7月20日


『黄昏亭』を開店しました。

『若い友人』をお招きし『黄昏亭』を開店しました。 彼とはとても長〜い!お付き合いになりました。 1996年、このペー
ジの前身だった『広島湾のチヌ釣り』を立ち上げて暫く後にチヌ釣りを通じて友達になりましたから、もう20年余りのお付き合
いになります。 『若い友人』とか『青年』と呼ぶにふさわしかった往時の彼も、もう今や50歳、でも私から見ればやはり『若
い友人』には違いないのです。                                           ・

「そんなに歳が離れていて話が合うんかね?」という人もおられるでしょうが、どんな時にも、どんなに長くご一緒していても気
を遣うことがない、いわば『気の置けない』友達の1人です。 奥様も「釣りを発端に歳の差を越えて、しかも共通の趣味は途絶
えてさえもこんなに長く続いている、こういう友達もあるんですねぇ。」と不思議がっておられますけどね。 今回も「時間がで
きました。 明日は大丈夫ですか?」とふらりとやってきて食事をしながら終電まで話して帰っていかれました。      ・

ただ、今日は『黄昏亭』の方が手抜きになってしまいました。 『こいわしの菩薩流お刺身』『このしろの酢の物』『お魚と野菜
の天婦羅』『冷麺のツナと納豆添え』などをイメージしていたのですが、早朝にマーケットを覗いてみるとお目当ての魚はなぁ〜
んにもありません。 『ウナギのかば焼き』と蛸とアナゴに『鰤カマ』『解凍大いわし』というところでした。 あてが外れて狼
狽しましたね。                                                  ・

やむなく他の食材を探したところ、新鮮な『枝豆』がありました。 後は芸もなくお馴染みの『鰤カマと野菜の蒸し物』、それに
『冷やしソーメン』で〆ることにしたのですが。 ところが『冷やしソーメン』がまだこなれていません。 昨夜お試しをしてみ
たのですが、どうもお客様にお出しできるところまでこなれていないことに気付き、市販のソースの力を借りて『スパゲッティ―
』で〆ることにしました。                                             ・

先ずは『枝豆』でスタート。 お酒は以前彼が持参してくれた純米大吟醸『醸し人九平次』にしました。 『枝豆』は私には丁度
良い塩加減でしたが、彼には少し物足りなかったようです。 少し塩を振ればよかったのですが、それではモロに塩分量を増やす
ことになりますから、こんなところで食べていただきました。                             ・

続いて『鰤カマと野菜の蒸し物』を作りました。 こちらは『可もなし不可もなし』、それにソースはご自分で調合して頂きまし
た。 『ポン酢』か『マヨネーズ』かそんなところ。 私は『酢だけドレッシング』と『和辛子』に『粉唐辛子』でした。 野菜
は『カボチャ』『サツマイモ』『ニンジン』『里芋』『蓮根』『ピーマン』『チンゲン菜』でした。 私は『鰤カマ』のまったり
感がとても好きです。 美的感覚ゼロでしたので写真は掲載しません。                         ・

さてそろそろ『炭水化物』?、というところでドクターストップがかかりました。 『鰤カマ』はかなり大きかったし、根菜類を
相当沢山蒸しましたから「暫く胃袋を休めなければ」ということでした。 「me too」でした。 それからケニア土産のお
話を沢山の写真を眺めながら聞かせていただきました。 いい写真でした。 次回は奥様もご一緒に。 『黄昏亭』もそれなりに
研鑽を重ねておきます。                                              ・

































7月13日



『39堂農園』に招待されました

『読書台つる』の制作販売を手掛ける『39堂主人』がミニトマト『シシリアン・ルージュ』に魅了されてその栽培に取り組んで
おられることは紹介しました。 既に産直市場にも出品されていますが、収穫時期が集中しますので競争相手が多く、なかなか厳
しい商戦を繰り広げているようです。 今日はその農園にご招待されて収穫を体験しました。               ・

まぁ、家庭菜園くらいのものだろうと思っていたらとんでもない、4枚の畑で様々な野菜が育てられていました。 『枝豆』『ト
ウモロコシ』『スイカ』『瓜』、もちろん『トマト』は『シシリアン・ルージュ』だけでなく、数種類のミニトマト、それに大玉
中玉のトマトもあってとても賑やかです。                                      ・

 

ミニトマトは既に下葉が枯れかけているものがあるかと思えば、これから実をつけ始めるもの、更には幼い苗などが列をなして植
えられていて、かなり計画的な栽培がおこなわれています。 これには全く恐れ入りました。 更に梨や柿も立派に実を付けてい
ます。 それぞれの畝にはマルチがかけてありますが無農薬栽培で、結構雑草と共存しています。             ・

『トウモロコシ』の列は半分ほどが枯れかけていました。 猿が出るのだそうです。 周辺の農園も悉く被害を受けているようで
す。 大きく育った『スイカ』もガリッとかきむしられた痕跡が残っていました。 我が家と『農園』との間に西広島バイパスが
あり、先日ここを越えて海側に入ったものがいたそうなので更に猿害が拡大する恐れがあります。 でも余り気にしている様子は
ありませんでした。                                                ・

「さぁ採れ。」といいます。 そこでポケットから持参したナイロン袋を取り出すと、「そんな小さなものじゃぁダメだ。」とい
って農具小屋から大きな袋を取り出しました。 一つづつもぎ取るというようなものではありません。 掻き取るという感じでど
んどん袋に詰め込んでいきます。 「食ってみてくれ。」と言われてもぎ立てを2個、3個口に放り込んでみると、これが真に甘
い。 これこそが『農園』の醍醐味、楽しみなんでしょうね。                             ・

最後にポケットから取り出した小さな紙切れを渡されました。 曰く『加熱用トマト シシリアン』・・・「このトマトは生でも
美味しくいただけますが、加熱することでうまみに変わり料理が美味しくなります。 いろいろなトマト料理に。 先ずは湯剥き
を。 沸騰したお湯に15秒前後、冷水に移して水を切り、包丁の角でチョンと切り込みを入れますとツルッと剥けます。」 ・
このトマトはまだ余りポピュラーではありません。 きっとトマトの袋にこの小片を入れて食べ方を紹介し、販売力を強化してい
るのでしょう。 やることがなあかなか徹底しています。                               ・

さて、早速やってみました。 お昼のスパゲッティ―にシシリアン・ルージュを入れるとどうなるか? 彼は「湯剥きをして少し
塩を加えて炒める。」と言っていましたが、厄介なことは嫌いな流儀で、数個を半分に切りオリーブオイルでニンニクと一緒に炒
め、豚肉、ピーマン、シメジを加え、更に市販のソースを加えて特製スパゲッティ―ソースを作りました。         ・

