉宿の岩風呂の雰囲気ではありませんが、
様々の泉質やアレンジメントに満足して頂けるのではないかと思っています。 ・
続いて25日、26日にはドバイから新婚さんがお見えになります。 以前ドバイからイタリア人とメキシコ人のカップルがお
見えになったことがあり、この人達の紹介で私宛に直接依頼がありました。 お昼前に新幹線口にお迎えしすぐに『お好み村』
でランチ、それから市内をご案内して宮島口のホテルにお連れします。 ・
翌日はホテルのロビーで落ち合い、やはり『大鳥居遊覧航海』で宮島に向かいます。 午後早い時間に広島を発ちたいという希
望なので時間はかなり限られます。 『厳島神社』に全力投球くらいになるでしょうか。 新婚さんですからお祝いに何かプレ
ゼントをと考えています。 『夫婦円満』祈願の『しゃもじ』くらいかなぁ。 ・
10月21日にはインドネシアから若いご婦人がお見えになります。 写真を拝見しましたが、とても素敵な東洋美人です。・
早朝にバスで東京からお見えになり、夜遅くなってやはりバスで大阪に発たれます。 「1日で広島、宮島を」という希望なの
でかなり絞ってご案内することになります。 『大鳥居遊覧航海』には是非ご案内したいので、今回は宮島からスタートするこ
とにしました。 かなり急ぎ足の旅程になりますから食事も車中で食べて頂くように考えています。 取り敢えずスケジュール
を作って照会中です。 ・
先の話になりますが、11月21日、22日にもイスラエルの若者からの依頼を受けています。 こちらはいま先様からのコン
タクトを待っているところです。 こんなところが最近のボランティア・ガイド模様です。 ・
酔芙蓉
先月10日から咲き始めた『酔芙蓉』ですが、結局先月末までに16輪が咲きました。 随分楽しませてもらいました。 今月
に入ってからも咲き続け、昨日には一度に4輪が咲きました。 見事なものです。 今年は置き場所、水遣り、肥料、それに殺
虫剤も使って管理してきましたので、その効果があったのでしょう。 ・
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幾つくらい咲くのか、蕾は無数に(誇張表現です)ついていますから例年最盛期となる今月には相当数が楽しめるのではないで
しょうか。 毎朝が楽しみですね。 これは変化の少ない日常のささやかな楽しみになっています。 ・
8月25〜26日
ボランティア・ガイドが終わりました
今回のお客様はブラジルから。 ご主人はブラジル人、奥様は日系三世の30過ぎのカップルでした。 内陸部にお住いのよう
でしたが、町の名前は聞き漏らしました。 ご主人は家具造りの職人でご自身で店を切り盛りしておられます。 納品した後の
写真をbefore/afterで見せて頂きましたが、なかなかいい仕事をされています。 ・
25日は12時35分に広島駅にお迎えし、すぐに『お好み村』で昼食を楽しんで頂きました。 それから『平和公園』→『資
料館』→『広島城外周』を経て『縮景園』にご案内しました。 まぁ、いつものコースですからトラブルもなく、ただともかく
蒸し暑かったです。 自分で自分の汗臭さに顔をしかめるみたい。 それに前回のガイドから1月半空きましたから英会話が錆
び付いています。 ちょっとたどたどしい。 付け刃のようなものですから少し間が空くと、もうしどろもどろです。 ・
26日は広島駅にお迎えし弁当を買って前空駅に向かいました。 前空駅だと大野桟橋まで歩いて10分、従ってタクシーを心
配しなくていいので、近頃は専らこのルートを利用しています。 お弁当の件ですが、アナゴが2尾乗っかった『夫婦アナゴ弁
当』が確か1150円。 しかも7時から営業していますからこれはなかなか便利で嬉しい。 広島駅南口の取りつきにありま
す。 宮島に入って買うと、これと比較して品質がどうかなぁ?と思われるものが1700円超。 しかも売り切れがあったり
します。 ・
大野桟橋から大鳥居周辺を遊弋して宮島桟橋に至り、すぐにケーブルカーの『もみじ谷駅』に向かいます。 今日はなぜか宮島
の『水中花火大会』でした。 例年はお盆なのに。 それでまだ早い時間なのに商店街はもはやラッシュ、夥しい人出です。・
早々と場所取りをするんですかね。 それはさておき我々は『獅子岩駅』から弥山頂上を目指しました。 靄が薄く視界を遮る
雰囲気でしたが構わず登ります。 展望台で暫く景色を楽しんだ後で2階に降りてお弁当にしました。 ・
そうこうしている内に靄が薄くなりましたのでもう一度展望台に登って頂いて弥山山頂を後にしました。 『千畳閣』には沢山
の人が座って涼をとっていました。 花火大会の時間待ちでしょう。 「何故ここにこんなに大きな飯杓子を並べてあるんです
か?」と質問がありました。 参りました。 『語呂合わせ』だとか、『必勝祈願』だとか、少し言葉を調べておかなければ。
いやぁ気にはなっていたんですがね。 ・
『厳島神社』の『平舞台』に出て驚きました。 『三笠が浜』には夥しい数の三脚が並べられています。 にわかカメラマンの
場所取りでしょう。 干潟や石垣にももうびっしりとブルーシートが並べられています。 まだ4時前だというのに大変な人出
です。 「花火が見たいと言っているんだけど、さてどうしよう? 帰りの混雑は半端じゃないしなぁ。」 ずっとそんなこと
を考えながら歩いておりました。 ・
このころから奥様の様子が変わりました。 事務所勤めにはこの蒸し暑さと長歩きが堪えたようで、すっかり反応が鈍くなりま
した。 「座って休みたい。 どこかにカフェはないか?」といいます。 ところが、近くのカフェは全て満員。 中には行列
ができているお店もあります。 やっと探し当てて、かき氷でほてりを鎮めて頂いた後で『大願寺』のベンチに奥様を残し、ご
主人を『大聖院』にご案内し、それから帰路につきました。 ・
どうやら花火見物は諦められたようです。 この人ごみを見たら流石に後に引くでしょう。 「リオのカーニバルみたいですね
。」と冗談を挟むと笑っておられました。 土産物を物色したいとおっしゃるのでそれから商店街を歩きました。 いや歩けま
せん。 前に進めないのです。 やっとの思いで桟橋まで戻り、ようやく人ごみから解放されました。 最後に宮島口駅までお
送りし、お別れしました。 ・
この時期のガイドは厳しいです。 何しろ安全にお連れするのが一番ですから気を遣うことが多いです。 疲労、熱中症、食中
毒、心配事は沢山あります。 ちゃんと水分を摂ってくれているか、そんなことにも気を配ります。 様子を見ながら適当に休
憩もとります。 ややもするとスケジュールが乱れがちで、予定表と時計からは目が離せません。 どこで辻褄を合わせるか、
日がな一日そんなことを考えていたご案内でした。 ・