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9月 4日



ボランティア・ガイド予定

少し凉しくなりかけたので、そろそろガイドを受けようかと、クラブに「担当者未決定の依頼があったら知ら
せて欲しい。」と連絡しました。 クラブからは折り返し「沢山あります。」とリストが送られてきました。
10件ほど未決定の依頼がありましたが、この中から自分のスケジュールに照らして受けられそうなものを4
件ほど連絡しておきました。                                   ・

こうしておくとクラブから依頼元に「担当者が見付かった。」旨メールが送られます。 今や遅しとお待ちに
なっていたのでしょう、すぐに依頼元から私宛にメールが届きました。 1つはカリフォルニア州のサン・デ
ィゴからご婦人の2人連れ、母国語が英語でない国の人に英語を教える仕事をしていたそうで、退職を機に同
僚と日本にやってくるようです。                                 ・

広島に2泊し、広島・宮島をたっぷりと探訪したいようです。 2日目は宮島でハイキングの要望がありまし
たので弥山登山を提案しました。 例によって弁当を食べながら絶景を楽しんで頂ければと思います。 ただ
久しく登ってないものですから、私自身が息切れしないか少し心配しています。            ・

2件目もカリフォルニアからおいでになります。 こちらは日帰りコースで、京都からやってきて京都に帰っ
ていかれます。 1日コースはなかなか忙しい旅になります。 多くの方が平和公園と宮島を希望されますが
彼らは広島と宮島は同一地域と考えているようで、中には1時ごろ到着して両方を訪れたいと、知らぬながら
無理を言ってくる場合もあります。                                ・

今回も朝早く京都を発ち、すぐに宮島に入って『厳島神社』だけを見学し、広島に折り返して昼食をとり、『
平和公園』と『原爆資料館』をご案内するように計画して提案しておきました。 すぐに返信があって、「い
や私たちはゆっくりと動きたいんだ。 宮島は古い建物なんだろう。(余り興味がなさそう)』というような
反応でした。 ちょっと珍しい人達でした。                            ・

こうなると、やりようがなくなります。 「あなたたちは私のゲストですので、あなたたちのお望みのように
します。 来広時間、離広時間とお気に入りの観光地をおっしゃって下さい。 スケジュールを作り直し、再
提案させて頂きます。」と返信しておきました。 さてどのように戻ってくるか?           ・

3件目は夫婦と子供2人のファミリーです。 どちらの国からお見えになるのか、今のところはっきりしてい
ません。 ただ、英語が母国語の国ではないようです。 広島に2泊されますので、こちらには余裕がありま
す。 今のところ『弥山登山』を提案して返信を待っているところです。 もう1件はフィリピンからのファ
ミリーメンバーでした。 英会話を教わっている国からの来客でしたので興味があったのですが、直前に他の
ガイド・メンバーが受け持つことになったようでした。                       ・

足裏クレーター

こんなことで、今月末から来月にかけて3件のガイドを受け持つことになったのですが、ここにきてビッグト
ラブルに見舞われています。 群馬旅行から帰って2日間はルンルンだったのですが、3日目になって体中が
痛怠く、ひどく疲れを感じるようになりました。 また何時の間にか足裏で水虫が悪さをし始めていました。
気は付けていたのですが、旅行の間の長歩きの間に一気に広がり、ついには足裏にヒビが入ったようでした。
当然立ち歩きにも難儀をします。                                 ・

それで3日ほどゴロゴロしていたのですが、4日目にふと気が付きました。 これは疲れじゃない。 足裏の
ヒビから雑菌が入り、身体全体に菌が回って関節痛まで出ているんだ。 そうだとしたらゴロゴロしていても
治らない。 そう思って皮膚科に出掛けました。                          ・

Dr.の見立てもその通りでした。 その時には歩行もほぼ困難になっていて、看護師さんが治療をするのを
見ていると、足裏の小指側に2つの大きなクレーターが出来ていました。 それで塗り薬と抗生物質を頂いて
毎食後に抗生薬を飲み、風呂上がりに塗り薬で患部を治療しています。 多分もうすぐ快方に向かい始めると
思いますが、月末のガイドまでには万全な状態に戻しておかなければと思っています。         ・

水虫の根治はなかなか難しいです。 お風呂では毎日足裏と指股を綺麗に洗っていますが、旅行などの時、つ
い気が緩むのかも知れません。 それに旅行に合わせて安手の合成皮革のウオーキング・シューズを買いまし
たので、この通気性が影響したかも知れません。 こんなにひどいのは何年ぶりだっただろう、いや初めてだ
ったかも知れません。                                      ・







































8月25日



『第1回青年の船の会in群馬』が終わりました


『第1日』8月21日~24日、「群馬の夏を楽しむ会』などと自嘲しながら『第1回青年の船の会in群馬
』を開催しました。、今回の参加者は友班の女性3人を含む11人、秋田、埼玉、茨木、東京、静岡、福井、
大阪、香川、広島、福岡、大分各県から選抜されたかつての県代表の青年達でした。 また今回は友班の女性
班長89歳(東京)にもお出でいただけました。                          ・

この会は、本来なら群馬県出身のメンバーが中心になって会を企画し運営することになっていたのですが、直
前になって病を得て動くことが叶わず、代わって私がアシスタントとして企画に当りました。 その昔、私が
東京で働いていたころ家内とこの辺りを旅行したことがありました。 ただ、軽井沢に一泊し、浅間山と小諸
城址を訪れた後、レンタカーで一気に群馬県を横切り、中禅寺湖で一泊、それから日光に向かいましたので群
馬の記憶は全くありませんでした。                                ・

従って、言ってみれば『土地勘ゼロ』で企画にあたったようなものでした。 ただ、『みなかみ温泉』には元
の会社の保養所があり、温泉宿にしては比較的リーズナブルに、また気軽に利用できましたので随分助かりま
した。                                             ・

皆さんはJR上越線の『湯檜曽』(ゆびそ)という駅をご存知でしょうか? 難読駅名の上位にランクされそ
うですが、初日の宿はこの駅近くの『風木立の川辺 紫明館』という保養施設でした。 写真はその『湯檜曾
駅』の上り線プラットホームです。 下り線のホームは足下にあって、やや下ったあたりから上り線から別れ
急勾配をループを成しながら登っていきます。 この説明分かりますか? 私は完全に混乱しました。  ・


 

湯と山と川以外には何もない、誠にもって閑静な佇まいでした。 一行は早速眼下に清流を望みながらやや熱
めの温泉を頂き、それから大宴会となりました。                          ・


 

群馬と言えば『こんにゃく』『下仁田ねぎ』『上州和牛』、それに清流で育った『鮎・山女魚』などの川魚な
ど野趣豊かな『ご膳』と思いきや、何と海のない群馬の海魚がメインディシュでした。 もちろん料理は美味
しく頂けたのですが、
私としては期待していただけにちょっと物足りなさを覚えました。        ・

それからお楽しみの『部屋飲み』に移行しました。 前もって各地の特産と自慢の酒を持参するように連絡し
ておきましたので、車座になってそれらを囲み早速二次会を始めました。 そしてすっかり砕けて近況を報告
したり、過日の思い出話に花を咲かせました。 この時間が何よりのお楽しみでした。         ・


 