 

最後にトマトの生とちぎったバジルでアレンジし、『シシリアン・スパゲッティ―』の完成です。 塩分量は1.2g前後、これ
だとかなり締まりのない味になりますが(いつもはこの味に耐えている)、シシリアン・ルージュを一緒に炒めることによってや
ゝ酸味がかった『うまみ』がでてきます。 驚きの『シシリアン・パワー』でした。 写真を撮って『39堂主人』に感想を送っ
たところ、「あんたは言ってみればモニターのようなものだ。 いい料理を作って世の中に広めてくれ。」と返信がありました。








































































7月 9日



ボランティア・ガイドが終わりました

ボランティア・ガイドが終わりました。 お客様はスパニッシュ・カップルで、今回は宮島だけのご案内でした。 昨日までの大
雨から一転して今日は快晴、しかも気温はぐんぐん上がりそれはそれでかなり厳しいご案内になりました。 大雨で災害が発生す
る中、スケジュールがちゃんと維持できるかと心配していましたが、気を揉みながらも次の目的地金沢に無事送り出すことができ
てほっとしています。                                               ・

東京から京都を経由して広島にお見えになる予定だったようですが、例の大雨で新幹線が動かず、京都は諦めて昨日直接広島に入
られたそうです。 ところが山陽線はズタズタで動かず、「原爆ドームを見た後は『tram』で宮島にたどり着いた。」と言っ
ていました。 「広島の案内はよろしいですか?」とお尋ねしたところ、「広島は自分達だけで歩きたい。」と言われていました
ので、昨日の交通機関のことまでは気が回りませんでした。 イカン、イカン。                     ・

9時に宮島のホテルにお迎えし、『多宝塔』からご案内を始めました。 端から『法華経』だとか『多宝仏陀』だとか難しい話に
なりましたが、感触としてはかなり理解して頂けたのではないかと思います。 事前に準備していた写真も助けになりました。・
それから山裾を経由して『千畳閣』に向かいました。 まず自然豊かな山麓に驚かれました。 スペインは砂漠地帯に近く、乾燥
していてこういう緑に恵まれた風景は皆無だといいます。 湿度は年中ほぼ0%、氾濫するような川もないといいます。   ・

今日は是非『日本スタイル』の結婚式をお見せしたいと思っていましたので、『千畳閣』『五重塔』の説明はほどほどにして『厳
島神社』に急ぎました。 入り口での『お浄め』も後回しに大急ぎで『本殿』に向かいました。 ちょうど『三々九度』が始まる
ところでグッドタイミング。 『三々九度』の意味、結婚式が終わると花嫁は自分の家族の側を離れて花婿の側の席に座る。 『
雅楽』は3人だけで演奏するのか、等々様々興味深そうでした。                            ・


 

それから振り出しに戻り、入り口の『手水』で『お浄め』をして頂き、『摂社』の説明も済ませて本殿前まで戻ると旨い具合に花
嫁の振袖姿に出会うことになりました。 『振袖姿』はやはり驚きのようでした。 両家の記念写真撮影も興味深そうにご覧にな
っていました。 後で新郎新婦にお願いしてみたところ快諾していただきましたのでご一緒に写真を撮らせていただきました。・
きっと何よりもいい記念になると思います。                                     ・

それから『大聖院』に向かいました。 『五百羅漢像』にはきっと驚かれるだろうと思っていましたが、「ふ〜ん!」という感じ
で素通り。 『戒壇巡り』は水浸しで立ち入り禁止になっていて見せ場を失い、『摩尼殿』2階からの景色にやっと満足して頂い
て『六角茶房』でお昼にしました。 前もって『うどん』と『いなり寿司』だと話しておきましたので楽しみにされていたようで
す。 「食べ物を知ることは文化を知ることだ。」などと話していました。                       ・

よもや間違いはあるまいと思っていましたが、それでも宮島口駅に行ってみないことにははっきりしない。 インターネットの情
報はアバウトでこんな時には使い物にならない。 インフォメーションは着信を拒否にしているようで何度呼んでも繋がらない。
従ってスケジュールよりかなり早いけれどもともかく宮島口駅に急ぐことにしました。 でも、ここだけは見せてあげたいと潮が
引いた『大鳥居』の足許にご案内しました。 真下に入って、改めてその大きさに驚いておられました。          ・

 

後は一刻も早く宮島口駅まで急ぐことです。 新幹線に乗り遅れたら・・・次の便は調べておいた。 最悪山陽線が動かなければ
『tram』を使う。 こんなことに疲れた頭を巡らせながら宮島口駅に到着してみると・・・旨い具合に遅れた列車が入ってく
るところでした。 後刻連絡が入りました。 「予定の新幹線に乗って金沢に向かっています。」             ・


































6月30日



で・・・どうなった?

何からお話ししましょうか。 以前お話ししたことについて途中経過やら結論やら、そんなことをお話ししておかないと、『言い
っぱなし』という誹りを受けるかも知れませぬゆえ。 先ずはミニトマト、
『シシリアンルージュ』のことから。      ・

『39堂主人』から『シシリアンルージュ』の鉢を頂きました。 そして彼のアドバイスに基づいて育て始めたのですが・・・ど
うやらmisunderstandingがあったようです。 「花が付いたらその下の葉は切り落とす。」というのは多分私の
聞き違いでした。 そもそも養分の流れが『上から下へ』というのは常識的にありえないことではないか? 実が熟し、下葉が不
用になった時点で取り去るというのが正解のように思います。 これから先はそのように。                ・

2週間経って根も落ち着き始めたものと見えます。 うまく肥しを吸収し始めたようで葉の勢いもかなりよくなってきました。・
下葉を取り去った房の実も少しづつ膨らんできています。 肥しは『4・5・4』のものをまだ根から離れた個所にバラバラと与
えています。 袋の説明書きを読んでみるのですが、少し不親切です。 いつどれくらいの量を与えるのか定かでないので試行錯
誤が続いています。                                                ・

続いて
『東京スプリング』のベッドのことです。 もう少し固いか?と思っていましたが、思いのほか柔らかいです。 最初は少
し違和感があったのですが、柔らかさに慣れてきたのでしょう、とても寝心地がいいです。 心配していた腰への負担も全く問題
はありません。 あえていえば首筋に少し凝りが入ります。 そこでいま枕の高さや置く位置を試しています。 これもどうやら
目途がたったような。                                               ・

それで昼間の眠気はどうなったかというと(ここが肝心)・・・かなり改善されたように思います。 遠出のドライブはまだ試し
ていませんが、広島市中心部までくらいのドライブだと眠気を模様することはなくなりました。 こうしてパソコンに向かって作
業をしている間に襲われていた眠気も改善されたように思います。 これは効果あり。                  ・

