11月 8日



嬉しいな

今朝故郷の妹からみかん箱1杯の『富有柿』が届きました。 柿は私の大好物ですので、とても嬉しかったで
すね。 年によって作不作があるようで、量だけでなく大きさも随分変わるようですが、どうやら今年の作柄
はとてもいいようです。                                     ・

早速息子と娘のところに持って行ってやり、私の食い分は冷蔵庫に保存しています。 妹が言うには「常温だ
とすぐに柔らかくなるので、出来るだけ早く冷蔵保存した方がよい。」そうですので仰せのように。 もしこ
の柿を冷蔵ではなく『冷凍保存』したらどうなるだろうか? ものは試しで1つ2つ試してみようと思ってい
ます。                                             ・




































11月 6日



1つ解決した

私が『菩薩様』から台所を引き継いで丁度10年になります。 「ここは私の城なんだから、勝手に入らない
で!」とよく叱られたものです。 従って台所にどんなものがあるのか余りよく知らないできました。 しか
しあずかってみると、流石は主婦ですね、足りないものはまずありませんでした。           ・

それどころか、棚や引き出しの奥から、また倉庫に使っている部屋からも見たことがないものがぞろぞろと出
てきます。 大きなもので分かりやすかったものは直径が1mもある『大ざる』ですね。 平たい形状をして
いるのが2枚ありました。 よく友達と『松前漬』を作っていましたが、特に具材の中で歯ごたえをよくする
『干し大根』を担当していたようでした。 薄く切った『干し大根』を生乾きのうちにクルクルと丸めて作っ
ていたようですが、その大根を干すために使っていたのでしょう。                  ・

その他に『押し寿司』の『押し型』は最近棚の最上段の奥の奥から出てきました。 『サバ寿司用』と『小魚
用』、それに『岩国寿司』でも作るのかかなり大形の『押し型』もありましたし、『にぎり寿司』用のものも
出てきました。 暫く考えさせられたのは電子レンジでご飯を炊く、『土鍋』です。 従妹に教えて貰ってそ
れと知ったのですが、やってみるとちゃんとホックリご飯が出来上がりました。 でも、何のためにこれが必
要だったのか、そこは今となっては知る由もありません。                      ・

いまだに分からないものが3つあります。 仏具の『団扇太鼓』のような形状をしていて、太鼓の皮の部分が
細かい網目になっているもの、柄のついたステンレス製の笊なのですが、笊にしては目が荒く、しかも網目の
部分が伸縮自在になっているもの、それに網状の籠のようなもので、中に何かを入れて吊るすようになってい
るもの。 うまく説明できないので写真を載せておきます。 汚い台所で申し訳ありませんが、確認してみて
下さい。                                            ・

 


このうちやっと1つが解決しました。 私は『天婦羅』が好きで、小魚の『天婦羅』や根菜の『かき揚げ』を
よく作ります。 また、『カレー』や『けんちょう』を作るときにはフライパンや鍋で具材をあらかじめ炒め
ておいてそれから煮込んだりします。 余談になりますが、茄子やしめじを鶏肉と一緒に炒めてカレーを作る
とワンランク上の『カレー』が出来上がります。                          ・

そんな時、いつも困るのは油の飛び散りです。 レンジばかりでなく、床まで油まみれになるという感じで後
始末に往生しますし、時々顔面攻撃も喰らいます。 ところが先日ユーチューブで料理番組を見ていたら素晴
らしいニュースがありました。 「最近ではこんなアイテムがある。」といって紹介していたのが『団扇太鼓
』に似たアレです。 どんなものだろうとホームセンターで探していたら『油はねガード』という商品に行き
当たりました。 そこで気が付きました。 「まてまて、そんなものなら確か台所にあったぞ。」と調べてみ
たら、まさに使途不明の中の1つでした。                             ・

「それならば」と早速使ってみました。 全く『とびはね』がないことはありませんが、相当に効果が高いで
す。 レンジに少量の細かい油の粒は飛んでいますが、台所中が油まみれということはありません。 それに
してもです。 番組では最近開発されたように紹介していましたが、少なくとも10年前には『菩薩様』は既
にこのアイテムを使っていたという事で、流石台所用品には目が高かったようです。          ・

残るは写真の後ろ側に映っている2つです。 そこでフィリピンの主婦に尋ねてみました。 「それは麺類の
水きりに使うのではないか?」といいます。 でもこれに麺を入れると全部下に落ちてしまうぞ。 「野菜の
水きりに使うのではないか?」 それはあるかも知れない。 でもそれだとネットの部分が伸縮自在である必
要はなさそう。 右側の籠様のものと合わせてもう少し研究してみましょう。             ・












































11月 1日



『第1回青年の船の会in四国』その3


『GO・TO』に続いて10月11日から『全国旅行割』が始まりました。 グッドタイミングでとてもラッ
キーでした。 条件によって割引料はまちまちですが、個人旅行の場合最大5,000円の宿泊料と、クーポ
ン3,000円分の支援があります。 利用に当たっては『ワクチン3回接種証明』または『PCR検査また
は抗原検査の陰性証明』と身分証の提示が必要です。                        ・

直前になってこの計画が発表されましたので、大急ぎでメンバーに『ワクチン接種証明書(3回)』と身分証
明書を持参するように連絡しました。 ワクチン非接種者が4人いました。 私もその1人です。 すぐに調
べて、「25日にPCR検査を受けて下さい。 PCR検査結果の知らせが遅れることもあるので、念のため
26日に『抗原検査』を受けて『陰性証明』を貰ってください。」と連絡をしました。 PCR検査の結果は
ショートメールで届くので、携帯電話を忘れなければ大丈夫。                    ・

私は陰性だったのですが、とても楽しみにされていた他班から飛び入りで参加予定の方が『擬陽性』と判定さ
れ、「知っていて黙って参加する訳にはいかない。」と断念されました。 前回はご家族に不幸があり、今回
はPCR検査の結果によって、直前になって参加ができなくなり、とても残念がっておられました。 3度目
の正直、次回には是非お目にかかりたいと思っています。                      ・

ギターその後

2週間前から練習を始めたソルのエチュードOP60-22のことです。 今日現在まだ通っていません。・
この旅行のため4日間全く練習が出来ませんでしたので、今まで積み上げてきたものもすっかり忘れてしまっ
ています。                                           ・

多分私は人並外れて記憶力が悪いのだろうと思います。 8小節ごとの各セクションの最後の部分がどうして
も覚えられません。 「よし出来た。」と思っていても、次の演奏ではもはや思い出せないというような情け
ない状態で行ったり来たり、なかなかものになりそうもありません。                 ・

発表会まであと40日足らず、ここに至ってはもうこの曲を演奏するほかになさそうですが、さてさてそれに
間に合うかどうか、とても微妙です。 またまた舞台で立往生になりますかな。 一方ギター弾きの孫娘は来
年のギターコンクール・プロフェッショナル部門・本選自由曲で演奏する予定(本人談。 もっとも本選に進
めればの話しですが)の『大聖堂』を演奏するのではないかと思います。 私のことはさておき、こちらはと
ても楽しみです。                                        ・



























10月31日



『第1回青年の船の会in四国』その2

最終日に『栗林公園』を訪れました。 『栗林公園』はいわゆる『回遊式大名庭園』で、他の多くの庭園と同
じように1600年代に造園されています。 徳川幕府が成立し、世の中が安定した頃に大名たちの間で庭園
造りが一種のブームになったと聞きます。 遠方の山を『借景』とし、中央に池、それを取り囲むように造山
が作られ、その景色の中心部に『茶室』がこしらえられるというのが1つのパターンになっているように思い
ます。                                             ・

『栗林公園』は『紫雲山』を『借景』にしつつ、山そのものを庭園の一部に取り込んでいます。 そういう意
味では珍しい造りかも知れません。 松がとても綺麗で、庭一面が松に覆われているといっても過言ではない
でしょう。 低く箱型に整えられた『箱松』(写真)、それに対比させて高い『屏風松』の並木、さらに盆栽
仕立ての松(写真)など見事に手入れされた『松の緑』が目を楽しませてくれます。          ・

 

 

庭園の中心になっている『南湖』を和船で巡りながら湖面から景色を楽しむこともできます。 『歩行に難あ
り』のグループはこの『舟遊び』を楽しんでいました。 私たち『お達者クラブ』は『回遊式』の庭園をそぞ
ろ歩きながら彼らとは逆方向の景色を楽しみました。 園内の案内は、同じく『第1回青年の船』の他班のメ
ンバーで、ボランティアで園内を案内している女性にお世話になりました。 現地幹事の粋な計らいでした。


 

最後に『掬月亭』(きくげつてい)でお薄をいただきました。 お茶うけは『献上栗』(幕府に献上された高
松藩の名菓)でした。 『掬月亭』には大正天皇が皇太子殿下のころに数日泊まられたお部屋があります。・
『にじり口』がしつらえてありましたので、ここが本来の
茶室だったのでしょう。 高貴なお方が泊まられた
お部屋で記念写真を撮ろうということになりました。 背後の軸には『一期一会』とありました。 『一会』
ということはない、また次の機会もあると思いますが、かといって年齢が年齢ですからいつ何があってもおか
しくない、そういう意味でこの『一期一会』は私たちにとっては誠に重みのある言葉でした。      ・