メンバーは概ね70歳台後半から80歳台前半です。 そろそろいろいろな不都合がある年代になりました。
群馬県出身の現地幹事は自宅療養中、班長は昨年末に鬼籍にに入られ、歩行困難なメンバーが2人、それに間
質性肺炎で日常生活がままならないメンバーもいました。 さて、何時までこの会を維持できるか、集まるな
り挨拶代わりに「もうこれが最後じゃなぁ。」というメンバーもいましたし、「いやいや出来るまでやればい
いんじゃない。」と様々な意見がありましたが、「次回は東京で!」と何となく纏まりました。 やはり皆さ
ん何時までも仲間の顔が見たいのでしょう。                            ・

『第2日』2日目は『天神平』に登ることにしていました。 ところがどうも天候が思わしくありません。・
朝鮮半島方面に進んだ台風9号の影響と思いますが、今週は端からずっと曇り、または小雨マークが続いてい
ました。 ロープウエイの会社で確認すると、(一般論として)「山の天気ですから、曇り空だと霧も出やす
く概して視界はよくありません。」と言います。 ちょっと答えにくいことを聞いてしまいました。   ・

もちろん雨を想定して代替のスケジュールを準備しておきました。 その場になって、「さてどうしましょう
。」では悲惨です。 そこで、もし雨だったら『伊香保温泉』まで戻り、露天風呂と『懐石料理』を楽しむよ
うに計画しておきました。 ただ、予定を切り替える場合、出来るだけ早く宿に知らせてあげないと、11名
分の料理となるとおいそれとは準備できません。 そのように宿からも要望がありました。       ・

結局、前日午前中に連絡し、『懐石料理』をお願いすることにしました。 「もし22日が快晴だったら、仲
間に残念がられるだろうな。」と思いましたが、どこかで決断しなければならないことでした。 朝風呂から
山を望むと、時に日の光が差し込むものの、頂きは霧に包まれていました。 私自身も期待していた『天神平
』でしたので後ろ髪を引かれる思いでしたが、いたし方ないことでした。               ・

『湯檜曾駅』から『渋川駅』、ここでバスに乗り換えて20分余り、『伊香保温泉』は『石段街』を中心に、
山に貼りつくように広がる温泉街でした。 迷路のような坂道の奥にお目当ての宿はありました。 マップで
は平地のように思えましたが、歩いてはとても無理、お迎えをお願いできましたのでとても助かりました。・

到着すると先ずはお風呂。 茶色に濁っていてトロリとした柔らかい、なかなかいい泉質でした。 『懐石料
理』もかなり上質でした。 しっかりとサシの入った上州和牛もかなり上質、あれもこれも美味しく頂けまし
た。 なお写真は懐石の初期の配膳です。                             ・

 

365段の『石段街』は『伊香保温泉』のいわばランドマークです。 その石段は麓から源泉まで登っていま
す。 それが365段。 一年中賑わうようにという思いが込められています。 石段の中央には湯樋を配し
各段にお湯を配分しているそうです。 我が国『温泉都市計画第1号の地』と石碑に刻んでありました。 そ
の石段を登り切って『伊香保神社』にもお参りしてきました。                    ・

 

ゆっくりとくつろぎ、それからバスで渋川駅まで引きかえし、JRで高崎まで戻りました。 今夜はここで1
泊します。 この旅もここまでほぼ無謬で来たのですが、ホテルで大きなトラブルがありました。 1室2人
のプランに予約していたのですが、ツインベッドでなく、セミダブルのタイプに予約してしまっていたようで
した。 「いいお爺さんがセミダブルで抱き合って眠るのか。」と皆さんに叱られてしまいました。   ・

何とか乗り切りはしましたが、すっかり落ち込んでしまいました。 満室の中をやりくりして頂いて、何とか
難を逃れることが出来ましたが、過ぎてしまえばこれはこれでいい思い出の1つになるでしょう。 そのよう
に自分を慰めています。 今宵も夕食パーティーだけにとどまらず、狭い一室に集まって残った酒肴で懇親を
深めました。                                          ・

『最終日』Time flies. 楽しい時はあっという間に過ぎ去るものです。 とうとう最終日になっ
てしまいました。 今日の予定は『富岡製糸場』見学です。 上毛線で高崎から上州富岡まで行き、駅から製
糸場まではタクシーの予定でした。                                ・

ところが病気療養中の現地幹事から急遽連絡があり、「上州富岡駅で落ち合い仲間の顔を見た後、車で製糸場
まで送ってやる。」といいます。 体調を心配して遠慮する向きもありましたが、私は彼が身体を動かす機会
になればいいと彼の好意に甘えることにしました。 前もって様子を聞いていましたので、そこは余り心配し
ていませんでした。                                       ・

製糸場の見学は約40分、解説員にガイドを頼んでおきました。 この製糸場は明治5年に開業し、近代化の
礎となりました。 レンガ造りの工場群は圧巻でした。 当初こそフランスから多くの技術を導入しましたが
後に独自に技術開発を行い、今のコンピューター制御に劣らないオートメーションを完成させたといいます。
『物作り日本』の萌芽はここにあったのかも知れません。                      ・

しかし建物の外も中も暑い。 流石は群馬の夏です。 本来ならもう少し腰を据えてゆっくり見るべきだった
のですが、メンバーの脚はそさくさと出口に向かいました。 今回のガイドは外観が中心でしたが、まだまだ
見るべきところが沢山あったように思います。 まぁ修学旅行ではありませんから、こんなところでよかった
のかも知れませんが。                                      ・

 

ちょっと余談・・・『首長館』という建物があって、ここにフランス人の技術者夫妻が住んでいたそうです。
建物の地下にはワインの貯蔵庫があり、そのフランス人夫妻は日々ワインを楽しんでいたのですが、それを垣
間見た人達から「フランス人は地下室で若い娘の血を絞り、それを飲んでいる。」という噂が広がり、女工さ
んが集まらなくなったという笑い話しがありました。 東京、横浜辺りならいざ知らず、当時の片田舎だった
群馬では、それはカルチャーショックだったでしょう。 ちょっと面白いお話しでした。        ・

見学が終わって、現地幹事に駅まで送ってもらうところ、「我が家まで来て、少しゆっくりしていってくれ。
」と誘いがありました。 「いや、これから高崎まで帰って、『釜飯』を食って解散することにしている。・
それほど時間がないんだ。」と断りましたが、「『釜飯』を我が家に準備している。 高崎までは車で送る。
」と強く誘われ断り切れずお邪魔することにしました。                       ・

彼は『こんにゃく農家』で、ご自宅は『こんにゃく畑』に囲まれています。 天明の大噴火(1783年)に
よって付近一帯が火山灰で覆われ、また関東ローム層などの土質がこんにゃくの生産に適していたのだそうで
かなり手広く『こんにゃく畑』を経営しています。 因みに、群馬県の『こんにゃく』生産量は圧倒的で全国
のほぼ95%を占めているそうです。                               ・

そんな話を伺いながら、冷たい西瓜、美味しい『釜飯』をご馳走になり、奥様の気配りに恐縮し感謝しながら
お宅を辞し、高崎まで送っていただいて、再会を誓いながらそれぞれに別れていきました。 これで今回の集
まりはお終い。 次回は熱海が提案されています。                         ・

『追記』さる書籍の感想文を依頼されています。 その内容がこの旅行記に関連していますので、これを感想
文の一部としながら逐次記述していきたいと思います。                       ・












































8月13日



大爆発


寝室のベランダで『ドーン!』という大きな音がして目を覚ましました。 「誰かがそっと侵入する積りで、
脚を滑らせるかどうかしてベランダに転がり落ちたな!」と思いました。 それ以外にはこんな大きな音がす
ることなど考えられませんでした。                                ・