今日娘のお姑さんと長話をしていて、私が毎年患う『梅雨の病』に話しが至りました。 言われてみてふと気が付いたのですが、
もう梅雨も明けようかという時期なのにいまだ症状が現れていません。 これで今までの不具合・・・眠気、腰痛、『梅雨の病』
が全て改善されたら投資効果は大ですね。                                      ・

次に
『ウエートコントロール』について。 ウォーキング、断間食、減酒に取り組んで、ひもじい思いをしながら丁度1月が経ち
ました。 取り組む前は空腹時でも65kg台でしたが、現在は63kg台に入ってきています。 腹囲もかなり小さくなってき
ているんじゃないかと鏡をのぞき込んでいます。                                   ・

ここ2週間ばかり、63kg台後半を維持するようになってモチベーションは上がっています。 まぁ、そうはいっても朝食前の
空腹時ですから大喜びという訳にもいきません。 それに従来も何度も同じことを繰り返しましたが、これが『元の木阿弥』にな
らないように継続できるか・・・これが意志が弱い私にとっての課題と言うことでしょう。                ・

続いて久しぶりに
『ギター』の話題です。 この4カ月ほど秘密裡に『禁じられた遊び』に取り組んできました。 そしてテキス
トがこの曲に至ったとき初めて先生の前で披露しました。 するとなんと先生から『ブラボー』を頂きました。 続いて厳しい一
声が・・・「次回の発表会でこの曲を演奏して下さい。 これは教室の生徒としての義務です。」 長らくコンサートから遠ざか
っていましたが、どうやら今年は許してもらえそうにありません。                           ・

かなり難しいところが3か所あります。 1つは転調前の中盤。 指が届かず音が割れていましたが、ギターを構える位置の工夫
によって解決できました。 続いて転調した後の中盤と後半、この2か所にはかなり苦労しました。 そこそこ弾ける人でも苦労
するポイントなのだそうです。 ここはいずれも肘の位置で何とか解決できました。 後は『音楽性』と『スムーズさ』ですね。
ここは弾き込みしかありません。 コンサートまであと1月余り・・・今度は恥をかかないように頑張らなくっちゃ。    ・

次に
『ボランティアガイド』です。 このところかなり控えています。 直接依頼組には対応していますが、クラブから紹介され
るものは殆どパスしてきました。 理由は・・・これはまたお話しする機会があるかと思いますが、先ずは体調を整えてからにし
たいと思っています。 ちょっと深刻ですので。                                   ・

そんな中、次回は治療の合間をぬって来月9日に『スパニッシュ・カップル』を宮島にご案内することになりました。 スケジュ
ールの提案も終わって、後は当日を待つだけです。 9日夕刻には広島を離れ金沢に向かわれますので時間に制約があります。 
従って弥山山頂にはご案内できません。 なおお昼には『うどん』と『きつね寿司』を召し上がって頂くように思っています。・

あれやこれやお話ししましたが、中間報告、結果、予定等はこんな具合になっています。                 ・




















































7月20日



ベランダ菜園で『トマト』

なんとお呼びしましょうか。 叱られるかも知れませんが、『39堂主人』? 当面はこれでいきましょう。 町内会に関わりを
持つようになって初めてできた友達です。 退職後『読書台つる』を考案し、製造販売を手掛ける若々しいご同輩であることは以
前にご紹介しました。                                               ・

この人がまたトマトの栽培に情熱を燃やしてします。 『シシリアンルージュ』という品種に魅了され菜園だけでなく、水耕栽培
でも育てています。 「これで料理を作って食べるのが好きなんだ。」といいます。 トマト作りに関しては並々ならぬ蘊蓄をお
持ちのようで、何れはそんなお話を伺ってご紹介したいと思っています。                        ・

その彼が「あんたはトマトを作ったことがあるか?」といいます。 ウ〜ン! 作ったことがないわけではないです。 ですが、
私はマンション住まいで、日当たりが余り良いとはいえないベランダで育てなければいけませんから収穫に至った経験はありませ
ん。 「あんたにあげようと思って今苗を育てているところだ。 この鉢もつけてあげるから持ち帰って育ててみてくれ。」と言
われれば後には引けないでしょう。                                         ・

 

そんなことで不器用ながらもう1度育ててみることにしました。 何しろノウハウが全くありません。 苗を買ってきて、その辺
りにある肥しをばら撒いて水を切らさなければ育つんだろうくらいに考えていました。 しかしお話しを伺うと、どうやらそんな
程度の知識では成功はおぼつかないようです。                                    ・

まずは肥し。 もちろん肥料の3要素は知っています。 ですが、「肥料は与えればいいってもんじゃない。 3要素の比率が大
事なんだ。」といいます。 「チッソ分が多いと葉っぱや茎だけが大きく育って実が成らない。 実を育てるにはリン酸んの比率
が高い肥料が必要だ。」と聞いて、今まで失敗してきた要因はここにもあったかと気が付きました。 チコちゃんに「ボーッと生
きてんじゃねぇ!」と叱られてしまいそうな無知加減。                                ・

花芽が付いたらその下にある葉は切り取らなければいけない。 花芽に栄養を回す手法なんだそうです。 いい実を育てるために
は1本の軸に栄養を集中させる。 そのために脇芽は全部切り取れ。 軸が長く育つ限り秋口まで収穫できる。 実を収穫してし
まった軸はズボンをずらすようにどんどん下におろす。 そのためには軸は螺旋状に巻いておく。             ・

こんなところまで教わって適当な肥料を探し、脇芽や下葉を欠きながら育て始めています。 今は梅雨の真っ盛りで、順調に育っ
ているように見えますが、盛夏になるときっと病気対策も必要になるでしょう。 害虫はどのように駆除するのか、自分で育てる
ものである以上、農薬には頼りたくないし、これから教わらなければいけないことが沢山ありそうです。 そんなことで、頼りッ
きりながら、ほゞ諦めていた『ベランダ菜園』でトマト作りに再トライしているところです。               ・
















































6月17日



減量作戦

今年も定期健康診断を受けました。 毎年誕生月に近くの病院で『人間ドック』を受けることにしています。 結論からいえば数
値的には特に問題になるようなものはありませんでした。 ただ、2本の内1本に潜血があるということで、改めて大腸ファイバ
ーの案内があります。 過去に何度も潜血があり、その度にチェックしてきましたが、今までは小さいポリープはあるものの特に
異常は認められませんでした。 今回はどうでしょうか? 『菩薩様』がそういう病気で逝っただけに、過敏になっています。・