 

お昼に『さぬきうどん』を食べて別れることにしていました。 ところが、うどん店の玄関で東日本勢を中心
に異論が噴出しました。 曰く、「もううどんは嫌、お蕎麦が食べたい。」、「いや、私はご飯が食べたい。
」 そうなんですか、やはり関東では『うどん』より『蕎麦』なんですかね。 私は結構毎日でもいいんです
がね。 すったもんだの末に、高松駅で『駅弁』を買って車中で頂くことになりました。 こうして『第1回
青年の船の会in四国』は再会を約して終わりを告げたのでした。                  ・

来年は友班だった女性グループの企画に混ぜて貰って、春に鎌倉で、そして再来年は群馬で開催する約束が整
いました。 『第1回青年の船の会in群馬』も私がお手伝いすることになります。 なにしろ年齢が年齢で
すから、パソコンが得意な人は少ないです。 従って毎回私にお鉢が回ってきます。 便利屋さんですかね。
暇人ですので、まぁそれもいいでしょう。 いくらでもお手伝いします。               ・
























10月30日



『青年の船の会in四国』その1

武漢肺炎のために延び延びになっていた『青年の船の会in四国』を開催しました。 前回の『in広島』は
2019年11月でしたので、ちょうど3年ぶりになります。 開催地は『うどん県香川』の琴平と高松、2
7日~29日の行程でした。 参加者はオリジナルメンバー9名と他班からの飛び入り2名(内1名は27日
の懇親会のみ参加)の11名でした。                               ・

内閣府の海外派遣事業『第1回青年の船』は明治100年記念事業として昭和42年(1967)に開催され
ました。 そのとき私は22歳、当時19歳から20歳台なかばのメンバーでしたから、今や皆さん80歳前
後になっています。 最年長は確か84歳だったと思います。 あの頃には各県の代表として夢と希望にもえ
て溌溂としていましたが、それぞれに役割を果たして今やこんな歳になりました。           ・

27日は『金毘羅さん』の登り口にあるホテルに投宿し、久しぶりの再会を肩を叩きあいながら喜び、またお
互いの無事を確認し合いました。 そして宴の最後は例によって肩を組み「 (^^♪空は晴海の~」と『青年の
船の歌』で〆ました。 これが52日間、まさに『同じ釜の飯を食った』今も続く友情の証でした。   ・

翌28日は『金毘羅さん』、それから四国88か所第75番札所『善通寺さん』にお参りし、『讃岐うどん』
を楽しみ、それから『屋島』まで脚を延ばし、高松に投宿しました。 『金毘羅さん』の800段の石段は難
関でした。 10名中5名(内1名は運転手)は神社から特別の許可を頂いて社殿裏手まで車で登りました。
3名はタクシーを頼んで中間どころの『大門』まで登り、それから歩いて(1名は脱落=大門で待機)神社ま
で登りました。 「このタクシー、僅かな距離なのに1人700円は高かろう」というブーイングが聞こえま
した。 結局僅か2名(私を含む)が麓から登り、そして下りました。                ・


 

以前おそらくギターから来ていると思われる肩、腕、首、それに腰の痛みの話しをしました。 それ以降(夏
場以降)山坂を含む十分なエクササイズが出来ていませんでしたので少々不安でしたが、ほぼ休むことなく登
り切ることができて、「まだまだ行ける。」と少し自信を持った次第でした。             ・

お昼は『うどん県香川』の名物『ぶっかけうどん』にしました。 街中から田舎までいたるところに小さな『
うどん店』が林立していて、まぁ、よくこれで商売が成り立つものだと感心させられました。 昼時でしたの
でどの店の駐車場も車が一杯で、香川人の『うどん好き』は流石のものです。             ・

多分どの店のシステムも同じようなものだと思います。 トッピングの『天婦羅』を何種類か取り、うどんの
大・中・小を選び、『冷ぶっかけ』なら生卵と醤油、『温ぶっかけ』だと熱いスープ、お好みで『天かす』を
乗せる。 こんなところで、とてもシンプルです。                         ・

私は『温ぶっかけ』の中にしました。 それに『かき揚げ』と『白身魚の天婦羅』、それに『天かす』とネギ
を乗せました。 「小だと少し足り臭いかな」と思って中にしたのですが、多すぎました。 それでも600
円余り。 私の腹だと小では心もとないので、1玉半というのがあれば丁度いいかな。 まぁ、一応平らげま
したけど。 仲間の1人は大に『天婦羅』3個と欲張っていました(下の写真)が、結局半分以上は残したよ
うでした。                                           ・

 

それでお味の方はどうだったかというと、その評価は人それぞれですね。 「量が多かった。」と言った人は
多かったけれど、「これは旨かった。」という声は殆ど聞きませんでした。 たぶん味に地域性があるのだろ
うと思います。 香川県人の舌には凄くマッチしていても、関東人には受け入れがたいということもあるかも
知れません。 それに家庭の味ですね。 奥さんの味に飼いならされている人も多いでしょう。     ・

私の場合、毎日毎食自炊ですから必然的に私の味を持っています。 私は大雑把に言えば関西人ですからこの
味は十分に受け入れられます。 さはあれどスープは私も負けていないかな。 麺は乾麺だけれど、故郷の『
たなかうどん』もかなりいい線をいっていると思いました。 これはあくまで個人的な感想です。    ・

これはメンバーにも初めて明かしますが、感想はどうであれ、メンバーのために隠れた名店を何日もかけて探
し求めてくれた現地幹事の労は多とすべきでしょう。 You know?              ・















































10月23日



『酔芙蓉』が咲いた

過酷な環境の中で今朝『酔芙蓉』が1輪咲きました。 マンションの大規模修繕工事のため、ベランダから居
室に取り込んだ『酔芙蓉』ですが、時をおかず立派に育っていた葉はバラバラと落ち、鈴生りになっていた蕾
も黄色く変色して次々と落ちていきました。 太陽の光が植物にとって如何に大切かということです。  ・

蕾が落ちきった後、来年に託して先端を思いきって切りました。 その後に弱々しい脇芽が小さな葉を伴って
伸びてきたものの、とてもとても蕾を付ける元気はなかったよういです。 ただ、1輪だけ小さな蕾が残って
いる枝があり、これは切らずに残しておきました。                         ・

とても開花には至らないだろうと毎日眺めていたところ、何と何と昨夜蕾に小さな裂け目ができ、時とともに
その裂け目が大きくなって、明らかに白い花弁を見せるようになってきました。 鉢を居室に取り込んで以降
「何とか1輪だけでも」と思っていたところですが、願いが叶いました。               ・


 

『菩薩様』はこの花をとても愛していましたので、これは『菩薩様』が引き寄せた奇跡だったのかも知れませ
ん。 しかし花の命ははかないものです。 朝純白に咲いた花は昼にはピンク色に染まり、いま夕方を迎えよ
うとしていますが、既に萎み始めています。 これから更に赤みを増し、そして落ちていきます。 名残惜し
いですが楽しませて頂き、ありがとうございました。お疲れ様でした。                ・


 

ギターは進んだか

前回レッスンから5日を経過しました。 その間、肩を凝らせながら練習をしてきましたが、さほど大きな進
展はありません。 最難関だと思っていた新たな8小節は、まだ身体に入るところまではいっていません。 
やっと弾けるようになって、更に初めから繰り返すと、もう忘れている。 ついでに今まで練習してきた他の
パートも怪しくなっているというような具合で、まぁ、行ったり来たりです。             ・

次のレッスンまであと2週間、それまでには何とか最後まで通したいものです。 その頃には次の発表会の曲
目が提示されるでしょう。 「今まで練習してきた曲の中から」というようなことをおっしゃっておられまし
たので、悪くすると?この曲が選ばれるかも知れません。 次回発表会は12月11日、それまでに合格ライ
ンに達するかどうか。 かなり厳しいかも知れません。                       ・


















































10月19日



ギターのレッスンが終わりました


「ここが難しいだとか、あぁだ、こぅだ」とギターのことを書くと、「なにを、このド素人が・・・」と誹ら
れる声が聞こえてきそうです。 まぁそうかも知れません。 でも、『この60の手習い』が、やっと『ここ
まで』来た、そのことは、まぁ私のささやかな誇りの1つです。 どうか、これは私の『終楽章』の一部だと
はいいません、かなりの部分だと思召してご容赦頂ければと思います。                ・

『ここまで』というのは『やっとソルの練習曲に辿り着いた。』ということです。 「この10年余り、かな
り回り道をしたように思います。」と先生に話したら、「何一つ無駄はありません。 その10年があったか
ら、今ここに辿り着けたのです。」とピシリと叱られました。                    ・

いま私が使っている楽譜集は『標準版練習曲集Ⅱ』です。 あまたあるソルの作品の中から選りすぐったOP
(作品番号)60-25曲、OP35ー24曲、OP31-24曲が収録されています。 この『練習曲集』
の中での入門編がOP60で、作品番号が若くなるほど難しくなるようです。             ・