「これは戦わねばならぬか。」と思いつつ、そろそろっとカーテンを開けてみましたが、怪しい人影はありま
せんでした。 とすると、一体何が? 芯に響くような大きな音がして、何もないということはなかろうと思
いましたが、それらしい物体も見当たりませんでした。 いや、あれは何だ!             ・

ベランダ収納ボックス(灯油ポリタンク収納用)の上に見たこともない黄色い物体が乗っかっていて、これが
また複雑な形をしています。 見当が付きません。 ベランダに出て確かめてみると、これが腰巻型のライフ
ジャケットでした。 あの『ドーン!』はこのライフジャケットのガスが自然に暴発し、まさに水上を漂うか
のように広がっていたのでした。                                 ・

 

何でこんなものがここにあるのかと言うことです。 ご存知のようにこのページはかつて『チヌ釣り』をテー
マにしていました。 40歳台半ばから凝りに凝ったものです。 そんな頃、誕生日などに息子から釣り関連
グッズのプレゼントがありました。                                ・

でも彼は私がどんなところでどんな釣りをしているのか全く知りません。 それで時として使い勝手が悪く、
お蔵入りになってしまったものもありました。 このライフジャケットもその内の1つでした。 もちろん気
持ちには感謝していましたけれど。                                ・

時を経て、私が60歳になったころ家内が深刻な病に犯されてしまいました。 それで私の生活は一変しまし
た。 そして、「もう殺生はできないな、いやしてはいけないな。」ときっぱりと釣りから離れました。 私
の殺生が家内に祟ったかと思ったりしたものです。 それ以降私の釣りアイテムは車のトランクと倉庫に眠っ
たままになっていました。                                    ・

実をいうと、最近になって、『ハゼ』や『コノシロ』などの小魚を釣ってみたいという色気もなくはなかった
のですが、最早このおぼつかない足許で釣り場に立つ自信もなく、それで、この際その全てを孫息子に譲るこ
とにしました。                                         ・

ですが、このライフジャケットだけは息子に「使ってくれてなかったのか。」と思われるのが嫌で、そしてど
のように処分すればいいかと思案しながらベランダの片隅に残しておきました。 それがちょうど室外機の吹
き出し近くだったものですから熱でガスボンベからガスが吹き出したようでした。 しかし、驚きました。・

その『ド~ン!』にひっかけて、その昔凝りに凝ったチヌ釣りと、その釣り道具から完全に離れたという他愛
もないお話しでした。                                      ・






























8月 6日



わかったかな

今日は8月6日、広島の89回目の原爆記念日でした。 平和公園に出掛けることは出来ませんでしたが、今
年も8時15分からサイレンに合わせて1分間の黙祷をささげ、犠牲者のご冥福をお祈りしました。 合わせ
て、13日にご案内するオーストラリアのカップルにメールを送り、犠牲者を悼んで下さるようお願いしまし
たが、この意味を分かって頂けただろうか。 いまだに返信がないところを見ると『??』だったかも知れま
せん。                                             ・

広島駅にお迎えし、すぐに『平和公園』にご案内します。 そして爆心地での第一声が『1945年8月6日
8時15分』になります。 その時にメールの意味を理解して頂けたかどうか尋ねてみようと思います。 着
々と準備は進んで、今日『平和資料館』の入場券のオンライン購入をしておきました。 お陰で酷暑の中1~
2時間待ちというような過酷なことはなくなりました。                       ・

ミシンの修理

5~6年前のこと、『菩薩様』が使っていたミシン(かなり高機能)を娘が持ち帰りました。 それまで使う
こともなかったのですが、ないとなるとつい不便に感じるものです。 それで知り合いのミシン屋さんに相談
したら、「ちょうどいい中古が出ている。」というので、それを譲っていただきました。        ・

いざ何かを縫うとなると、経験がないうえに不器用と来ていますから、なかなか上手くいきません。 チノパ
ンの裾のほつれを直した時、生地が固かったものか、それ以降糸がよれよれになって全く縫えなくなってしま
いました。 それで投げたままになっていたのですが、パジャマの袖口が傷んだので、これを機にミシンを修
理して貰いました。                                       ・

話しはミシンから離れます。 そのミシン屋さんがなかなかの饒舌家で、「ワシの話しは面白かろう。」と滔
々と話します。 そして「原爆を落とされたけれど仕方がないなぁ。 日本も大陸へ出て随分迷惑をかけたか
らなぁ。」と言いますから、つい反論してしまいました。                      ・

日本はアメリカと植民地宗主国とは戦ったがアジアの国々と戦った訳ではない。 日本はアメリカとの戦いに
は敗れたが、イギリスやフランス、オランダに負けた訳ではない。 日本はタクティクスには敗れたが、スト
ラトジーでは勝利した。 戦略目標『大東亜共栄圏』構想を達成し、ヨーロッパの宗主国からアジアの国々を
解放した。 日本は敗者ではあるが戦略目標を達成したという観点からいえば勝者でもある。      ・

GHQが左巻き(主に日教組)を使って日本国民に植え付けさせた自虐史観にいつまでも囚われるべきではな
いと話しました。 結構ポカーンとして聞いていましたから、きっと摺り込まれただけだったんだろうと思い
ます。                                             ・

さらに中国や韓国が言う『歴史認識』についても話しました。 歴史認識を歪曲しているのは中国や韓国だ。
南京大虐殺は反日日本人が中国にご注進に及んだフェイクストーリーであり、慰安婦問題は吉田何某かの作り
話を朝日新聞が真に受けてばらまいたプロパガンダだ。 これについてもエッ!という顔で聞いていましたか
ら、このミシン屋のオジサンはまさに自虐史観に囚われた方だったのでしょう。 歳もそんなに離れた方では
ないので、そろそろ目覚めて欲しいものだと思いましたね。 毎年この時期になると『自虐史観』が頭をもた
げてくるようです。                                       ・

少し休みます

今朝ギターの先生に「ギターが手に付きません。 また無性に弾きたくなるまで暫く休ませて頂きます。」と
メールを送りました。 ギターの発表会の後でずっと考え続けていましたが、余りのショックと現状にそうせ
ざるをえないと考えるに至りました。                               ・

『継続こそ命なり』ということもよく分かっています。 折角続けてきて、曲がりなりにも身に着けたスキル
を台無しにしてしまうことになるでしょう。 そのこともよく分かっています。 それでもという苦しい決断
でした。                                            ・

後刻先生から連絡がありました。 「今月はゆっくり休んでください。 筋肉が衰えないうちに9月から始め
ましょう。 演奏曲も従来のものに続けてチャレンジするより少し弾きやすい曲に替えてみたいと考えていま
す。」 心配して下さるのは有難いですが、そう簡単に気分が変わるかどうか疑問です。        ・

これからガイドを1つこなし、九州で友達と逢い、下関で孫娘のギターコンクールの応援をし、それから群馬
に旅行します。 気分転換をしながらゆっくりと考えたいと思います。                ・
























8月 3日

書かねばならぬ

今月12日にガイドを受けることにしました。 お客様はオーストラリアのカップルですが、詳しいことはま
だ分かりません。 ただ、ガイドのスケジュールは既に提案し了承を頂いています。 後はなまった身体の手
入れをしておくことだけです。                                  ・

何しろ、梅雨の間中ゴロゴロしていましたので、足腰のサビ落としとともに暑さにも慣れておかなければと考
えて先日から歩き始めています。 ガイドの後には、この盛夏に九州・下関旅行、そして『青年の船の会in
群馬』が控えていますので、何とか耐えられる身体作りを。 加えて腹回りも随分成長しましたし。   ・