もう1点、「胴回りが86cmですね。 メタボの範囲に入っています。」と言われました。 いわれるまでもなく、このところ
胴回りが大きくなってきたことを自認しています。 先日頂いた『地区運動会』の写真に写っていた私はみっともないくらいの『
小太り』でしたし、今年はズボンを何本も直しました。 かなり深刻な状況になっています。               ・

そこで最近のことですが、意を決して『減量作戦』を始めました。 毎日ではありませんが、『週に4〜5回は7km〜10km
歩く』、これはこのところずっと続けています。 ただ、それでも体重は微増を続けています。 そこでいよいよ決意しました。
『間食は一切しない。』『晩酌は週1回に止める。』 これでどうだ! その上で『計るだけダイエット』の記録を残す。 5月
には65kg台後半でしたので、当面の目標としてはコンスタントに63kg維持としておきました。 今6月半ばですが、何と
か64kgを切るところまで漕ぎ着けました。 ただ、まだまだ変動が大きいです。                   ・

『週1回の晩酌』はかなり辛いです。 何によらず意志が強い方ではありませんからね。 でも一旦手を伸ばしてしまうと堰を切
ってしまいますから、ウ〜ン! 何とか頑張っています。 餌としては、『土曜日にはちょっと豪華に食事を作って晩酌を楽しむ
』です。 平生は余り口にしないもの、例えば『お刺身』とか『天婦羅』とか、そんなものを作る。 その楽しみを餌にして減酒
に取り組むようにしました。 断酒ではありません。 だって、あれもこれも我慢して禁欲の生活を続けることにどんな意味があ
るだろうかと思ってしまいますもんね。 残り少ない人生だもの、せめて少しは楽しみがなくっちゃ。           ・

先週の土曜日には久しぶりに『小いわし』のお刺身を作りました。 それに先日残しておいた『小カレイ』の唐揚げと『野菜の天
婦羅』にしました。 かなりたっぷりと作りました。 『小イワシ』のお刺身は『菩薩流』で、大葉や茗荷、生姜といった香味野
菜を微塵切りにしてお刺身と混ぜ合わせて盛り付けました。 『天婦羅』は旬のナス、蓮根、カボチャです。 ついうっかりとサ
ツマイモを揚げるのを忘れてしまいました。                                     ・

   

『天婦羅』は油をたっぷりと吸っていますから、結構カロリーが高いです。 それで今朝は少し体重が増えているんじゃないかと
心配しましたが、何とか現時点での目論見値をクリアしていました。 さて今日から暫く禁欲生活に戻ります。 夏が終わるころ
にはすっきりした身体に戻すことができるでしょうか。                                ・










































6月13日


懐かしい味

昨日、ウォーキングを兼ねて仏壇に供える花を買いに出掛けました。 楽々園まで、道のりは往復約10km、途中にJAの産直
市があります。 新鮮な野菜をふんだんに扱っていますので、いつもの事ですがフラリと立ち寄ってみました。 時期が時期です
からいろいろあります。 旬の野菜だと今は『小松菜』『キャベツ』、それに『空豆』ですかね。 何れも青々としていて美味し
そうです。 それに『スナップ豌豆』も旬ですね。                                  ・

それから片隅にある鮮魚のコーナーも覗いてみました。 ここには地物の小魚が置いてあります。 結構珍しいというか一般のマ
ーケットではめったに見ないものがありますね。 先日はハゼを買って、開いて『天婦羅』にしました。 置いてあるものは随分
気まぐれですが、『イシモチ』とか『虎ハゼ』とか『巻貝』などを見ることもあります。                 ・

今日は『小カレイ』が置いてありした。 体長15cm程度、とても小さなカレイでした。 ただ、これはたぶん余り大きく成長
しない種類のものだと思います。 これを眺めながら、ふと若いころを思い出しました。 私の故郷、岡山県ではこういった小魚
・雑魚がふんだんに獲れました。 そして行商人が自転車で売って歩いてきました。 最近では埋め立てが進んでそういう小魚の
生息地が少なくなったのか、そんな小魚を獲ったとしても幾らもお金にならないからか、そういう食文化を持った故郷でも雑魚を
見ることは少なくなっています。                                          ・

話しを『小カレイ』に戻します。 故郷ではカレイではなく、『あまて』をよく食べました。 成魚が15cmかそこらのサイズ
ですが、なかなか美味しい魚でした。 『菩薩様』が拵えた私たちの最初の夕食はこの『あまて』の煮付けでした。 狭苦しいボ
ロ屋でしたが向かい合って食べる夕食は楽しかったなぁ。 そのことをこの『小カレイ』を見ながら懐かしく思い出しました。・
そこでついこの『小カレイ』に手を伸ばしてしまいました。 『大根』や『スナップ豌豆』も欲しかったので一緒に買って持ち帰
り、冷蔵庫に納めて改めてウォーキングに出掛けました。 懐かしさの余りの衝動買いでした。              ・

 

さてこれをどのように食べるか? まぁ『煮つけ』か『から揚げ』か、そんなところでしょうね。 『から揚げ』で焼酎のロック
を傾けるというのはかなりいいんじゃないでしょうか。 ところが私は最近ウェートコントロールに取り組んでいて、晩酌を控え
ています。 週末にちょこっと豪華に夕食を拵えて・・・これを楽しみに1週間を生きています。 そんなことで、『から揚げ』
は週末に譲って今日は『煮つけ』にしました。                                    ・

 

ハラワタを出し、鱗を形ばかりに打って背に十文字に切り込みを入れ、『サンマ皿』に並べて『菩薩流そばつゆ』を大匙1杯、ラ
ップで『落し蓋』をして電子レンジ600wで1分30秒。 減塩仕様ですからちょっと物足りなさはありますが、『菩薩様』と
の所帯の始まりを懐かしみながら美味しくいただきました。                              ・
















































6月 6日



ご同輩・・・くれぐれも『架空請求』にご用心

逝ってから5年半も経つのに、『菩薩様』は今だに債務に追いまくられているようです。 おいたわしや。 先日『菩薩様』宛に
こんな葉書が届きました。 これで確か3回目だったと思います。 『法務省管轄局、 民間訴訟告知センター』からのもので、
内容は「あなたの『債務不履行』により民事訴訟として訴状が提出された。 取り下げ最終期日を経て訴訟を開始する。 連絡が
なければ強制執行に移行する。 裁判取り下げなどの相談は下記へ。」 そして取り下げ最終期日が記されています。    ・

 

一見恐ろしそうな文面ではありますが、大体こんな内容のものが葉書1枚で届くはずはないし、債務の確認もなく、原告側の主張
が全面的に受理されるはずもない。 『民間訴訟告知センター?』 まことしやかな名称ですが何とも胡散臭い。 ましてや訴訟
に関することを民間に委託するはずもない。 そう考えてネットで検索してみました。                  ・