先生がおっしゃるには「『練習曲集Ⅱ』をやっつけるには一般的に3年はかかる。」そうです。 そしてこの
『練習曲集Ⅱ』がマスター出来たら、多くの人が馴染んでいる、いわゆる有名曲が自由に弾けるようになる。
」そうです。 さてさて、順調に行ってこれがマスターできるのは私が80歳になった頃ということになりま
しょうか。                                           ・

一方『練習曲集Ⅰ』にはOP29-12曲、OP6ー12曲が収録されていて、これを全てやっつけるとなる
と「10年はかかる。」と言われます。 「先生、それじゃぁ私は90歳になってしまいます。 どだい無理
な話しですね。」と答えたら、「大丈夫です。 鹿児島には超有名な96歳のジャズギタリストがいて、本人
は「私は60歳の頃よりずっと上手になっている」と言われているそうです。」 従って髙橋さんもまだまだ
いけます。 大丈夫ですよ。」と、これは励まされたのかおちょくられたのか。            ・

私はいまOP60の22番目にいます。 かなり難しくなってきました。 この2週間の宿題は「最初の8小
節を練習すること。」でした。 多彩なテクニックが要求される曲ですが、それでも何とか16小節まで進む
ことが出来ています。 そして細かい指導があり、「次回までに24小節まで練習して下さい。」というオー
ダーでした。 17小節から24小節までが難関です。 ここを乗り越えられれば一気に最後まで通りそうな
感じがしています。 ただ平生使わない筋肉を使いますから、肩・首の凝りが激しいです。       ・

それから雑談になりました。 私がギター弾きの孫娘に譲った『今井』ですが、子供にはテンションが強すぎ
て、結局7~8年ねかせていたのですが、やっとこれを弾き始めたそうです。 身体も大きくなり、筋肉もつ
いてきて、いよいよこのギターで演奏ができるようになっています。 寝かせている間に適度に乾燥したらし
く、昨日レッスンがあったらしいのですが、「驚くほどいい音になっていて驚きました。」と話して下さいま
した。 もし孫娘が使わないなら私が弾きたいと思っていたのですが、どうやら返ってくることはなさそうで
す。 まぁ、嬉しいことですが。                                 ・

因みに『今井』はクラシックギターの日本3大作家の1人と言われる今井勇一さんのブランドネームで、先生
を通して作っていただいたものです。 響板にはいまや殆ど入手困難となっている『ハカランダ』が使われて
います。                                            ・






































10月14日

久しぶりに泳いできました

4年ぶりくらいかなぁ、本当に久しぶりにプールに入ってきました。 最初に水中歩行を500mほどやった
のですが、何だか水に翻弄されるという感じでした。 それからボツボツとクロールで泳いでみました。 も
うすっかり忘れて泳ぎ切れないのではないかと思いましたが、身体は結構覚えているもんなんですね。 難な
く25mを泳ぎ切れたのですが、それでも細かいところに瑕疵があって、どういう訳か右へ右へと傾いて、こ
れがなかなか修正できません。 腕の力がアンバランスなのか、左手が水を捉えきれていないか、まぁそんな
ところでしょう。                                        ・

泳いでみて、25mプールの往復はできそうだと思ったのですが、今日は軽く軽く、無理をしないで結局歩行
を700m、クロールを300mで打ち切りました。 『菩薩様』の墓参りの後でスポーツセンターに立ち寄
ったため、今日は歩きはなし、でもたかだか僅かを泳いだだけなのに車までの脚は重く、この様子だと慣れる
まで暫くは車で行き来した方がいいように思いました。                       ・

平日の午後だと人は少ないのでしょう、プールはガラガラ状態で、まぁゆったりと泳げるという感じでした。
数人のシニア年代がゆたゆたと泳いでいました。 そんな中でもプール脇にしつらえられている歩行コースに
は結構たくさんの高齢の利用者がありました。                           ・

ちょっと笑ってしまったのですが、この高齢者たちが一様にマスクをして水中歩行をしていました。 「ここ
までマスコミに煽られているのか。」と驚いてしまいましたね。 もうこうなると信念化しているのでしょう
、総理大臣や官房長官がノーマスクをアピールしようが、厚労省がホームページで「こんなケースではマスク
は要りませんよ。」と訴えようが、聞く耳持たぬという感じですね。 同調圧力もあるのかも知れません。・

こんな話しで締めくくる積りはなかったのですが、この社会現象は誠に頑なです。 駅舎や列車内などの混雑
している場所以外ではマスクをしない流儀の私が何だか過ちを犯しているような、或いは異端児のような後ろ
めたさを感じるというのはどうも・・・多勢に無勢ですかな。                    ・










































10月13日


『黄昏亭』を開店しました


今回は『ティーパーティー』にしました。 私は広島県と廿日市市から『ある調査』を2つ引き受けています
し、今月末に迫った『青年の船の会』の同窓会に向けた準備などでちょっと気ぜわしい。 一方『39堂主人
』さんも野菜の植え付けや肥料作りなどに追われていてなかなか日取りの調整がつかなかったのですが、やっ
と今日開催の運びとなりました。                                 ・

季節も進んで、秋の生り物にどんどん衣替えしています。 産直店には沢山の栗が並ぶようになりました。・
そこで今回は『栗ご飯』か『栗おこわ』、それに天婦羅か『魚の蒸し物』がいいかなと考えていたのですが、
残念ながら手の込んだことをするゆとりがありませんでした。                    ・

「3時にお越しください。 茶菓子とコーヒーは私が準備します。 果物があればご持参ください。」とメー
ルをしてお待ちしていたところ、『梨』(皮を剥いて1口大にカットしたもの)、『干し柿』、それに『アイ
スクリーム』をお持ちいただけました。 私は彼の口に合わせてピリリと辛い『柿の種』と『裂きイカ』を準
備しました。 こうして『黄昏亭』は始まりました。                        ・

始めに「畑の方はどう?」と話しを向けました。 いまトマトを全部倒して新たに土作りを始めたそうです。
後に何を植えるのか、そこは聞き洩らしました。 「無農薬で白菜を育てているんだが、害虫対策にに苦慮し
ている。 何かいい方法はないものかと考えているところだ。」そうです。 確かに・・・去年頂いた白菜は
葉っぱをはぎ取ってもはぎ取っても虫の糞だらけのメッシュ状態になっていて、半分も剥いだ辺りからやっと
何とか食べられるかなぁという状態でした。 でも私はこの方が嬉しい。 虫と人間が半々に食べるくらいの
ものが却って安全な『高級食材』と言えます。                           ・

やはり『ウクライナーロシア戦争』の行方は気になります。 次の話題はこの戦争の行く末、そしてロシアの
行く末などでした。 余りに多くのことを話しましたので、しかも話しは『あっちやこっち』に行ったり来た
りしましたので、ここには書ききれませんが、「何れにしても覇権主義国家が日本の周りから1つ消えること
になればそれはウエルカムだよね。」というような結論でした。                   ・

それから突然話が変わって、「般若心経の写経が100巻完成した。」といいます。 この話題は前回の『黄
昏亭』のところで触れていたと思います。 私の記憶では確か60巻だったように思うのですが、何故か10
0巻になっていました。 下書きをなぞるのではなく、1行17文字を罫線に沿って1文字1文字書いたそう
です。 書き損じて最初からやり直すのは大変なので、白いペンキで補修して書き直したと言っていました。

彼の話しによれば「何か不義理があって」、それが長い間『喉にかかった骨』のように彼を苦しめてきたんだ
そうです。 その供養の為に写経100巻を収めるのだといいます。 私から見れば「そうかなぁ、そんなに
心を痛め続ける程の問題なのかなぁ。」と思えるのですが、そこが彼の誠実さなのでしょう。 「近々お寺に
行って供養をお願いしてくる。」というお話しでした。                       ・

そのお寺の話しから『お墓』の話しに移っていきました。 最近では『墓じまい』とか『永代供養』などとい
う言葉がよく言われるようになっています。 年齢的にもそういう問題に直面する方が多いのではないでしょ
うか。 彼もそのことに思いを巡らせている様子でした。                      ・

私の場合は彼と違って家の跡をつがず、独立して新たに生計を築きましたので(昔の言葉でいえば分家という
ことになるのかな。 大戦後『家』の制度がなくなって死語になっているかも。)先祖の墓の維持管理の問題
が降りかかってくることはありませんでした。 ただ死を覚悟した『菩薩様』にせっつかれて自分たちの永住
の地を探す必要はありました。 これは必然でもあります。                     ・

『菩薩様」の要望はうるさくて、「山の上ではダメだ。 電車から降りて歩いていけるような所を探せ。」と
いいます。 「そういうところでなければ子孫はお参りしてくれない。」ということでしょう。 それで広島
市の中心部に『お墓のアパート』を見つけて、そのことを話すと「すぐにそのお寺に行って契約してこい。」
といいます。 ベッドの上でそのことを気にかけ、考え続けていたのでしょう、「こんなところだった。」と
パンフレットを見せると笑みを浮かべて随分安心した様子でした。                  ・