今日はショッピング・モールまで歩く積りで出掛けました。 T-シャツ、短パン、ハット、新調のムーンス
ターのウオーキングシューズの出で立ちでした。 ただ、指ありショートソックスが古く固くなって、少し靴
擦れがあるので、この際新品、しかも指なしを購入することにしました。               ・

午後3時、しっかり水を飲み、初めにフードマーケットまで歩きました。 ここで冷たい『経口補水液』を飲
みしばらく休んでショッピングモールまで歩きました。 この時左足向う脛に違和感がありましたので、ひょ
っとしたら無意識に靴擦れを庇っていたのかも知れません。                     ・

それから買い物を済ませ帰路に付いたのですが、が、が、えらいことになりました。 いきなり左足ふくらは
ぎに痙攣がきて動けなくなってしまいました。 1mほど先に街路樹の支えがあり、それに捕まろうとするの
ですが、脚が動きません。 見ると私の左ふくらはぎは半分ほどに細くなり、ピクピクと震えていました。・

通りがかったご婦人がそれと気付き、「あんた、どうしたん? はよ陰に入りんさい。」と声をかけてくれま
したが、見渡しても周囲に片陰なし。 「あんた、水を持っとるん?」 「持ってない。」 「ほんなら買う
て来てあげる。」と親切に冷たい水を買ってきてくれました。                    ・

その間にバッグの中を探り、『芍薬甘草湯』を取り出しました。 「あんた、それを持ってたん? そんなら
それを飲んで陰で休みんさい。」 こう言って彼女は去っていきました。 痛みが少し和らいできましたので
ショッピングモールまで引きかえし、椅子に座って『芍薬甘草湯』を流し込み暫く休みました。     ・

その時になってハッ!と気付きました。 あの時には余りの痛みで何も考えられなかった。 その痛みから解
放されたとき、「ひょっとしてあの方にお礼を言っただろうか?」と思い至ったのです。 言ったようであり
そうでなかったようにも思える。 心がザワザワとしました。                    ・

そしていま、ひょっとしてこの記事があの方の目に止まって、私の感謝の気持ちが伝われればいいが、と念じ
つつ『書かねばならぬ』という思いでこれを書き終えました。                    ・















































7月23日



車中サウナ状態

梅雨が明けた途端にいきなり暑くなりました。 こんなとき車のエアコンが壊れたらどうなりますか? 一昨
日のこと、ギターの発表会が終わったので久しぶりに『カイロプラクター』に逢いに行きました。 どうやら
首を長くして待っていてくれたようで、「わざわざ来てくれて有難うのう。」と何度も言っていました。 ・

そして、大野の『まちの駅』で2人で食事をしました。 売店でハマチの刺身を買って、食堂で『天婦羅定食
』を頂きました。 ちなみに彼はコチの刺身に『海鮮丼』でした。 ?この取り合わせはどうよ。 まぁ好き
ずきか。 私の『天婦羅』は今回はまずまずでした。 (前回のはちょっとなぁ。)          ・

暫く話していたら、いきなり焦げ臭い匂いが漂ってきたので、「ばばちゃんの喫茶店でコーヒーを飲むか。」
と『まちの駅』を後にしました。 何があったのかは分かりません。 その日は日曜日だったので食堂はほぼ
満席でしたが、他には誰も気にしていなかったようです。                      ・

それから車に乗り込んだのですが、暫く走っても冷気が出てきません。 車内は完全に煮えていましたので我
慢できずウインドーをfull openにしましたが、外気も暑いし、えらいときにエアコンが壊れてしま
いました。                                           ・

実は家を出るとき、「何だか冷えが悪いなぁ。」と気付き、あれこれ試していたのでした。 初度登録以来2
6年、車検時に部品の交換をしたことはありますが、ほぼ故障はありませんでした。 あえていえば、2度ほ
どバッテリー上がりがあったくらい。                               ・

そんなことで、今日サービスステーションに持ち込みました。 スタッフが申すには、「ゲージを見る限りは
ガスは減ってはいますが、まだあるようです。 コンプレッサーもちゃんと動いているようなので、専門工場
に持ち込んで詳しく調べてもらう必要があります。 いきなりガスを入れるとかえって状態を悪くすることが
あります。 取り敢えず検査手続きに7,000円かかります。 代車を用意しましょうか。」     ・

まてまて、ガスが減っているんだろう。 そこを解決しないでいきなり検査手続きもないもんだろう。 そこ
で、「ガスの減った分を補充してみてはどうか。」と提案しました。 暫く待っていたら、「ガスが1本入り
ました。 かなり冷えるようになったと思いますので確認してください。」といいます。 確かめてみたら、
こんなに冷えるのかと思うくらいしっかり冷えていました。                     ・

それでガスの充填料2,700円。 この店では時々こんなことがあります。 「はい!はい!」といって任
せっぱなしだと思わぬ出費を強いられることになるかも。 別に悪気があるわけではなくて、最悪を想定して
修理に当ってくれているのだとは思いますが、「それって本当に必要なの?」と思うこともまゝあります。・
「オイルの滲みがあります。 エンジンを降ろして修理することになります。」と言われたことがありました
が、シーリング剤を添加してこのかた、もう何年も問題なく動いているという経験もありますし。    ・

それはともかく、無駄な修理費を請求されることもなく、またこの盛夏をエアコンなしで過ごすようなことに
ならなくてよかったというお話しでした。 言いなりになって大損をなさらぬよう、そのことにも一言。 ・


















































7月20日



ギターの発表会が終わりました


結論から言えば、今回も同じ道を辿り失敗に終わりました。 『同じ道』というのは、『今回こそ大丈夫』と
いうところまで仕上げながら、本番で失敗を繰り返したということです。 本番前の練習でも失敗することは
なかったのですが、肝心の本番でまたまたやらかしてしまいました。 ハートが弱いなぁ。       ・

それで、かねてから計画していたように『枯れ木2号さん』と『残念会』を行いました。 「いい烏賊を頂い
ているので、我が家でやりませんか?」とお誘いをいただきましたので、有難くお受けし彼のお家にお邪魔し
ました。                                            ・

スターターはビールに『きゅうりの浅漬け』『めざし』と『烏賊そうめん』でした。 私は椅子に座って待っ
ているだけ、奥でコトコトと音がしていましたが、これは思いもよらない料理でした。 『きゅうりの浅漬け
』『めざし』はシンプルにしていい取り合わせでしたが、何より生魚を食べない『枯れ木2号さん』から手作
りの『烏賊そうめん』が供されたのには驚きました。 無理をさせてしまったかな。          ・

反省しきりでしたが、まぁそれはそれとして次第に話しは弾んでいきました。 続いて『鶏もものソテー』が
出てきました。 「初めて作ってみたけれど、とてもうまく出来た。」とポテトと一緒にソテーした一品でし
た。 焼き具合もよく、胡椒が効いてとても美味しく頂けました。                  ・

 

ここから『白ワイン』に切り替わりました。 段々と酔いが回ってきたところで、「ビデオを見ましょうか。
」といいます。 私の演奏をビデオに撮っておられたようですが、「それだけは勘弁して下さい。」と固辞し
て笑い合いました。                                       ・

最後に彼の得意料理のパスタになりました。 「パスタに烏賊を入れましょうか?」と言われます。 「いや
いや烏賊はお刺身でしょう。 パスタならゲソだけで十分です。」とこの辺りでは既にかなり酔いが回ってい
ます。                                             ・

 