直ちにヒット。 法務省は言っています。 「当省には全く関係ありません。 絶対に連絡先に電話しないで『消費生活センター
』か警察に連絡してください。」 実際に多額の金銭的被害が発生しているようです。 最初の1枚を受け取った時、「こんなバ
カなことがあるはずはない。 でも被害があるんじゃないかと考えて『消費生活センター』へ確認してみました。      ・

『消費生活センター』も心得たもので、途中で話を遮り、「こんな内容でしょう? 最近被害が増えています。 気を付けて騙さ
れないようにして下さい。」と言ってました。 「電話をすると弁護士を名乗る人物が対応し、訴訟費用だの弁済だのと金銭を要
求する『架空請求』、詐欺です。」とも。                                      ・

狙われるのは判断力が鈍った私たちのような老人でしょう。 私たちは訴訟慣れをしていませんから、民事訴訟だの強制執行だの
と言われると狼狽えてしまいます。 それに『取り下げ最終期日』の直前に届くように仕組まれていて冷静に考えるいとまを与え
ません。 心理的不安をあおる巧みな手口ですのでくれぐれもご用心なさってください。 絶対に電話をしないで、先ずは警察か
『消費生活センター』へ連絡をしましょう。                                     ・























































6月 1日


『後期高齢者』に向けてカウントダウン

6月1日は私の74回目の誕生日でした。 そしていよいよ『後期高齢者』に向けてのカウントダウンが始まりました。 何だか
「想像できない歳になってしまったなぁ。」と思います。 沢山のお祝いメッセージが届きました。 一部を紹介します。 先ず
はセルビアンガールから。                                             ・

Hi Masato san, HAPPY BIRTHDAY!!! I wish you that this year you finally learn how to play the guitar and that you ...
finally become satisfied with your level of English, because it really is great. I also wish that you always have ..
your dear friends and family around. Cheers with Shochu and Rakia.
「誕生日おめでとう。 今年はギターと英語を最終的に完成させよ。 友達や家族を大切にな。 焼酎とラキアで乾杯!」こんな
ことを言っています。 『ラキア』とは・・・あの地域の醸造酒。 果実から作る。 アルコール分42%の強烈な旨酒。  ・

次はアメリカ、メリーランド州のニックから。 今年は確か80歳。 現役のコンピューターエンジニア。 今もロシアの若者に
プログラミングを教えている。 長く返信がないなぁと思っていたら「カリフォルニアでテニスの試合があった。」とか。 今も
ほぼ毎日トレーニングに励んでいる。 彼の文章は極めて格調が高い。 その上長い。 いつも混乱させられる。      ・

Happy birthday Masato. Wonderul guide and companion to me over a memorable two days experiencing Hiroshima-the Peace
Memorial and Museum-and then Miyajima Island with an unusual approach by a small boat right to the gates and exten-
sive walking and visits to many temples and shrines.
「気の合ったいいガイドだったよ。 特に『大鳥居遊覧』は興味深かったなぁ。 お宮やお寺もあちこち歩いたし心に残る2日間
だったよ。」と旅の思い出を綴っています。                                     ・

次は『菩薩様』の親友から。 『菩薩様』が逝った後も時々メールをしたり長話をしたり。 匂うような美人だった。 過去形に
なると「今はどうなのよ?」と詰められそうだけど、往時の美しさは言語を絶する。                   ・

お誕生日おめでとうございます。 昭和、平成、来年はどんな年号になるのか分からないけど昭和も平成も長かったのに3つの年
号を跨いで生きたことになるって凄い!と思いません? だから来年も元気でいきましょうね。 もうすぐ梅雨入り、鬱陶しい毎
日が始まります。 お身体に気を付けて日々過ごしてください。                            ・

その他には短いメッセージがワシントンDC、オハイオ、デンマーク、イスラエル、ポーランド、地元広島等々。 その割に家族
からは何の反応もなかった。 愛されざる存在なのか、忘れられた存在なのか。                     ・

誕生日に当たって・・・これは新年の決意と同じだけど、セルビアンガールが言うようにやはり英語とギターですね。 それと身
体が壊れたところをしっかりと治さなければいけない。 体重3kg減も喫緊の課題ですね。 体調によりけりだけど、今年は海
外旅行もしてみたい。 こんなところですかね。                                   ・


















































5月30日


ボランティア・ガイドが終わりました


今回のお客様はDanishでした。 デンマークの第2の都市オーゼンセにお住いの若いカップルで、4月30日にご案内した
若い3人連れのDanishから私を紹介されたとフェースブックを通じて依頼が来ていました。 ただ、その後のメールのやり
取りには少し気がかりなことが。                                          ・

メールで感情が読み取れるかというと、あくまで私見ですが、「あります。」 この人達のメールからは何となく高揚感が伝わっ
てきませんでした。 そのことを敏感に感じ取っていましたが、彼らもまた私のその不安を感じ取っていたのかも知れません。・
広島駅中央改札口でお目にかかったときからどうもうまく話が噛み合わないように感じて仕方がありませんでした。     ・

駅前地下の椅子に座って地図を広げて今日の予定をご説明したのですが、「広島の前の観光地はどこだったのか?」という質問が
なかなか伝わらず、私の心の中に英会話コンプレックスが広がり、それが益々状況を悪化させたように思います。 心の動きとい
うものはまことに微妙なものです。                                         ・

その上お連れした『縮景園』にも『広島城外周』にも『平和公園』にも殆ど無感動で、ご両人は母国語でしきりと何か話しながら
ただ案内について歩いて来るだけという感じでした。 気遣って度々、「お疲れですか?」とお尋ねしたことでした。 感動を示
して頂いたのは『縮景園』での鯉の餌やり、この時は歓声を上げながら楽しんでおられました。 それから昼食の『お好み村』。
「もしガイドがいなかったらここには辿り着けなかった。」とは感謝されましたが。                   ・

『原爆の子の像』を説明した後で、2人はトイレにたたれました。 「さぁ、これから『平和の灯』『慰霊碑』を経由して最後の
『原爆資料館』だなぁ。」とお待ちしていたら、戻ってこられて「アポイントが入った。 ホテルに戻ってスカイプで母親と話さ
なければならない。」と別れていかれました。                                    ・

   

思い過ごしかも知れませんが、私にとっては何とも後味の悪いガイドとなりました。 自分の治療のために暫くガイドを取らない
でいて、そのために少し感覚が鈍っていたとも考えられます。 そんなことで、今回は盛り上がった瞬間の写真だけを載せること
にしました。                                                   ・




























