彼の場合先祖の墓を供養する立場にあります。 その墓所は遠く離れていて、土地には身内はもちろん知り合
いもいなくなっているのだそうです。 「それでもワシはそこに入るしかないのかなぁと思っている。」とボ
ソッと語りました。 「それで奥さんや娘さんの考えはどうなの?」と聞くと、「賛成はしていない。」とい
います。 まさに最近の顕著な例です。                              ・

最近では「死んでまで舅や姑と一緒のところに入りたくない。」と嫁の立場を主張する人も増えています。・
それに私のように自分の思いで自分たちだけの墓を準備すればよいという人ばかりでなく、仮に近くに新たに
墓を建てたり納骨堂を契約した場合、『墓じまい』の問題がおきてきます。 お寺さんと『もんちゃく』が起
きるということもよく聞きます。 彼もその渦中にあるのでしょう。 どのように解決するか、別れ際に「こ
の話しは参考になった。」と言い残して去っていきました。                     ・
























10月 6日



水泳を再開してみよう

洗濯物籠の下のシェルフに袋入りの水着一式が投げてあって長い間埃を被っていました。 今日袋を引っ張り
出して埃を払い中を確かめてみたところ、パンツは大丈夫、まだお尻の辺りがメッシュになるほどには傷んで
いませんでした。 心配していたゴーグルのベルトとスイミングキャップはお互いが貼りついていましたが、
引き剝がして引っ張って確かめてみたところ、これも何とか使えそう。 これから市営プールまで歩いて、ご
く短時間軽く泳ぎ、歩いて帰る積りで袋とタオルをリュックに詰めて出かけました。 そうですね、片道3k
m弱ですかね。 泳いで往復するとなると、エクササイズにはちょうどいい行程です。         ・

いま手元に『減免利用者カード』があります。 このカードを持っていれば65歳以上の高齢者は通常料金の
半額(シニア料金)で施設が利用できます。 ところがです。 このカードの賞味期限が2020年10月で
切れておりました。 そのことに気が付きました。 つまり、少なくとも2年間は全く施設を利用していなか
ったということです。 もちろん更新してもらわなければいけません。 スタッフに更新をお願いし、出来上
がるまで3日ほど待つことになりました。 その間はその都度申請して減免措置をしてもらう事になります。

「まぁ、それでもいいや。」 そんなに手間もかからないことだし。 ところが更新手続きの受付を済ました
スタッフがいうには、「水質の抜き打ち検査のために、プールは今日と明日はお休みです。」といいます。・
「そんなら早く言ってよ!」と思いましたが、言っても詮無いことです。               ・

ここまで来ておいて、このまま引きかえしたんじゃもったいないと思って、少しステップを稼ぐことにし、速
谷神社方面に登っていきました。 こうして心積もりの山坂コースを歩いたのですが、いつになくすっかり疲
れてしまいました。 結局根をつめたギターの練習、それに秋祭りの準備に合わせて公園の掃除にも引っ張り
出されましたから、それもこたえたようでした。                          ・

実はギター曲が次第に複雑・ハードになり、腰痛に加えて首・肩・腕が少々深刻なほど凝るようになっていま
す。 「やはり水泳が1番ですよ。 広響の人も殆ど水泳に行っています。 それで鍛えたりほぐしたりしな
がら練習をしていますよ。 私も水泳に行きますが、泳いだ後はすっきりして体調がいいですよ。 どうです
か?」                                             ・

先生に勧められながらなかなか踏ん切りがつかなかったのですが、こうまで凝りが激しいと何とかしないとい
けません。 ギター弾きの孫娘に挑発されて25mを全力で泳いだら脚がつった『昔々の悪しき思い出』があ
りますが背に腹は変えられません。 まずは水中歩行、そして少しづつ距離を伸ばしながらトライしてみよう
と思っています。                                        ・
































10月 5日



ご褒美

今日ギターのレッスンが終わり、思いもかけずSor OP60-21が合格となりました。 かなり厄介な
曲で、特に2か所ほど大いに苦しんだ箇所がありましたが、レッスン直前になってやっとやっつけることがで
き、一応この曲が要求する技術レベルには達したようでした。 まぁ、薄氷の合格レベルだったでしょう。・

それから取り留めのない雑談になりました。 ロシアの国体であったり、日本海海戦であったり、奉天会戦で
あったり、ロシアがらみの話題が多かったのですが、最後はいつも通りにギター弾きの孫娘の話しになりまし
た。 「髙橋さん、100歳まで生きてあの子のステージ姿を楽しんで下さいね。」といいます。 「先生、
いくら何でも20年先にやっとそこに辿り着くようでは、あの子にとっては余りに遅すぎませんか。」と返し
て笑いあいました。                                       ・

「6~7年先にはきっと楽しいことになると思います。 その姿をできりだけ長く眺めてあげて下さいね。・
健康に長く生きるためには肉食が大事だそうですよ。 今日はOP60-21が仕上がったお祝いにお肉にさ
れてはどうですか。 今夜の夕食は是非お肉にして写真を撮って見せてください。」          ・

こんなお話しがあって、また、頑張った自負もありましたので、ご褒美の積りで今夜はステーキにしました。
それと、引き受けている『ある調査』が一段落して書類を郵送提出しましたので、その祝いも兼ねて郵便局か
らの帰りにマーケットに立ち寄ってお肉売り場を物色してみました。 国産牛の手ごろなサーロインがありま
したので一旦これを手にしたのですが、ふと『ミスジ』という肉に目が止まりました。         ・

あまり聞かない部位ですが、わざわざ説明書きがついていて、曰く『希少な部位で適度にサシが入っていて、
柔らかく味わい深い。』とありました。 それならば・・・と持ち替えて、これを試してみることにました。
「やるなら一層凝ってみるか。」と考えて食器棚の奥の奥から『ステーキ皿』を取り出し、これにアレンジし
てみました。 家内が逝ってからついぞ使ったことがない、10何年かぶりに日の目を見た『ステーキ皿』で
した。                                             ・


 

まぁ、『てんこ盛り』状態で、余りいいアレンジメントとは言えませんが、一応写真を乗っけておきます。・
もちろん同じ写真をギターの先生にも送らせていただきました。 湯掻いた馬鈴薯がとても美味しかったです
ね。 それで肝心のお肉の方は、私にはもう少し歯ごたえがあった方がよかったかなと思いました。 それに
牛肉特有の脂の風味が足りません。                                ・

後で調べてみたのですが、この部位はステーキより『焼肉』っぽい食べ方が向いているようでした。 『焼肉
のタレ』で焼いたり、タレに漬け込んだ後で調理するのがこの部位に向いた食べ方のようでした。 こんなこ
とで少々の言い分はあったとしても、これは私へのいい『ご褒美』になったというお話しでした。    ・

さて、早速次の曲に入りました。 次はSor OP60-22です。 先生に聴かせて頂いたのですが、と
ても綺麗な曲でした。 ただ、グリッサンド、プリング・オフ、ハンマリングなどの様々な演奏技法が入って
きますので、またまた『七転八倒』することになるのでしょうね。 きっと。             ・



















































9月30日



ガイドの依頼がありました

2020年1月以降、全く途絶えていた外国の方からのガイドの依頼がありました。 私が所属しているクラ
ブから久しぶりにその旨連絡が入りました。 依頼主はオーストラリアのカップルで、10月に広島にお見え
になるようです。 ただ、まだ詳細な日程が決まってないようで、問い合わせの返事を待っているようです。

私にとってオーストラリアの方の発音はとても分かり易いのでウエルカムなのですが、クラブのメンバー全員
がこの日を待ち望んでいたはずですから、クラブで情報交換や英会話の研鑽などに積極的な働きをしていない
私はこの度は少し控えておこうと思っています。 もしどなたも手を上げないようであれば、そのときは喜ん
でご案内をします。                                       ・

3年近くも空いてしまいましたので、もうクラブのメンバーも相当に入れ替わっているのではないかと思いま
す。 その間引き続き岩国基地などで働くネイティブを講師に迎えて英会話のレッスンをしているようですが
、地理的な条件もあって私は参加していません。 久しぶりに顔を合わせたら知らない人ばかりだったという
こともあるかも知れませんね。 何しろお年寄りが多いメンバーですから。 しかしこれは必然です。 現役
世代には時間的に難しい仕事です。                                ・

宮島や広島を歩くと、このところ外国の方の姿が次第に増えてきているように感じます。 年間450万人も
の観光客が宮島を訪れた往時の喧噪はご勘弁願いたいですが、多くの欧米の観光客に我が国の文化や人となり
、風景などを楽しんでいただける日はとても楽しみです。                      ・

ガイドの魁

今日散歩のつもりで宮島まで歩きました。 宮島口まで約3.5キロ、そして島内をぶらついて帰路も歩けば
大体20,000歩くらいになります。 今日は帰りにマーケットに寄りたかったので1区間だけ路面電車を
使いました。 従って歩数は大体16,000歩でした。                      ・