それから話しはあれこれと止めどもなく続き、気が付けばとんでもない時刻になっていました。 酔いの精か
歳の精か、足許がふらつきます。 そしていつものように『お上さん』の車で送って頂き帰宅した次第。 『
お上さん』にはいつもご迷惑をお掛けし申し訳ありません。 感謝しきりです。            ・

申し遅れました。 お土産に烏賊を頂きました。 重ね重ね有難うございました。           ・






































7月18日

桃が届きました

故郷の従妹から『清水白桃』が届きました。 かなりの大玉で、よく熟していて、箱を開けるといきなり甘い
香が一面に漂いました。 何とも言えず懐かしい故郷の香でした。                  ・

彼女は退職後この時期だけ近所の果物屋さんのお手伝いをしているそうで、「ここまで熟れたものを送っては
ならぬ。」と言われたけれど、彼女の一存で送ってくれたそうです。 「そこら辺の高級品より美味しいと思
うよ。」とも言っていましたね。                                 ・

早速1つを冷蔵庫に入れて、それから息子と娘に持って行ってやりました。 広島で道を間違えて、えらい遠
回りをして遅くなったけれど、帰宅して早速冷蔵庫から取り出してマルっと頂きました。 甘い。 とろける
甘さです。 楽しませて貰いました。 『筍』『プラム』『せとか』『りんご』、いつも有難う。 感謝して
るよ。                                             ・

 









































7月15日


孫娘に教わる


発表会まで余すところあと5日、「まだ、目途が立たず苦しんでいる。」と孫娘に話したら、「今日は予定が
ないので教えてあげる。」とギターを背負って我が家までやってきてくれました。 すぐにチューニングをし
てレッスン開始。                                        ・

解決したい場所を数か所あげると、1つ1つ丁寧に教えてくれました。 指の形、リストの位置、肘の入れ方
肩の入れ方、指だけでなく身体全体を使いながら問題個所の解決方法を解説してくれました。 まさに基礎か
ら説き起こすという感じでした。                                 ・

運指についても、全く違う角度からより弾きやすい方法を提案してくれました。 1時間に及ぶレッスンでし
た。 それで、その指導を飲み込めたかというと、実はそんなに簡単ではないのです。 これから時間のある
限り繰り返し練習して、物にしていかなければいけません。 苦しみは続きます。           ・

最後に「5回連続して間違えなくなるまで練習して。 それと低音が響いていないないので、もしゆとりがあ
ればそこも修正して。」と言ってレッスンを終了しました。 少しだけ希望の光が見えてきました。   ・

それからお礼にお昼をご馳走しました。 例の『天婦羅うどん』です。 孫娘は私がお昼の準備をしている間
中ギターを弾いていました。 次回のコンクールの課題曲だそうでした。 彼女は4歳からクラシック・ギタ
ーを習い始め、ずっと継続していて来年は大学生です。 順調にのびてソリストとして活躍してくれればと、
私はおおいに『ジジバカ』をしています。                             ・


 

トマトを頂きました

『39堂農園』からトマトが届きました。 よく熟した大玉とミニトマトでした。 有難うございました。 
「持っていってやろうと思って冷蔵庫に入れておいたのだが、すっかり忘れていた。」のだそうで、よく冷え
ていましたので、早速スライスして孫娘にも食べさせてやりました。                 ・

それから夕食に『アクアパッツァ』を作りました。 冷凍庫には『バゲット』『あさり』『タラの切り身』が
ありましたが、肝心のミニトマトが足りません。 「ギターの発表会が終ったら直売所で買ってこようと思っ
ていたところに、都合よく沢山手に入りましたので早速やってみました。               ・

腹回りを気にして、このところ夕食を控え気味に『お粥』を中心に食べていましたが、今夜は禁を破って最近
の得意料理?にしました。 でも流石にワインは控えました。                    ・


 

























7月13日



酔芙蓉が咲きました

昨夕のこと、蕾が1つ緩んでいましたので、明日辺り咲くんじゃないかと思っていましたが、予測通り今年最
初の1輪が咲きました。 早朝に純白に咲く花はいつ見ても清々しいです。 『菩薩様』が好きだった花です
ので、彼女の遺影を持ち出して見せてやりました。                         ・

『無垢に咲き、恋に恥じらい、赤く染まって落ちていく。 まるで女の一生のようだ。』 これが彼女の『酔
芙蓉観』でした。 うまいことを言うもんだなぁと感心していました。 まずは無垢の1輪を見て頂きましょ
う。 花びらになんとなし、透明感があります。                          ・


 

この写真は午後1時頃に撮ったものです。 かなりピンクに染まってきました。 恥じらいの風情です。 な
かなかいい表現ですね。 愛を語り合ったあのころの彼女の心境はこのようだったのでしょうか。 いやいや
もっと初々しいころ、吉永小百合の相手役にあこがれていた少女→青春時代の事だったかも知れません。 今
となっては知る由もありませんが。                                ・

 

そして徐々に円熟期を迎えます。 午後5時半頃の写真です。 一途に愛しながら晩年を迎えたでしょうか。
老いていくということではなく、愛する人の胸の中に赤く染まって落ちていくと、あの人ならきっとそう考え
ていたのではないかと思います。                                 ・
 
 

さて、正気に戻って、この夏1番は八重にしては花びらが少なかったように思います。 このところ下の葉か
ら黄色くなって落ちていましたので、「これは肥しが少なかったのではなかろうか?」と思ってきました。・
しかし、肥しが効きすぎているということも考えられるのでどう対処するか迷っていました。 しかしこの花
びらを見て、これは肥しが足りていないと確信しました。                      ・

そこでホームセンターに出掛けて、『緩効性』の球肥を買ってきてかなり多量にばらまいてやりました。 鉢
物とはいえ、株は既に私の腕より太くなっていますので、栄養の要求量も半端ではないのかも知れません。・
見た感じ、葉の色も心なし薄いようにも感じます。                         ・

これから7月の終わりにかけて幾つかの開花を見るでしょう。 しかし本格的に咲き始めるのは通例8月の半
ばからです。 それを『菩薩様』共々楽しみに待っています。                    ・
































7月 9日



ギターのレッスンが終わりました

ギターのレッスンが終わりました。 もちろん今日のレッスンは『ソル・エチュードOP31-17と18』
の2曲でした。 
初めに『OP31-17』を2回弾いたところで、「テンポもいいし、譜読みも間違いはあ
りません。 後は弾き込みです。 しっかり練習して下さい。」 これで終わりでした。        ・

続いて『OP31-18のレッスンに入りました。 1回弾いたところで、「通りましたね。」とそこまで
はよかったのですが、後がいけません。 「曲がプツプツと切れています。」と言われます。 つまり、「も
う少しスムースに弾きなさい。」ということをおっしゃっています。 小節と小節の間がキレギレになってい
ることはよく分かっていました。 でもそこが難しくて指が動かない。                ・

後で『息継ぎ』のか所を教えていただきました。 「ここでは一呼吸置いてよし、それ以外は一気通貫で切れ
目なく演奏しなければ曲にはならぬ。 発表会まであと10日、間に合いますか。 「アルペジオ2曲ですが
この曲も是非弾いて下さい。」と念押しがありました。 もう逃げられません。            ・


















































7月 7日



鯵にぎり

お隣さんから鯵を頂きました。 今朝釣りに出られたのでしょう、キラキラした活きのいい鯵でした。 旬で
すしね。 「有難うございます。 これだと刺身が取れますね。」 なんてことを話しながら、こころは既に
『にぎり』だぁ! すぐにお米をしかけ準備を始めました。                     ・