5月27日


『書見台』or『読書台』

玄関わきの礎石に『平成2年2月竣工』とあります。 終の棲家と定めてここに移り住んで28年になりました。 当時、周辺は
耕作放棄地が多く、ご近所には老人ばかり、近代的なマンションがいきなり場違いな場所に出現した感じでした。 それも決して
悪いことではなく、また目の前に広がる広島湾の眺めは素晴らしく、「いいところに住んだなぁ。」と思ったものでした。  ・

移り住むと同時にマンションの住民こぞって当地の『田家町内会』に加入しました。 地名からしてどういう歴史の土地柄か想像
ができるでしょう。 それはそれとして、マンションで新たに町内会を作ることもできたのですが、やはり地域の人達との交流が
大切と考える人が多く、この土地の仲間に入れて頂いたのでした。                           ・

だがしかし・・・私は地域活動に余り熱心ではありませんでした。 年齢も年齢でしたので、地域の活動に目を向ける時間が少な
く、またshyな性格からなかなか土地の人達に溶け込めないでいました。 もちろん年2回の清掃活動には欠かさず参加してき
ましたが、まぁ、義務的だったといえます。 しかして土地の人達と交わるということは殆どありませんでした。      ・

さて、この度のマンション管理組合役員の交代に関して・・・私は過去3回理事長(副理事長1回)を務めてきました。 別に望
んだ訳ではありませんが、まぁ押し切られてきました。 皆さんどちらかと言えば「避けたい。」とお思いでしょうから結局押し
が弱い者の所に回って来ることになるのでしょう。 そこで今回はいち早く無任所の理事に手を上げました。 ところが結局『あ
みだくじ』になり、一番やりたくなかった副理事長に当たってしまいました。 私は本当にくじ運の悪い男です。      ・

なぜ副理事長を避けたいか? それは副理事長が町内会の副会長を兼ねるからです。 前述したように私は長い間地域の方との関
係を温めてきませんでしたし、またこういう人付き合いがとても苦手です。 しかしくじ運はいつも私を望まない方向に導くので
す。 しかもです。 その副会長の役割の中で、これも最もやりたくなかった『保健体育担当』にも当たってしまいました。 ・

『保健体育委員』のメインイベントは『地区運動会』のお世話です。 もちろん『地区運動会』に参加したこともなく、全く経験
がありませんでしたし、地域の方々との接点がありませんでしたからともかく困惑しました。 このような中、前町内会長から「
引き継ぐ事項があるので、空メールを送って欲しい。」と依頼がありました。 早速メールをお送りしたところ、署名に添付して
あるURLをご覧になって、「あの歳で自分のホームページを持って様々発信している面白い奴がいる。」と噂になり、これが地
域の方との交流のきっかけとなっていきました。                                   ・

そしてこういう人とも親しくお話しができるようになりました。 この人は前々町内会長で、ご自分もホームページを作りたいと
考えておられます。 『物づくり』がお好きな方で、写真のような『書見台』を作っておられます。 『39堂製作所』『読書台
つる』。 『39堂』とは39年間部品メーカーに勤めてきた記念から命名、『つる』とは、『書見台』のアームが『鶴』の首に
似ているからでしょう。 「実はホームページを作ってこの『読書台』を紹介しできれば販売したい。」という夢をお持ちです。
『持ち運びが簡単』というのが売りで、図書館で読書をすることが多いことから出てきたアイディアだといいます。     ・

   

同じ『終楽章』を生きる1人として、こういう夢を持って若々しく生きていく人はとても好きですしもちろん応援も厭いません。
ホームページ作りにも私の力の及ぶ限りお手伝いをします。 彼はこれを『書見台』とは言わず、『読書台』と言っています。・
一般的ではありませんが、まぁ何か理由があるのでしょう。 このような機会を経て『地区運動会』の70歳以上のゲームにも快
く参加して頂くことができました。                                         ・

こうして私の心、地域の方々を見る目は少しづつ替わり始めています。 そのことをこのような方々との交流を通じて実感し始め
ています。 地域のお世話をしなければならなくなったとき、ともかくとても嫌だったですが、「いやいや、これが何か新しい展
開に繋がるかもしれないのだから。」と腹をくくりました。 お蔭で『地区運動会』も恙無く終わり、今では地域の方々に気軽に
声かけをしながら淡々と勤めを果たしています。 さて回覧物の整理をしなくては。                   ・





































































5月20日


地区運動会が終わりました

いい天気に恵まれました。 いや、恵まれ過ぎたかも・・・日差しがとても強く、「あぁサングラスが欲しい。」と思いました。
今日20日、我が町内の運動会がありました。 地御前地区の30の町内会が4つに分かれて競い合います。 私は今年が初参加
だったのですが、保健体育担当委員に任命され、しかも審判員を務めることになって、この強い日差しの中、終始グランドに立ち
通しでした。                                                   ・

数回に及ぶ打ち合わせ、そして昨日の事前準備を経てやっとここにたどり着き、恙無く終わった、「めでたし、めでたし」という
感じでした。 新参者の私は終始戸惑っておりましたが、皆さん手慣れたもので、10数張りのテントもあっという間に立ち並び
用具もどんどん整って、本日の競技も滞りなく進み「なるほど、これが40年の歴史というものか。」と感心したりしました。・

 

結構盛り上がります。 小学生から私の年代まで、老いも若きも頂点を目指して誠に真剣に頑張りました。 そして最後の最後に
ミラクルが起こりました。 上位3チームが接戦で、ほぼ10点差で並んでいました。 私の地域のチームは3位、ほぼ優勝の可
能性はありませんでした。 何年も優勝を続けてきた最強のチームでしたが、遂に途切れたかと誰しもが諦たようでした。  ・

女子年代別リレーが最後の競技となりました。 私の地域が優勝するためにはともかくこのゲームに勝つこと、そして今まで蚊帳
の外だったチームが2位に入ること、これしか目がありませんでした。 低学年からのスタート、そして老人グループにバトンが
渡った時にはビリを争う状況で、「あぁとてもダメだ。」と諦めたものした。                      ・

ところが高学年に入って1人の天才少女がとんでもない快走を見せ、2人を追い抜いばかりでなく2位以下を半周も引き離してし
まいました。 そしてそのまま後続が全員で余裕のゴール。 しかも蚊帳の外だったチームがあろうことか2位に入ってしまいま
した。 そして得点発表、奇跡の逆転優勝ということになりました。 この感動的な出来事に老若男女手を取り合って喜びあう姿
に、これぞ地域の交わりとこの大会の意義を実感したことでした。                           ・

 