行きのフェリーでデッキに登ったらご婦人がお二人ベンチに座って緑深い景色を楽しんでおいででした。 私
は暫くデッキの柵に寄りかかって工事中の『大鳥居』の様子を眺めていたのですが、ふと私がご婦人の視界を
遮っているのではないかと気付き言葉を交わしたことがきっかけでこの方たちのご案内をすることになりまし
た。 お一人は広島県内、お一人は神奈川からお起しでした。                    ・


 

お二人は「迷惑ではないか。」と気兼ねされていたようでしたが、トンデモない私の方こそ久しぶりにガイド
気分をあじあわせていただきました。 それにとても気さくな方々でしたので道中もとても楽しくこちらこそ
感謝しています。                                        ・

この度は私の定番コースをご案内させて頂きました。 このコースは宮島の『隠れた名所』といっていいと思
います。 表参道を歩くだけではお目にかかれない素晴らしい景色が楽しめます。 お二人にもご満足頂けた
と思いますが、如何だったでしょうか? それに厳島神社内も余すことなくご覧いただけたのではないかと『
自画自賛』しています。 『大鳥居』の改修工事は今年中には終わると聞いています。 工事用ネットの内側
に僅かながら朱色の部分がご覧いただけると思います。 既に修復作業も最終段階に入っているようです。・

話しはあちこと飛びますが、下にお二人と私の写真を貼り付けておきます。 お二人にはこの写真を私のホー
ムページに貼り付けていいかどうかお尋ねし、ご了解を頂いています。 ただ、私のホームページがおかしな
ものだったら削除するという条件付きですが、どうでしょうね。                   ・

 












































9月26日



気が付きました

読み返していて、これはまずいと気が付いたので追記しておきます。 前回『円通寺』を古刹とご紹介しまし
たが、写真と説明に齟齬がありました。 『良寛さん』の左手にある建物は『良寛堂』で、修行僧が起居して
いた建物です。 『良寛さん』もここにお住まいだったと思われます。 あたかもこれが本堂のように誤解さ
れそうなので改めて本堂の写真を貼り付けておきます。                       ・

 

機会があったら次回は是非本堂内を拝観したと思っています。 本尊は聖観世音菩薩立像で(行基作と言われ
ています)『星浦観音』と慕われているそうです。 その別名の由来なども尋ねてみたいと思います。 また
修行道場の『白雲閣』や『良寛記念館』なども興味をそそります。 よく手入れされた庭がいいですね。 ・

苦慮しています

先日24日にギターのレッスンがありました。 今回指導を受けたのはソルOP60-21で、前々回レッス
ン以降半月間練習をしてきましたが、一応通ったものの、まだまだ身体に入ってきません。 和音の後を追っ
て、同音を2回(ソ・ソと)繰り返す、これが終始続くのですが、単調に思えて、単調なればこそかえって難
しいところがあります。 左手より右手(弦を弾く側)の指使いに苦慮しています。          ・

指摘されたのは和音(3音)の中の音が聞こえませんということでした。 「ギターの醍醐味は1つの楽器で
ありながら幾つもの楽器の合奏のように演奏できることです。 今の演奏では単に1つの楽器の演奏としか聞
こえません。 中の音をちゃんと出してください。」といわれます。                 ・

それ以降、何とか中の音を出すように右手の指使いを様々試しているのですが、まだまだ解決していません。
苦慮しています。 今日になって、人差し指での弦の当たりが軽すぎることに気が付きました。 (気が付い
てみれば当たり前のことなのですが)どうやらそれが原因のようで、いま指の腹で弦を押さえて爪先で弾くよ
うに試しているところです。 これが正しいかどうかわかりませんが、取り合えずこれでもう少し練習をして
みます。 後は先生の評価待ち。                                 ・

もう1か所、左手の指使いが極めて速く、複雑なところがあり、ここでも苦慮しています。 ともかく指使い
が速いのと、指使いによって音を切ってしまわないように、「そのことに気を付けながら同じフレーズを1日
30分間練習してください。」ときついお達しがありました。 芸の道はなかなかです。        ・

































































9月22日



故郷に帰ってきました

故郷の親戚から法事の案内がありましたので、久しぶりに帰郷しました。 私の叔母の7回忌の法事でした。
この叔母は私たち夫婦にとってとても大切な人でした。 結婚後、親兄弟との折り合いが悪く、家族の中で四
面楚歌となっていた私たちの唯一の理解者になってなにかと助けてくれた叔母でした。         ・

間もなく私たち夫婦は家を出て広島で暮らすことになったのですが、それ以降も家内はこの叔母を慕い続けま
した。 故郷に帰るたびに叔母を訪ね、近況報告やよもやま話に花を咲かせていました。 そんなときの家内
の顔はとても晴れやかでした。                                  ・

家内はその叔母に先立つこと4年、早々と逝ってしまいました。 家内が寝付いてから3か月、私はずっと家
内に付き添い、彼女の最後の様子を見守ってきました。 初めのころは意識もはっきりしていて『43年間あ
りがとうね。 楽しかった。」とか『先に逝ってごめんね。 あちらでは小さな家を建てて待ってからね。」
とかまともなことを話していました。                               ・

しかしそれも段々と怪しくなり、遂には幻を見るようになりました。 ある日にっこりと笑いながら、「中国
の摩天楼のようなところにいたの。 そしたら天井から絨毯が降りてきて、それがぐるぐると回り始め、そこ
から誰か恐ろしい人が現れたの。」 「そう、それってどんな人だったの?」 そう聞くと家内はにっこりと
笑いながら、「それは言えない。 もし言ったら殺される。」                    ・

それから何日かたって、天井の隅を見つめながら手を差し伸べて「おばちゃ~ん。」と呼びかけました。 も
ちろんそこに叔母がいた訳ではないのですが、きっと叔母が向こうからやってくる様子でも見たのでしょう。
家内は幻の中に姿を見るほど叔母を慕っていました。 家内が亡くなった後でたまたまそのことを叔母に話す
と、「そうか、それならもう一度見舞ってやればよかったなぁ。」と後悔していました。        ・

家内がそれほど慕い、私自身ももちろん恩義を感じていましたので、1も2もなく法事に出席させていただき
ました。 斎場で法要を営み、墓地にお参りし、近親者と一緒に供養をしてきました。 遺影は過日を彷彿と
させながら微笑んでいました。                                  ・

良寛さん修行の地


『良寛さん』といえば誰もが『子供好きでみんなに愛されたお坊さん』を連想するでしょう。 『良寛さん』
は江戸末期の禅宗のお坊さんです。 略歴によると、18歳のとき名主の家を捨てて仏門に入り、新潟県出雲
崎町の光照寺で禅の修行に入られました。 そして22歳のとき(1779年)倉敷市の玉島にある『円通寺
』の国仙和尚を生涯の師と定めて厳しい修行に入られ、34歳のとき印加を受けて、『国仙和尚』の「好きな
ように旅をするがよい。」という遺言に従って生涯寺を持たず諸国を巡りながら仏道の修行をしたそうです。

叔母のお墓はその『良寛さん』のゆかりの寺、補陀洛山円通寺の境内にあります。 折にふれお墓参りをして
きましたが、いまだ名刹円通寺に立ち寄ったことはありませんでした。 今回はいい機会でしたのでお墓参り
をした後、会食までの間にふらりと立ち寄ってみました。 藁ぶき屋根のなかなか趣のある、いかにも古刹と
いう感じのお寺でした。                                     ・

本堂の脇に『良寛さん』の銅像が立っていました。 童話に出てくる『良寛さん』のお姿は、腰を折り、にこ
やかに子供と手毬を楽しむ、そんなイメージですが、銅像の『良寛さん』は凛とした托鉢姿で玉島の海を望ん
でおられました。 その脇に碑文がありました。 『良寛さん』の印加の偈は次のようなものでした。  ・


 

『良也如愚道転寛 謄々任運得誰看 為附山形爛藤杖 到処壁間午睡閑』 とありましたが漢詩の素養がない
私には全く読めません。 そして『良寛さん』の偉業を顕彰するために、寂后150年を記念して在山当時の
この『托鉢良寛像』を建立したとありました。 時に昭和56年4月19日。 良寛さんを慕う会・玉島ライ
オンズクラブ。                                         ・

翻れば怖い話し

『葬式は孫のまつり』といいます。 平素顔を合わせることがない孫たちが爺さん婆さんの葬式で久しぶりに
顔を合わせ懐かしさの余りはしゃぐ、そんなことだろうと思います。 確かに葬式や法事は懐かしい人々を引
き合わせるいい機会になります。                                 ・

久しぶり(3回忌以来ですから4年ぶり)にもう1人の叔母(故人の妹)夫妻に会いました。 年齢が近い叔
母なので、まぁ友達のようなものです。 顔をみるなり「マサト、お前腰が曲がって頭は白うなって、一体ど
うなっとるん?」ときました。 「頭のことをあんたに言われとうない。」と双方譲りません。 いつもこう
です。 気が合っているとも言えますね。                             ・