それから暫くギターの練習をし、ご飯が煮える15分ほど前になって鯵のしごを始めました。 頭を落とし、
腹を開き、背中から、腹から包丁を入れて3枚おろしというような厄介なことはしません。 しかも鱗も気に
しない。 首筋に包丁を入れた後は尻尾に向かって一気に包丁を滑らす、いわゆる『大名おろし』で捌いてい
きます。                                            ・

それから肩の辺りから皮を一気に引き剝いていきます。 後は腹の骨を削ぎ、料理用の毛抜きで血合いの小骨
を抜きます。 これでネタ完成。 片身で一貫のサイズです。 ご飯が煮えたら寿司飯作りです。 適当に冷
めたところで、「さぁ、握りましょう。」 ついつい大きくなりがちですから、できるだけ小さく小さく、一
口サイズに。                                          ・

何か気のきいた器に盛ればよかったのですが、後かたずけが面倒です。 まぁ、1人者の横着ですね。 そし
て簡単に『そうめん』汁を作りました。 写真に撮ればこんな具合です。 まぁ、『まかない料理』ですから
こんなところでいいでしょう。                                  ・


 

後で、『いたずら』で写真を『枯れ木2号さん』に送ったところ、「あじにぎりですか。 ブルブル」と返っ
てきました。                                          ・





















7月 6日



冷ボンゴレ・そうめん

You tubeを見ていたら、『ガーリック。そうめん』というのを紹介している番組がありました。 若
いエンタメがかった料理人で、よせばいいのに『焼酎の水割り』を大ジョッキで傾けながらやらかしていまし
たが、料理そのものは極めてまともで、結構美味しそうに思えたので早速これを作ってみることにしました。

オリーブオイル、ガーリック、唐辛子、コンソメ、醤油でスープを作り、これを『冷凍室』で冷やしておく。
『そうめん』を固めに茹でて(1分半くらい)水で洗い、氷水を潜らせて麺も十分に冷やす。 『そうめん』
を皿に盛り、冷凍庫からスープを取り出して麵の上から注ぐ。 ガーリックや唐辛子もトッピングする。 ・

「シンプルだけど極上だ。」と言いながら、焼酎を煽りつつ味わっていました。 オチャラケはそれとしてこ
の蒸し暑い時期には抜群の料理だと思いました。 そこで早速作ってみました。 といっても、そこはそれ、
一捻りするのがつむじ曲がりの私流です。                             ・

スープはボンゴレ風にしました。 オリーブオイル、ガーリック、唐辛子、醤油に鶏ガラスープ。 アサリと
ミニトマトを加え、白ワインでアサリの口が開くまでしっかり煮ます。 アサリは冷凍してありますので口が
開くまで少し時間がかかります。 アサリの口が開くといい塩味が出てとても美味しくなります。    ・

粗熱をとったあと、このスープを冷凍庫で冷やしておきました。 それから『そうめん』を茹でます。 沸騰
させたお湯で1分40秒くらい。 そうそう『そうめん』は100gです。 すぐに流水で〆て、さらに氷水
で十分に冷やし、水を切ってお皿に盛ります。                           ・

後はスープを回しかけて、さらにオリーブオイルを少量振りました。 それからバジルの葉っぱを2~3枚頂
いてパラパラと振って完成させました。 反省点もありました。 随分味見をした積りですが、塩味がやや薄
かった。 『そうめん』そのものがあっさり系ですし、水切りをしてもある程度水分が残っていますので、塩
味強めがよかったかもしれません。 それとバターかなぁ。                     ・


 
















































7月 1日



黄昏亭を開店しました

『枯れ木2号さん』をお招きし『黄昏亭』を開店しました。 本日のお品書きは『もやしと豚の重ね蒸し』『
芝海老の唐揚げ』『かき揚げと海老天うどん』にしました。 お酒は・・・ちょっと合わせにくい料理です。
結局『枯れ木2号さん』によく冷えた『白ワイン』をご持参いただくことにしました。         ・

『もやしと豚の重ね蒸し』は『菩薩様』がよく作ってくれた料理でした。 まず『ル・クルーゼ』の平鍋にも
やしを盛り上げるほど乗せます。 そしてそれを完全に覆いつくすように豚の3枚肉を貼りつけます。 さら
にニンニクのスライスを乗せ塩胡椒をして蒸します。 頃合いを見計らってカイワレを振り掛けるように乗せ
て火を止めます。 これで完成です。 『ポン酢』がよく合います。  カイワレはやり過ぎですね。  ・

 

これを『白ワイン』で始めました。 「日本酒もいいかも知れない。 『赤ワイン』でも合いそうですね。」
などと話しながら半分ほど片付けたところで『芝海老の唐揚げ』に取り掛かりました。 これは先日1度練習
をしていました。 居酒屋で食って、これは是非供してみたいと思った一品でした。          ・

もし今朝『芝海老』が手に入らなかったら、そう考えて先週末に準備して冷凍しておきました。 フリーザー
パックに水と一緒に詰め込んで平たくして冷凍してあります。 もし今朝手に入らなかったらすぐに解凍して
使う積りでしたが、折よく見つかったものですからそちらを使いました。               ・

綺麗に洗い、水を切って塩を振り『てんぷら粉』をまぶします。 最後にマヨネーズを大匙1杯くらい加えて
準備完了。 マヨネーズを加えるとカリッと揚がるそうですよ。 もっとも、いまだその効果をしかとは実感
していませんけど。 そして揚げ過ぎないように注意しながら完成させました。            ・

 

食も話しも進んでいきます。 そろそろと頃合いを見計らって話しを中断し次の料理に移りました。 ホスト
兼料理人はなかなか忙しい。 「そろそろ〆の料理にかかりたいと思いますが如何でしょう。」 同意を得て
最後の料理『かき揚げと海老天うどん』に取り掛かりました。                    ・

この料理では、『出汁』『茹で』『天婦羅』が並行して進んでいきますので、タイミングを見極めるのがとて
も大切になります。 先ずは天婦羅作りから。 かき揚げの材料はニンジンと玉ねぎ、出来るだけ細くスライ
スしないと纏まりがよろしくありません。 それに僅かな水を加えて天婦羅粉を振って、更にマヨネーズを加
えて混ぜ合わせます。 この時の粘り具合がとても大切です。 カリッと揚がるか、纏まらないか、はたまた
ダンゴになるか、ここが難しいところ。                              ・

海老天は大形の『バナエイ海老』を冷凍してありました。 解凍して皮を剥き、背中に軽く包丁を入れて背ワ
タを取り除きます。 それから腹の側に数本包丁を入れ、逆さ海老固めのように曲げながら筋肉を折ってやり
ます。 こうすると揚げたとき海老が丸まりません。 こちらの方は天婦羅粉とマヨネーズでトローッとした
生地を作り、海老を浸してから揚げていきます。 揚げ過ぎて固くならないように。 今回はちょっと失敗。

そうこうする内に出汁が温まり、うどんが茹で上がってきます。 まず丼にうどんを盛り、天婦羅を乗せ、ネ
ギの小口切りを振り掛け、最後に熱い出汁を注ぎます。 これで完成ですが、まだ天婦羅が柔らかくならない
うちに手早く供することが大切です。                               ・

 

そして後は語らい。 今回は『枯れ木2号さん』の『怒涛の6月』のお話しが中心でした。 イタリアのサル
テーニャ島に旅し、帰国後娘さんの追っかけで東京の『東京芸術劇場』、博多と東に西に走りまわり、他にも
様々あってグロッキーだったとさ。                                ・