後片付も終わって、競技役員全員が集会所に集まって反省会をしました。 反省会というか慰労会というか、ぶっちゃけていうと
飲み会でした。 「あのミラクルは誰が仕掛けたものなのか?」という話で盛り上がり、「あれは地御前神社の宮司さんのご祈念
のお蔭(宮司さんは我がチーム、しかも飲み会のメンバー)。」といって笑い、「いやいや、子供会会長さんの天才少女スカウト
のお蔭。」と笑い合いながら、「優勝してこその旨酒。」と真面目に〆て全員で記念写真を撮りました。          ・










































5月14日


『こしあぶら』・・・天婦羅

『こしあぶら』ってご存知でしょうか? 『たらの芽』はとても有名な山菜で『山菜の王様』と呼ばれています。 『こしあぶら
』は一方の雄で『山菜の女王』とも呼ばれていますが、私は『こしあぶら』に軍配を上げます。 見た目も食感もとてもやわらか
でこれを見るたびに「春だなぁ!」と感じます。 もっともとてもレアな山菜で滅多にお目にかかることはありません。   ・

ご近所の、いつもは山荘で暮らしている方から『こしあぶら』を頂きました。 嬉しかったですね。 量も結構ありました。 食
べ方はやはり『天婦羅』でしょう。 そこで早速準備に取り掛かったのですが、『天婦羅粉』が乏しいことに気が付きました。・
平素『天婦羅』を作って食べることは滅多にありませんから、ついついうっかりしていました。              ・

そこで早速マーケットに走り買い足しておきました。 ついでに茄子、カボチャ、それに海老も買ってきて早速『天婦羅』作りに
取り掛かりました。 海老は皮を取り腹から開いて背ワタを取り除きキッチンペーパーでしっかりと水切りをします。 他の食材
も適当な大きさに切って同じく水切りをしておきます。 これが野菜庫に残しておいた最後の『こしあぶら』で残念ながら少し黒
ずんでしまっていました。                                             ・

 

出来上がりはこんな具合でした。 海老がショボかったですね。 奮発して姿のいいものを買えばよかったのですが、根っこのと
ころがケチ臭くできていますので、こうして後になって後悔することが多いです。 さて『こしあぶら』ですが、ホロホロと口の
中で砕けて春の香りを運んできます。 この感触が何とも・・・ 『天婦羅』は暖かいうちが一番。 全てを準備しておいて焼酎
の湯割りを傾けながら熱々の『山菜の女王』を楽しみました。                             ・


『禁じられた遊び』

海老の天婦羅をほうばりながら、ふと思い出しました。 「私の『禁じられた遊び』の楽譜を写真に撮って持ち帰った『若い友人
』はどうしているだろう?」 彼のギターはアコースティックで、こういう曲を弾くことはないようですが、私が酔っぱらって奏
でた『禁じられた遊び』にひどく心を動かされたようで、どうやらトライして見る積りになったようでした。        ・

なんで海老の天婦羅をほうばりながら彼を思い出したのか、実は彼は海老に強いアレルギーを持っていて、近くに海老の料理があ
るだけで敏感に反応してしまうようです。 従って『黄昏亭』にお招きする時には決して海老の料理は出しませんし、例えば合わ
せ出汁だと内容物を必ずチェックします。 そんなことがあって、「久しぶりにやってこないかな。」などと考えながらメールを
送ってみました。                                                 ・

暫くして返信がありました。 相変わらずお忙しいようです。 「また時間が取れそうなときに連絡します。 連休疲れを引きず
りながらバタバタしていてギターにも触れないでいます。 従って『禁じられた遊び』は全く弾けていません。」とありました。
ま、それはそれとして近いうちに『黄昏亭』にもふらりと立ち寄ってください。                     ・

















































































5月10日


『わらび』を頂きました

町内の方から『わらび』を頂きましたので、ちょっと考えて『鶏と根菜の煮物』に『煮びたし』た『わらび』をアレンジしてみま
した。 色合いもよく、味もまずまずのかなりいい料理ができましたので、これで野球を見ながら芋焼酎の湯割りをを楽しみまし
た。 季節のものを有難うございました。                                      ・

 

頂いた『わらび』は綺麗に洗って軸の固い部分は切り落とし『洗い桶』に並べます。 量は一掴みにできないほどありましたので
これに『重曹』を大匙1杯強振りかけ、全体にまんべんなく熱湯を注ぎ灰汁抜きをします。 これで5分弱、グリーンが際立った
ところで引き揚げて冷水に晒します。 灰汁抜きはこれで十分です。 長く浸すと柔らかくなってしまいます。 あえていえば少
し苦みが残るくらいが本来の『わらび』の風味ではないかと思います。                         ・

だし汁と『菩薩流そばつゆ』を混ぜ合わせ沸騰させて火を止めます。 灰汁抜きが終わった『わらび』は適当な長さに切り、沸騰
させた『だし汁』に十分な時間浸します。 これで準備完了、後は別に煮た根菜を器に盛って『わらび』をアレンジしました。・
如何でしょうか? あえて言えば、折角煮たのに牛蒡を付け合わすのを忘れてしまいました。 なお、この料理は全て電子レンジ
で調理しました。                                                 ・

























































5月  8日


『ベッド』を購入しました


この度『ベッド』を購入することにしました。 『何故』って事なのですが、ザックリ言って理由は次の2つです。 今まで使っ
ていた『ベッド』は息子が使っていた『簡易ベッド』のお下がりで、梯子を使って上り下りする老人にとっては何とも厄介なもの
でした。 しかも床の部分は1枚の薄い板敷で、その上に布団を敷いて休んでいました。 寒い時期には布団の下にアルミシート
を敷いて耐えてきました。                                             ・

板敷の下の空間にはたちまち不要なものを倉庫代わりに収納できる便利さはありましたが、齢を重ねると、よくある話ですが転落
による骨折が心配になります。 現に1度ステップから脚を踏み外し尻餅をついたことがありました。 よく聞く話ですが、老人
の転倒、大腿骨骨折、長期入院、急激な老齢化、痴呆、そしてほどなく死亡というのは現実によくある話です。 「そうはなりた
くない」といいうのが第一の理由です。                                       ・

もう一つの理由は『ベッド』が身体に合ってなくて睡眠不足になっているのではないかという懸念です。 昼間、例えばこのよう
にパソコンの前に座って作業をしながら眠りに落ちてしまうことがよくあります。 頭を垂れて1時間近くも意識を失っているこ
とがあります。 特に深刻なのは車に乗っていて時に意識を失って(多分極めて短時間)しまうことです。 これは怖い。 そこ
で『睡眠時無呼吸症候群』を疑い簡易検査を受けました。 もしそうなら治療をすればこの問題は解決すると思っていましたが、
ドクターが言うには「あなたの年齢でこんなに綺麗に呼吸が整っているのはとても珍しい。 所見は全くありません。」なのだそ
うです。 「だったらこの眠さはどこから来ているのでしょうか?」 ますます分からなくなりました。 そこで、「ではどんな
治療が考えられますか?」とお尋ねすると、「さぁ、分かりませんね。 精神科にでも行ってみたら。」というすげないご返事で
した。                                                      ・