その叔母からちょっと凄い話しを聞いて感心しましたので、そのことを紹介します。 昨日(21日)ご主人
と甥(私の従妹)と3人でゴルフに行って1ラウンドを回ってきたそうです。 ご主人91歳、叔母87歳で
すから、これには流石に驚きました。 しかも17,000歩を歩いたというのに涼しい顔で法事に出席し、
しかも上り下りの尋常でない坂道の奥の奥にあるお墓にもお参りをしていました。           ・

「お前はゴルフはせんのんか?」と言いますから、「ぼくにはそんな経済的なゆとりはありません。」といな
したのですが、そこで考えた。 あと10年、叔母と同じ歳になって、そのときゴルフはしないまでも、17
,000歩を歩き通すことができるだろうか。 背筋が通って、あのようにかくしゃくとして生きていられる
だろろうか・・・その立ち姿に畏敬の念を禁じえませんでした。                   ・

































9月16日


               
無残なことに

『大規模修繕工事』のために室内に取り込んだ『酔芙蓉』が無残なことになっています。 やはり光が足りま
せん。 工事用ネットを通して朝方僅かの時間薄日が入るのですが、それ以降はほぼ陽が当たりません。 取
り込んで3日ほどはまだ元気がよかったのですが、今日になって急に衰えてきました。         ・

植物にとって水とともに陽の光がいかに大切なのかよくわかります。 窓際の枝は比較的元気がいいのですが
内側の枝はいけません。 葉っぱが黄色く変色してパラパラと落ちます。 先端に鈴生りになっていた蕾もど
んどん傷んでポロポロと落ちていきます。 今年はもともと花を諦めていたのですが、それでも何とか数輪は
と期待する気持ちもありました。 でもダメなようですね。 おぉ!たった今、音を立てて蕾が1つ落ちた。


 

フィリピンの英会話の先生は「終日灯りを点けておいたらどうか?」といいます。 「ちょっと待って。 あ
なたのところは熱帯でしょう? だったら温室は必要ないはず、どうして電灯の光で栽培することを知ってい
るの?」とききました。 そしたら彼女の住まいはバギオで、標高1,500m、天空の都市と言われて雪こ
そ降らないが、たまに雹が降って作物に害を及ぼすことがあるのだそうです。 私の町の気候とそんなに変わ
らない。 したがって、バギオでは温室栽培も沢山行われているのだそうです。            ・

話しを戻します。 一応部屋の蛍光灯は点けているのですが、光の強さと質の関係なんでしょう、あまり効果
があるようには思えません。 いよいよ頂上近くまで葉がなくなってきました。 蕾の群もそれぞれの先端に
2~3個を残すのみとなりました。 この光でどこまで持ちこたえるか、もしダメなら枝の途中でバッサリと
切り取って来年のために体力を温存してもらうことにします。                    ・














































9月14日



古江のいちじく

今朝娘から電話がありました。 「古江のいちじくが手に入ったので持って行ってあげる。」 「おぅ、有難
う。 大好物だ。」 私は『いちじく』が大好物です。 そのことをよく知っていて、余分に買ってくれたよ
うでした。 『菩薩様』もいい『いちじく』を見つけると、『はい! 亭主の好きな赤烏帽子。』といって買
ってくれたことを思い出します。                                 ・

『赤烏帽子』ほど奇異なものではありませんが、いつも時期になるとそのように言って、何回か買ってくれた
ものです。 『古江のいちじく』を見てそのことを懐かしく思い出しました。 ときに違う産地のものを買う
ことがありましたが、やはり『古江のいちじく』は優れておいしかったですね。            ・

話しは脇道にそれますが、広島には優れた産品が3つあると言われています。 1つはもちろん『古江のいち
じく』なのですが、他に『観音のねぎ』と『川内(かわうち)の広島菜』はつとに有名です。 広島菜は今も
生産が盛んで、ご存知と思いますが、広島駅などで販売されている『広島菜漬け』は殆どが川内産です。 ・

それぞれに土地と気候がそれらをうまく育んでいるのでしょう。 しかし観音も古江も宅地化が進み、だんだ
んと生産量が減っています。 もうそんなに長く期待することはできないでしょう。 『古江のいちじく』も
いつまで口に入るか、まぁそんな憂慮される状況になっています。                  ・


 

しかし、まぁ娘のおかげで今年もこうして『古江のいちじく』を味わうことができました。 娘も私と味覚が
よく似ていて、もちろん『いちじく』も大好きです。 そんなことで、『朝採れ』をご相伴にあずかれて、幸
せ、幸せ。                                           ・

鯛の骨蒸し

私の常備菜、『キンピラヒジキ』の食材を求めてマーケットに行きました。 『ヒジキ』は『鮮魚コーナー』
に置いてありますので、これが主目的。 ここの『ヒジキ』は山口県産の『芽ヒジキ』でとても品質がいいで
す。 それで毎週ここのものを買います。                             ・

そのついでに魚を物色していたところ、地物の鯛のアラを見つけました。 たった今降ろしたばかりのようで
キラキラと光っていましたので、「また1杯飲むことになるなぁ。」と思いつつ1パックを手にしました。・
「今夜は『骨蒸し』だなぁ。」と思いながら。                           ・

昼間から1杯頂くことは出来ません。 夜になって深めの大皿を取り出し、一応ササッ!と洗って『藻塩』を
軽く振り、更に酒を振ってレンジのスチームで蒸すこと9分、こんな具合に出来上がりました。 味の方はシ
ンプルなうすい塩味が一番だと思います。                             ・

 

シコシコした食感で、全く癖がなく、やはり鯛は魚の王者ですね。 2杯目の焼酎に手が伸びかけたのを懸命
に押しとどめながら夕食を終えました。 お気に入りの一品を頂くと、それだけで幸せな気分になります。・







































月10日


大規模修繕工事が始まりました

大規模修繕工事が本格的にスタートしました。 いま南面の足場が組み立てられています。 まぁとても手際
がいいですね。 規格化されたパーツがどんどん組み合わされ、積み上がっていきます。 そして最後に工事
用ネットが吊り下げられて南面完成です。 足場を固定するために壁面に穴をあけるドリルの音がちょっと五
月蠅かったかな。                                        ・

今回が2回目の大規模修繕工事になります。 1回目は15年前でした。 概ね15年おきにこのような工事
が義務付けられています。 そして外壁、ベランダの腰板・天井、窓枠のコーキングなどの共用部分の修繕が
行われます。 見たところそれほど傷んだところはないようですが、やはり浸水によるコンクリートの酸化、
鉄筋の腐食、防水機能劣化などは外観だけでは判断出来ないようです。                ・

このような工法も日進月歩のようですね。 細かいところは分かりませんが、15年前の工事用のネットは僅
かに光を通す程度で、完全にブラインド、外の景色を見ることが出来ませんでしたが、この度は遮光はありま
すが、ネットを通して景色を望むことができます。 これは有難いですね。 2か月半もの穴倉生活は辛いと
思っていましたので安心しました。                                ・

 

ベランダの片付けは概ね終わりました。 まだ植木が残っていますが、これはベランダの作業直前になって部
屋に取り込みます。 生ごみ用のキャスターは移動させながら工事をしていただくか、短期間台所などに移し
ておく積りですが、室内だと密閉容器とはいえかなり匂うはずです。                 ・

あと不便なことと言えば、洗濯ですね。 どうしても部屋干しになってしまいます。 部屋干しと乾燥機の運
転で工事期間を凌ぐことにします。 もう一つ、車の出し入れに苦労します。 一応通路は作ってあるのです
が、車体が大きいですから出入りがかなり厄介ですね。 前回は足場に巻きつけてあった針金にボディー下部
をひっかけて穴を空けてしまいました。 私は余り運転が上手ではないのです。            ・

腰痛対策

人生の3分の1はベッドの中ですから、『いい睡眠を』と思って数年前に新しいベッドを検討しました。 加
えて、それによって腰痛が改善できればと思い様々探していたところ『東京スプリング』の『アワーグラスポ
ケット・マットレス』に行き着きました。                             ・

『東京スプリング』は一般にはあまり有名なメーカーではないようで、大阪の寝具店のHPで探し当てたので
すが、広島では扱っている店はありませんでした。 また『東京スプリング』のHPには技術的な説明が多く
余り商売気があるよういにも見えませんでした。 これはかえって信頼できるかも。          ・

大阪の寝具店の説明では、各メーカーの商品を取り寄せ、切り開いて内部を確かめてみた結果、信頼できるメ
ーカーは『東京スプリング』だけだったと断言していました。 更に寝心地なども全てのメーカーの商品(中
国製を含む)を比較した結果、自信を持って『アワーグラスポケット・マットレス』を勧めていると言ってい
ました。 店長だけでなく従業員全員がこれを使っているとも。                   ・

店長にも電話で直接確認した上で送ってもらったのですが、使ってみると適度に柔らかくてとても寝心地がい
い。 しかし使っている内にあることに気が付きました。 どうも柔らかさゆえに寝返りが打ちにくく、また
朝の起き抜けの腰痛が強いように思いました。                           ・