そうそうお土産がありました。 シーズニングなのですが、乾燥トマト、ニンニク、チリ、ケッパーなどがミ
ックスされていて、これ1つでスパゲッティーが出来るという優れモノです。 早速試してみます。 有難う
ございました。                                         ・


 

【追記】後日メッセージがありました。 「どの料理も美味しかったですが、〆の『天婦羅うどん』の美味し
さは格別でした。」とありました。 有難うございます。 励みになります。             ・
































月30日


               
無残な姿に

『男やもめ』の一人暮らし、むさくるしくも侘しいリビングではあっても、いやあればこそ、1輪の花が心を
癒してくれるということがあります。 家内が亡くなったとき、先輩から『胡蝶蘭】を1鉢頂きました。 こ
の頃には花を愛でるというような心のゆとりはなかったなぁ。 花が終わって、さてどの様に管理すればいい
か。 初めはこの蘭が場所を選ぶということさえ知らず、気持ちも籠っていなかったので、3株の内、2株を
枯らしてしまいました。                                     ・

残った1株も葉っぱが萎れ気味だったため、僅かな情報を元に寝室の出窓に移してやりました。 すると、こ
の場所がお気に入りだったようで、葉に張りができやがて花芽が伸びて4~5輪の小さな花を咲かせました。
10年の間に確か2回の開花を見たと思います。 しかしそれっきり花は付かず、葉の数は少なく、色も冴え
ませんでした。 「肥しも水も少なくあるべし」という情報に固執していたからでしょう。       ・

昨年のこと、ふとしたことからネットで蘭の育て方を見て覚醒しました。 あれもこれも私の育て方は間違っ
ていました。 それから水苔を取り替え、初めにたっぷりの水を吸わせ、それ以降は乾いてきたら液肥を極少
量混ぜた水を早め、早めにたっぷりと与えるようにしてきました。                  ・

人も植物も同じですね。 愛情を注げばちゃんとこたえてくれます。 葉っぱの枚数が増え、やがて葉と葉の
間から花芽が伸びはじめました。 そして3月1日に最初の蕾が開きました。 以前咲いた花とは違って、か
なりの大輪でした。                                       ・


 

「最初の1輪です。」とこの写真を『枯れ木2号さん】にお送りしたところ、「これは蘭ですか? 咲かせる
のは難しいのでは?」と返信がありました。 そこで「今思えば愛情ですかね。」とお応えしたのですが、声
かけをしながら愛でてやるということは、それだけ関心を持ってやるということに他ならず。 さすれば相手
もちゃんと応えてくれます。                                   ・

そして4月10日に満開となりました。 『胡蝶蘭』の花期は長いです。 6月10日に最初の1輪が萎れる
まで丸2ヶ月の間ずっとfull bloomingを楽しませてくれました。 (残念ながら、見場よく花
をつけさせたり、葉の形を整えたりするスキルは私にはありません。 また、それを望んでもいません。 あ
るがままに咲いてくれればそれでよし)                              ・
 
 

そして1輪ずつ萎れて、今日遂に最後の1輪を残すのみとなりました。 明日の朝にはこの花も茎を離れるこ
とでしょう。 まあ、無残な姿です。 一方葉っぱの方は益々盛んで、最早新しい葉芽が出てきています。 
次の花期はいつになるのでしょう。 基本的には年1回だそうですが、気温18度前後を20日~40日維持
できれば開花を迎えることが出来るそうです。 ただし、蘭にとってはかなりの負担になるようです。 従っ
て余分なことは考えず、来年の花期に向けて愛情を注ぎ続けてやりたいと、この日に当って決意した次第。・
癒してくれたお礼です。                                     ・


 
















































6月27日



鯖ビア~ン

意味が分かりました。 というか、単に私が諧謔を理解していなかったのだということでした。 これを読ま
れた方の中には、「な~んだ! こんなことも知らんかったのか?」と笑われた方もいらっしゃったのではな
いでしょうか。                                         ・

ca va bien(サバビアン)はフランス語で『元気だよ』という意味らしいのです。 ca va(
元気かい?」と聞かれてca va bienと返すのがフランスでの挨拶だそうです。 それをモジってウ
イットに富んだ人が『鯖ビア~ン』と言ったとか。 意味は『鯖大好き』だって。 bienには『良好』と
いう意味があり、そのこじつけも分からないではない。 こんなところが私の理解でした。       ・

『枯れ木2号さん』が鯖がお好きなら、それは簡単。 『鯖の味噌煮』なんかもいいかもしれません。 『鯖
寿司』といきたいところですが、この人は生魚はno wayなんですね。              ・

話しは変わりますが・・・                                    ・
古い友達(といってもお姉さま)から本が届きました。 「友達が本を出版したので1冊送ってあげる。 た
だし読んだら感想文を書いてあげて。」といいます。 ざっと目を通しましたが、『自分史』のようでした。
しかし、感想文は厄介だなぁ。                                  ・

転がって読んでいたら2つ折りの小片がハラリと落ちました。 「スハ恋文か?」と一瞬心をときめかしたの
ですが、残~念! 感想文の念押しでした。                            ・





































6月26日


芝海老の唐揚げ

先ずは『芝海老』を綺麗に洗います。 初めは結構黒い汁が多量に出てきますので、そうですね、5~6回は
水を変えては洗いました。 それをザルに打ち上げ、更にキッチンペーパーを使って水をきります。 そして
塩を振り、小麦粉を混ぜていよいよ唐揚げ。                            ・

油の温度は180度くらい。 この中に海老を全部放り込みました。 それからしっかり混ぜながらゆっくり
と揚げていきます。 2~3分くらいではなかったかなぁ、もうこれくらいでよかろうというところで打ち上
げました。 試しに1~2匹食べてみると、皮はパリパリで身は柔らかくい、これは誠に美味しい。 色目も
先日の居酒屋のものより余程よかったように思います。                       ・

 

塩味も程よく、箸が止まらないほどのおいしさ。 これはビールに合いますね。 ただ私はお昼には『黄昏亭
や飲み会以外では飲まないし、腹回りが気になっていて、このところお酒(晩酌)を控えています。 ウ~ン
残念といったところでした。                                   ・

揚げ物のついでに『かき揚げ』を作り、『讃岐うどん』を茹でてお昼は『天婦羅うどん』にしました。 今回
は『海老天』抜きです。 『芝海老の唐揚げ』を食べながら『海老天』入りでは流石にコレステロールが多か
ろう。 それでもモロモロになった『かき揚げ』は申し分なし。 まぁ、上等なお昼ご飯でした     ・

 






































6月25日


ギターのレッスンが終わりました

発表会までいよいよ1か月を切ってきました。 そろそろ馬力を入れて練習しなければ。 いや、決して疎か
にしていた訳ではありませんよ。 今日は前回に続いて『ソル・エチュードOP35-17と18』の指導を
受けました。 OP35-17の方はある程度出来上がっています。 2、3の運指の指摘と、澄んだ音を出
すに当っての弾く位置と指の角度(右手のことです)の指導を受けました。              ・

『OP35-18』は今朝になってやっと見通しが立ち、先生からも「通りましたね。」と声かけがありまし
た。 しかし、まだまだたどたどしいです。 運指の指摘が2か所ほどありましたが、これは単に弾きやすい
指の選択の問題なのですぐに修正できそうです。 メロディーはちゃんと聞こえているようでした。   ・