しかしてこれが第二の理由です。 つまり、「まともな『ベッド』で眠っていない精で睡眠不足になっているのではないか?」と
そんなことに思い至ったということです。 思わぬ出費になりました。 暫くは『粥』を啜りながらひもじさに耐えることになり
そうです。                                                    ・

ところで一口に『ベッド』といってもその選択はなかなか一筋縄にはいきません。 ましてや寝床を確保するだけでなく『寝心地
』まで追求しなければなりませんから、その選択にはとても苦労しました。 世の中には『フランスベッド』とか『シモンズベッ
ド』とか有名メーカーが目白押しですし、『ニトリ』なんかに行けば更に多様な価格の『ベッド』が溢れています。 そして、そ
の中からベストなものを選び出すのは至難の業といえます。                              ・

そこで『物知り』の友人に尋ねてみました。 彼は「以前は私も家内も『東京スプリング』のものを使っていました。 でも今は
私は『テンピュール』に変えています。 『テンピュール』はNASAが宇宙ロケットに使う体圧吸収素材で、重力と圧力を均一
に分散させることができる優れものです。 なかなか快適です。」といいます。 これで選択肢がまた1つ増えてしまいました。

ところが『テンピュール』の『ベッド』は想像を絶するお値段、私にはとても手が出ません。 でもその時心に残った言葉、「『
東京スプリング』は少し硬めだけれど寝返りも打ちやすいし、とても寝心地がいいと家内は愛用しています。」 そこでインター
ネットで検索してみました。 ヒットした大阪の某大手寝具取扱店は言います。 「ありとあらゆるベッドを分解し、うたい文句
と比較しているが、中にはひどいものも多い。」とありました。 そこで店長と直接電話で話してみました。        ・

お勧めは『東京スプリング』だといいます。 「とくに『アワーグラス・アールグレイ』の寝心地は抜群です。 私も店員も使っ
ています。」と勧めてくれました。 ちなみに『テンピュール』は?とお聞きすると、「当初はかなり売れたようですが、今は殆
ど売れていません。 薄いマットや枕が病院等で使われたようですが、一巡し今は下火です。」 「欠点は通気性です。 更に低
反発で寝返りが打ちにくい欠点があります。」 「お勧めの『ベッド』は、今の技術では『ポケットコイル』を使ったものが一番
です。 『東京スプリング』の『ポケットコイル』は形状も加工技術も優れています。」といいます。           ・

しかして、「人生の三分の一は睡眠、いいベッドを選ぶべきです。」という友人の言葉に促され、また寝具店店長の進言を信じて
『東京スプリング』の最高級品『アワーグラス・アールグレイ』に決めました。 今週末にはフレームともども我が家に届く予定
です。 高いお買い物にはなりましたが、それ故に尚のこと快適な目覚めを期待しています。               ・


















































4月23日


あくまで個人的で身勝手な私の思い

私は(何にもよらずですが)、特に音楽に関しては好みが偏っています。 ベートーヴェンやモーツァルト、チャイコフスキーと
いった著名作曲家の交響曲やコンチェルトは大好きで(全部ではない。 それがまた拘りの所以なのです)時にCDを聴きながら
涙することもありますが、マイナーな作曲家の作品や現代音楽は生理的に受け付けません。 そんな理由からこのところ音楽鑑賞
に関して悩みが多いのです。                                            ・

お話ししたように私は『広響の定期会員』です。 年26000円を支払って会員になり、年間10回の定期演奏会と4回のディ
スカバリーシリーズ演奏会(別に12000円が必要)を拝聴しています。 また好きな曲ですと地域演奏会を聴きに行くことも
あります。 『チャイコフスキー交響曲6番』をわざわざ福山『リーデンローズ』まで聴きに出かけたこともありました。  ・

そんな中で『悩み』というのはそのプログラムです。 もちろん毎回個人の好みに合わせて有名曲がプログラミングされるわけで
はありません。 そのことはよく分かっているのですが、このところその編成に少なからず疑問を持っています。 よくあること
ですが、指揮者や曲目解説者が言い訳じみたことをいいだす曲には???が多いです。 最近そういう曲が余りにも多すぎると思
っています。                                                   ・

「だったら好きな曲だけ聴きに行ったらいいじゃないか!」と言われそうですが、定期会員である以上、行こうが行くまいが料金
に変わりはないわけで、従ってやはり毎回聴きに出掛けることになります。 そしてその多くは余り愉快ではない気持ちで帰路に
つくことになります。 今年のプログラムには全般的にその傾向があります。 音楽監督自らが、「私はメジャーな作曲家のマイ
ナーな曲を演奏するのが好きなんです。」とおっしゃっりなげら演奏されるような曲には大体拒絶反応を起こしてしまいます。・

今回の定期演奏会の演奏曲はブルックナーの『交響曲6番』でした。 曲目解説者のプログラムノートには随所に『言い訳』が見
られました。 マイナーな曲というのは長きにわたって多くの人々に受け入れて貰えなかったからマイナーな訳で、従って私には
とても共感できず、
終始ふくれっ面で聴いておりました。                               ・

ところが終演と同時に『ブラボー』が飛び、熱烈な拍手が巻き起こりました。 この人達はよほどの音楽通なのか奏者に対する労
いなのか、でも私はその空気の中にいたたまれず早々に会場を後にしました。 心底クラシックファンと言えるのは、広い心であ
らゆる作曲家のあらゆる楽曲を受け入れ、理解し楽しまれる方々なのでしょうか。 とすると、私は『定期会員』の資格がないの
かも知れません。 しかして「このままここに止まるべきなのか?」 それが私の現今の悩みなのです。          ・

「あぁ何かお口直しが欲しい。」などと思っていたところ翌日になって広響のビオラ奏者から「室内楽の演奏会があります。 お
出でになりませんか?」とお誘いがありました。 広響のメンバーの演奏会『春の室内楽』で、フルメリ:『田園組曲』、モーツ
ァルト:『フルート四重奏曲1番』、ベートーヴェン:『七重奏曲』だといいます。 早速「チケットをお願いします。」と返信
しました。                                                    ・

そして最近のはやり言葉で言えば、『癒される!!』、そんな気持ちでオーケストラ練習場(アステールプラザ内)を後にしまし
た。 そして「いっそ『定期会員』はご辞退し、有名曲が演奏されることが多い広響の地方演奏会(廿日市、呉など)と『室内楽
』中心に切り替えたらどうだろう。」などと考えながら家路を歩いたことでした。                    ・