その後背中や腰の辺りに厚みのあるタオルケットなどをかませたり、枕を低反発の低いものに変えたりと様々
試しましたが、効果的な方法は見つかりませんでした。 実は購入するときに『ハード・シングル』という製
品も見ていたのですが、『アワーグラスポケット・マットレス』の人気が圧倒的でしたし、店長のお勧めでも
ありましたのでそのように決めた経緯がありました。                        ・

最近特にギターの練習からくる腰の痛みと相俟ってかなり深刻な状況になってきましたので、とうとう『ハー
ド・シングル』に交換するように検討を始め東京スプリングに状況を説明し意見を求めました。 「『ハード
・シングル』は当社の製品ですが、販売店の要望に応じて製品化しているため、お問い合わせの『シングルハ
ード』(以前見たもの)がどの製品かは分かりません。 ただ腰の痛みは原因が画一的でなく、人それぞれで
すから新たに買ったもので腰痛が改善できるかどうかは何ともいえません。」             ・

その上で、「裏技をご紹介します。 マットレスの裏側を使ってみてください。 『アワーグラス』は身体の
部位に合わせた柔らかさを追求していますので面面に多くの詰め物をしています。 裏面はやや固いですから
それで試してみてはどうでしょうか? それでも具合が悪いようだったら『ハード・シングル』をご検討下さ
い。」と懇切な返信がありました。                                ・

それで昨夜早速裏返しにして眠ってみました。 確かに少し固かったです。 それで眠ったのですが、『枕が
変わる』ってやつで寝つきが悪かったものの、今朝は腰の痛みはほぼなくいい目覚めでした。 ひょっとする
とこれはうまくはまったかも知れません。 これで暫く様子を見てみることにします。 これで改善したらち
ゃんと教えてくれた親切なスタッフにお礼を言わなければ。 こんな他愛もないお話しでした。     ・






































9月 7日


苦しい日々を過ごしています

随分と過ごしやすくなってきました。 されど私は最悪の日々を過ごしています。 下から脚の怠さ、腰の痛
み、背中の凝り、肩・上腕の痛み、首筋の痛み、こんな具合で全く動く気力が沸きません。 何でこんなこと
になってしまったか?と様々考えてみました。 そして思いつたのは。                ・

これはやはり『ギター』から来ているのではないか、きっとそうです。 腰は演奏するときの座った姿勢の悪
さから来ています。 いつもよじれるように右側に体重が偏っているみたいで、それが原因で右側に痛みが出
ていると思われます。 困ったことに特に歩き初めに強い痛みがあり、暫くはビッコをひく感じです。  ・

背中と首の痛みは演奏するときの前かがみの姿勢からきていると思われます。 娘にもこの姿勢の悪さを指摘
されていますが、なかなか治りません。 『ツボ押し器』で暫くマッサージをやってみるのですが、ほとんど
効果がありません。 首の痛みは一時深刻なことになりかけました。 経験したことのない痛みと痺れに同時
に襲われて、暫く首を動かすことが出来なくなりました。 首をゆっくりと前後左右に動かしている内に何と
か和らいで事なきをえています。 あれには驚きました。 いやショックでした。           ・

肩はおそらく、いや間違いなく最近特に複雑になった指使いが影響しています。 曲は段々と長く複雑になっ
ています。 その指の複雑な動きが上にあがって肩の痛みとして出てきているのだと思います。 それに緊張
タイプですからいつも体中に力が入っています。 これらが個別に各所の痛みを引き起こしているのではなく
て、相互に影響しあいながらあちこちの痛みや疲れとして現れています。               ・

それでどうするか? 先生と相談して少し練習のペースを落としてみようと思っています。 それとギターチ
ェアーを暫く止めて背もたれのある椅子に更にクッションを重ねて背中をサポートしながら練習をするように
既に取り組んでいます。 これだとかなり楽です。                         ・

そんなに苦しい思いをしながらギターをやるか? というご意見もあるでしょう。 しかし今となってはギタ
ーと英会話は私の切っても切り離せない人生の一部なのです。                    ・

ギターのレッスンが終わりました


ギターのレッスンが終わりました。 懸案となっていたソルOP60-19は上がりました。 やっとやっと
でした。 2週間前から本格的に始めたOP60-20は、これは思いもよらず合格となりました。 私は「
まだまだだなぁ。」と思っていたのですが、「この曲でマスターすべきテクニックは全て出来ています。 従
って合格にします。」ということでした。 そして「次回に向けて、あまり範囲を広げずにOP60-21に
集中してください。」
と指示されています。                            ・

それから足腰・首肩の痛みの話になりました。 「楽器の中に身体にいいものは1つもありません。」とズバ
ッと。 「広響の人達も殆どどこかに故障を抱えていて、水泳などで筋肉を鍛えたり、治療院に通ってほぐし
たりで騙しだましというか、工夫をしながら演奏していますよ。」 「最近は水泳はしていないのですか?」
と問われました。 「もう何年も前に止めました。 モチベーションが維持できませんでした。」とお話しし
ました。                                            ・

「近くに水泳プールはありませんか。 歩いて行って歩いて帰るくらいのところにあれば丁度いいです。 や
はり何らかの運動をされるといいです。 水泳が1番いいですね。 でなければ、ウオーキングがいいでしょ
う。」 そんなことで水泳への再挑戦を検討することにしました。 水泳には水泳の、ウオーキングにはウオ
ーキングの長所があれば短所もあります。 歩いて行って泳ぎ、歩いて帰るというのはお互いを補って理想的
なのではないかと思います。                                   ・

以前通っていたジムは比較的近いですが、問い合わせてみると以前あったシニア向けのリーズナブルなプラン
はなくなっていて、レギュラータイプ(終日利用可)が月額9,900円、データイム(9時~17時)とナ
イトタイム(6時~11時)が月額7,700円、その他に昼夜それぞれ月8回コースが5、500円という
ことでした。                                          ・

他に市営のスポーツセンターがあります。 距離的には上記のジムより少し遠いですが、私のウオーキングコ
ース程ではありません。 こちらは利用施設ごとに別料金となっていて、プールだけだとシニアは1回250
円で使えます。 そんなに毎日は通えない私にとっては月額の固定料金より割安で利用しやすいです。(以前
のジムでは月額料金を払って月に1~2回しかいけないということもありましたから)         ・

かれこれ5~6年前の話しになります。 ギター弾きの孫娘に挑発されて25mの競争をしたのですが、半分
も泳いだところでふくらはぎが引き付けて完敗。 まぁそんな泳ぎをする積りはありませんが、自分が自分に
煽られることがないようにゆっくりとギターが楽しめるような体作りをしようかなと思っているところです。
































8月24日


ギターのレッスンが終わりました

ギターのレッスンが終わりました。 押したり引いたりになってしまっているSor.OP60-19は今回
もダメでした。 要は『ぎごちない』ということでした。 私としては良かれと思ってやっていたテンポの変
化も全て否定され、メトロノームを使って最初からやり直しとなりました。              ・

Sor.OP60-20は前回のレッスン以降に練習を始めた曲ですが、こちらは「期待以上に出来上がって
います。」とお褒めをいただきました。 ただ期待の程度がどれほどだったか、ぬか喜びになっていないか、
そこのところは分かりません。 ただ、「いい出来上がりなので、次回の演奏会に向けて練習を継続してくだ
さい。」ということだったので、まんざらでもないのかも知れません。 次回に向けてのオーダーは「長い曲
なので『ダルセーニョ』(楽譜の最後まで演奏して、DSまたはダルセーニョ記号から楽譜の先頭に戻り、F
ine(終曲記号)まで演奏する、簡略表記です)で止まらず『Fine』まで通して練習するようにしてく
ださい。 『ダルセーニョ』以降の苦しさを乗り切る練習です。」ということでした。 次回演奏会は12月
17日です。                                          ・

更にSor.OP60-21にも新たに挑戦するように指示されました。 
曲のイメージとしてはSor.O
P60-19の和音を複雑にした感じです。 ただ、似て非なり、指使いが極端に難しくなります。 「最初
の15小節を練習して下さい。」ということなので、前記したようにいくつも課題を抱えつつですが、何とか
頑張ってみます。                                        ・

『黄昏亭』を開店しました

今回も『39堂主人』をお迎えして『黄昏亭』を開店しました。 例によって昼食を楽しみ、しかる後に様々
な話題に興じました。 今日の『主食』は『冷うどん』にしました。 有名なうどんなのでご存知の方もおら
れると思いますが、私の故郷、『麵処』鴨方の『たなかうどん』です。 私の幼馴染が経営しています。 な
かなか腰の強いいい乾麺です。                                  ・

メインディッシュは『小鯵の南蛮漬け』にしました。 実は今回は趣向を変えて『クレープ』を焼いてハムや
野菜、果物を包んで食べようと思っていたのですが、どうも昼食としてはイメージに合わないと翻意してこん
な食事にしたのでした。 思いついたのは『イシモチ』の唐揚げだったのですが、どうやら漁がなかったよう
でした。 その代わりに『小鯵』がありましたのでこんな『南蛮漬け』を思い付きました。       ・

           
 