そして最終的に発表会の演奏曲をこの2曲にすることにしました。 「大曲2曲ですねぇ。」とおっしゃった
のは、或いは懸念がおありだったのかも知れません。 しかし今になって「他の曲を。」と言われても、それ
はそれで厳しいです。 まぁ、やり切るよりないでしょう。                     ・

昨夜『枯れ木2号さん』から連絡がありました。 「練習が少ない割にはうまくいった。」と『鯖ビアン~』
という料理の写真入りメッセージでした。 『鯖ビアン~』? さてなんでしょう。 正体不明、今度会った
ら聞いてみよう。 「『枯れ木2号さん』は順調に伸びてきていますよ。」と先生がおっしゃっていました。
油断ならんなぁ。                                        ・

それから英会話のレッスンを受けました。 今日の講師は初顔合わせで、ルソン島のバギオという高地にお住
まいの女子でした。 バギオは南国では珍しく過ごしやすい町で、避暑地としても有名です。 フィリピンの
『軽井沢』ってところかな。 自己紹介の後で雑談していて、この人の弟さんが広島に住んでいることを知り
ました。                                            ・

「どんな仕事をしているの?」と聞くと、「牡蠣を扱っている。」といいます。 更に「経営してるの、それ
ともワーカー?」と聞くと、どうやら牡蠣の養殖に従事しているみたい。 それって「広島じゃなくて、廿日
市じゃないの?」と更問すると、暫くメールなんかをチェックしていたみたいでしたが、「そう、広島県の廿
日市!」だそうです。                                      ・

「それじゃぁ、弟さんはこの海域で仕事をしているはずだよ。」といって、パソコンをベランダに持ち出し、
牡蠣筏の浮かぶ地御前の海を見せてやりました。 余りに奇遇でしたので、随分驚き、感動していましたね。
そして、近いうちに広島に行くので、その時は案内をしておくれ。」と頼まれた次第。         ・

午後になって、マーケットまで歩いて『芝海老』を買ってきました。 先日の『さんすい会』で久しぶりに食
べた『えびの唐揚げ』が美味しかったものですから、「こいつはいい!」、ちょっと試してみたいと思ってき
ました。 その矢先に2割引きのパックが目に止まった次第です。 そんなことで今日もお終い。 私は今夜
も『お粥』でした。                                       ・

































6月22日


『さんすい会』

やっと梅雨に入りました。 平年と比べると16日、昨年より24日遅れの梅雨入りだそうです。 私の身体
はもう随分前から敏感に梅雨を感じていましたが、いよいよこれから『梅雨の病』の症状が重くなってくる気
配です。 こうなると私個人としては梅雨明けが待ち遠しいわけですが、そうはいっても作物の成長や夏場の
水不足に影響しますので適度な潤いも必要です。                          ・

20日に広島駅前のホームグランドで『さんすい会』がありました。 少し早めに出て、駅前のデパートから
『お中元』を送ってもらい、台所用品売り場で時間を潰して10分前に居酒屋に入ったところ、私を除く全員
がすでに飲み始めていました。 残念ながら『茅渟夢想』氏は今回も欠席でした。           ・

アテは食べなれた広島のローカルフード・メインでした。 「小いわしの刺身』、『シャコ』、『芝海老の唐
揚げ』、そして入荷したばかりの『生シラス』でした。 「『生シラス』には日本酒が合う。」というので私
も試してみましたが、確かにそのようではありました。 広島では『シラス』は『カタクチイワシ』の稚魚で
すね。                                             ・

久しぶりにFさんと顔を合わせました。 やはり懐かしいです。 相変わらずクールな方です。 彼は現在県
中部の大和町で『牧草』を育てていて、近くの牧畜農家に供給しています。 牧草地は元は5町歩あって2人
でやっていたようですが、現在は1人で3町歩の世話をしているそうです。 かなり重労働なのでしょう、色
白ながら引き締まった若々しいいい身体をしていました。                      ・

そのF氏が申すには、「あいつ(私のこと)は酒に弱いから余り飲ましちゃぁいけんよ。」とМ君が言っとっ
たけど、大丈夫か?だって。 ハイ、でも時と場合によります。 気の置けない仲間と楽しい酒を飲むなら少
々過ごしても何ということはありません。                             ・

会の中心は42年採用、今年喜寿のグループです。 話題はもちろん往時の思い出話や共通の知り合いの消息
などが中心でしたが、歳柄『墓じまい』や墓所の話しで盛り上がったりもしました。 田舎で『墓じまい』を
した方がいましたし、マンション形式のお墓を買った人もいました。 故郷を離れて、結局は広島で骨をうず
める人ばかりですから、まぁ切実な問題ではあります。                       ・

最後に私の『LINE』を登録して、同報ができるようにしたいといって、例の『洒落者』がいろいろ試して
いましたが、どうも上手くいかず、この際は諦めたようでした。 「アカウントを教えてくれ。」と言ったら
「アカウントとは何じゃ?」という具合で、あの頃にはそれぞれ一線で活躍していた私たちもすっかり『情弱
』の仲間入りをしてしまいました。                                ・

月1の会です。 次回はどうやら『ギターの発表会』の直前になりそうな気配です。 できることなら後にな
ると嬉しいですね。 心置きなく飲めます。                            ・













































     



6月18日



友達と外食(カイロプラクター)

友達が退院しました。 1月ほど前のこと、ベッドから起き上がった時背中に痛みが走ったのだそうです。 
それ以降、寝ても痛み、起きても痛みで我慢できなくなりとうとう広島市内の病院に入院することになりまし
た。 診察の結果、背骨の一部が骨折していることが分かり、それ以降は専用のギプスをして、毎日のリハビ
リと週に2度のシャワーの他はベッドに転んでいるばかりだとこぼしていました。           ・

退院後は暫く安静にしているようでした。 「食べるものはあるのか?」と聞くと、「まぁ、何とかなってい
る。」ということだったので、こちらも様子を見ていました。(朝夕必ず電話をしてきてくれるので、様子は
大体掴めていました)。 近くに娘さんが住んでいるのでそこは安心でしたし、従って他人があれこれ手を出
すことではないと思って見ていました。                              ・

ところが先日の電話で「歩いて近くのマーケットに行き、帰りに馴染みのババちゃんの喫茶店に寄ってコーヒ
ーを飲んで帰った。」と知らせてくれたので、それならばそろそろいいんじゃない? と思って『達磨』の蕎
麦に誘いました。                                        ・

「入院の間に背中が丸うなってのぉ。」と言っていましたが、向かい合って座ってみると、さほどのことはな
かったようです。 「散髪にもいってのぉ。」と頭は短く刈り揃えてありました。 まぁ、元気な顔が見られ
て安心安心。 お互いに独り身を気遣いながら生活していますから、心から安心しました。       ・

それで、『達磨』では今日もお定まりの『ザルソバ』を食べました。 久しぶりでしたが店員のおばちゃんは
ちゃんと覚えていてくれて、『ザル』だね。 そう、お願い。 短く答えて蕎麦の到着を待ちました。 『ソ
バツユ』が何とも美味しい。 まろやかさといい、香といい、これこそ絶品だと思いながら久しぶりの『ザル
ソバ』を友達と一緒に堪能しました。                               ・

 


以下は余談です。                                        ・
出雲蕎麦を食べ慣れている人にとっては蕎麦らしくない蕎麦かも知れませんが、この色白の蕎麦が『達磨』流
です。 『達磨』創始者、高橋邦弘一門の店舗は全国に50店舗ほどあります。 興味がおありなら是非味わ
ってみてください。 何ならパリにも『翁達磨円』というのがあります。               ・