出すほどもないハラワタでしたが、一応奇麗に掃除し、水分をしっかりふき取って『片栗粉』をまぶし、16
0度で暫く揚げて取り出し、200度に上げてさっと二度揚げし、熱いまま『ラッキョウ酢』に漬けこみまし
た。 11時にギターのレッスンが終わって準備を始めましたので、大体2時間くらい漬け込むことになりま
したが、ちょうどいい具合に酢が回っていました。                         ・

野菜は『茗荷』をスライスして付け合わせましたが、余り奇麗なことにはなりませんでした。 もちろん頭か
らかぶりついて頭も骨も、尻尾まで食べられるはずだったのですが、『39堂主人』は「ワシは頭と骨は食べ
られん。」ともったいないことをしていました。 2度揚げをして、酢に2時間も漬けたのになぁ。 幼い頃
よほど大事に育てられたのかな?                                 ・

もちろん自慢の『かき揚げ』も作りました。 材料はタマネギ、ニンジン、ゴボウです。 細くスライスし『
てんぷら粉』と『水』で適当な粘りが出るように混ぜ合わせます。 ここがコツです。 そして中温でサッと
揚げます。 これがパリパリでとても美味しい。                          ・


 

そしてもう1品、『サバ』の切り身を短冊に切って『大葉』でくるみ、『はさみ揚げもどき』を作りました。
店には他に『チヌ』『鯛』それにインドネシア産の?がいたのですが、これらはサイズからして短冊におろす
のが難しいかなと思いましたし、インドネシア産は初の『お目文字』でちょっと怖かったですね。    ・

そんなことで、彼が持参してくれたビールで美味しく頂きました。 見たところ彼にも満足の料理だったよう
にお見受けしましたけど。 残った『南蛮漬け』はお土産にお持ち帰り頂きました。 後日奥様の感想を頂き
たいと思います。 「家内の南蛮漬けもかなり酸っぱい。」と言っていましたので、案外高評価かも。  ・

さて、恒例の『おしゃべりタイム』です。 彼が農業について話し始めました。 「歳をして老い先短い人生
であればこそ、何か付加価値の高いものを作り農業に結果を出したいと考えている。」と切り出しました。 
腐葉土ともみ殻に3K(牡蠣殻、苦土石灰、珪酸カルシューム)とEM菌を加えて腐食酸の働きを促し、これ
により連作障害に強い土を作ろうと思う。 すでに或る程度の結果は出せた。             ・

まるで少年が夢を語るように目を光らせながら語ります。 長年取り組んできたミニトマトの味はもちろん、
高温にも負けない(真夏に収穫が落ちるらしい)トマトを育てたい。 西瓜もかなりいいものが採れるように
なったが、更に蔓の管理をしっかりやって形のいいものを育てたい。 タイガーメロンにはもう少し甘味が欲
しいなどなど、彼の日頃の思いを語ってくれました。                        ・

話題は揺蕩う。 その彼はいま写経に取り組んでいるそうです。 般若心経を60巻、もちろん(得意の)筆
書きでです。 それほど多くの写経をするのは何故か、それなりの理由があると思うのですが、そこは私には
分かりません。 彼曰く、『心無罣礙』だそうです。 心にある差し障りを払拭するためと聞きました。 何
があるんでしょうか、人にはそれぞれに様々な思いがありますから。 何れにしても『遠離一切顛倒夢想』の
境地を求められているのでしょう。                                ・

更に彼はいいます。 「元気に生きていくためにどうあるべきか? そのために食事の偏りをなくすことが大
切だと考える。」といいます。」 これについては異論なし、私の持論そのものです。 以前アイルランドか
らお出でになっている英語講師と激しく議論したことがあります。 彼は「自然食品とサプリメントに差異は
ない。」と主張します。 これに対し、「微量な貴重栄養素は自然食品でなければ賄えない。」と反論しまし
た。 結果は英語力で及ぶべきもなく、あえなく討ち死に。                     ・

しかし私の持論は変わりません。 ところが彼は一部をサプリメントに依存するように考えているようです。
食事の大切さをしっかりと認識している彼のことですから、依拠すべきところはよく分かっておいでのはず、
くれぐれも依存し過ぎないようにとそんな話をしながら今日の『黄昏亭』を閉じました。 最後になりますが
ビール、メロン、サルチャのお土産をありがとうございました。                   ・

朗報

たったいまギター弾きの孫娘から朗報が届きました。 将来に向け、重い決断をしたようです。 自分の才能
を信じ、決心を貫き通して欲しいものです。 それで『菩薩様』と一緒にワインで乾杯した次第。    ・













































     



8月20日



大片付け・大掃除


少し更新が遅れてしまいました。 9月からマンションの『大規模修繕工事』が始まります。 その間ベラン
ダに置いてあるものを全て部屋に取り込むか、捨ててしまうか、そんなことをやらなければいけません。 ベ
ランダが広ければ広いように使いますから、例えば倉庫とかグリーンカーテンに使う突っ張り棒など、15年
前の『修繕工事』以降に増えてしまったものが沢山あって、その扱いに忙殺されています。       ・

倉庫はホームセンターにお願いして解体し、どこかに保管しておいて、工事が終わったら改めて組み立てて貰
います。 その見積もりが来週早々にあります。 今日はエアコンを1台撤去してもらいました。 古くなっ
て錆びてしまった長い物干し竿は4等分に切って大型ごみの日に捨てました。             ・

それに合わせて不要になったものの処分にも取り組んでいます。 昨日は大型ごみの日でしたので、布団を7
~8枚捨てまいた。 それでもまだ半分残っています。 来客はおそらくもうないでしょうし、トレンドは羽
根布団に移ってしまって、今更綿の布団でもないでしょう。 『菩薩様』が残した洋服の生地も積み上げるほ
ど沢山あります。 ひと昔前なら貴重品だったでしょうが、今時生地から洋服を仕立てる人はいなくなりまし
た。 従って今やこの生地を貰っていただける人もいません。 これもやっつけなければ。       ・

そんなことで倉庫に使っている部屋だけでなく、寝室から仏間まで殆ど脚の踏み場がないほどに散らかってい
ます。 さながらゴミ屋敷の如し。 まぁいいんです。 何れ手を付けなければならないなら『終活』の好機
だと覚悟して本腰を入れて取り組むことにします。 言い訳じみていますが、こんなことに手を取られて更新
が遅れてしまいました。                                     ・

『天婦羅』を揚げた


暑い日が続きます。 なんか今年の夏はいつもと違うみたいです。 気温はまぁこんなものかなと思いますが
雨が多いし湿度が異常に高いです。 地域によって状況は異なるでしょうが、私の地域では夜になっても風が
動かず、加えてこのジメジメですから好きでもないエアコンに頼って夜半を過ごしています。      ・

こんな夏に抗うには、少し脂っこいものが必要かなと思って『天婦羅』を揚げてみました。 考え方がストレ
ートというかイージーというか。 確かにこのところ脂っこい食事が増えています。 豚の薄切りを野菜と一
緒にソテーしたり、トンテキやパンシット(焼きそばのことです)などをよく食べます。 従ってオリーブオ
イルの量もかなり多い。 脂は腹回りの成長を促します。 このところそれを実感しています。     ・

さて今日の天婦羅ですが、『野菜のかき揚げ』、『小メバルの天婦羅風』、それと『大葉』と『茄子』を揚げ
ました。 自慢は『かき揚げ』です。 ちょっとした工夫があって、サクサク、パリパリに揚げることができ
るようになって、このところたびたび作っています。 小メバルは骨までいけます。 美味しいですね。 ・


 

『天つゆ』は『菩薩流そばつゆ』です。 「こりゃぁうまいのう。 一体何じゃ?」と『39堂主人』に尋ね
られました。 かくの如く『菩薩流そばつゆ』は何にでも使えて便利です。 娘が新米主婦だったころ、「こ
れさえあれば怖いものはない。」と言っていたっけ。 ここは天婦羅の話し。 余談でした。      ・

その他近況

『労働力調査』の1回目調査が終わって、先週から2回目調査に入っています。 土曜日までに調査票の配布
を終えて、来月頭から回収をします。 それまではお休みです。 ただ、別の調査の調査員が足りないから手
伝って欲しいと依頼があり引き受けましたので、ことによると重なって忙しくなるかも知れません。 たちま
ち26日にその説明会があります。                                ・

ギターの新しい曲のイメージがやっと掴めるようになってきました。 ここまでが長かった。 少し身体に入
りかけているような気がします。 次回レッスンは次の水曜日です。 それまでにはとても間に合いませんが
細かい部分の指摘が入る程度までは来ていると思います。 次々回のレッスンまでには上げたいですね。 ・

来週に『黄昏亭』を計画しています。 今回は少し趣向を変えて、『クレープ』(クレープを焼いてハムや野
菜、果物を包む)を作ってみようと思っています。 今朝試しに作ってみましたが、どうも昔作っていた味を
忘れてしまって思い出せません。 開店までにもう一工夫しなければと思っています。 しかしこれはランチ
か?それともスナックか? これでビールというのも不思議な気がする。               ・