7月 9日のデータ
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今日の水温
点描
随分早い梅雨明けでした。 これから長い長い夏が続きます。 『菩薩様』と話すのですが、私たちが若かった頃(4
0数年も前の話です)10月中頃の田舎の秋祭りにはもう火鉢や炬燵が出ていました。 ところが最近ではその頃にな
ってさえ30度を超える日があるようになりました。 少なくとも9月末までは熱暑が続くでしょう。 疲れないよう
に心してかからなければと思っています。 ・
久しぶりに『熟年さん』とメールを交換しました。 随分忙しくされているようです。 様々話した後で「近いうちに
1度飲みましょうか」と話がまとまりかけています。 ただ「私も最近はご無沙汰ですから、釣りの話で盛り上がるこ
とにはならないかも知れません」と結んでいました。 まあ、それでもいいんです。 釣りを離れても何だか「繋がっ
ていたいなあ」とそんなことを思っています。 ・
最近『オーバーウェート』になりかけています。 梅雨の雨降りを口実にウォーキングを怠けていたのが祟ってしまい
ました。 このところ体重計に乗るのが恐ろしくなってきていました。 「もうここまできたら泳ぎこむ以外にないな
」と意を決してこの1週間猛烈な泳ぎこみをしました。 その結果、かなりいいところ(BMI値22を自分自身の理
想体重としています)まで盛り返しています。 ただ夕食後入浴時の体重と朝食前の体重が全く変わらないのが気にな
っています。 私の基礎代謝は一体どこに行ってしまったのだろう? ・
水泳仲間の長老が先のマスターズで金メダルを2個取ったそうです。 77歳にしてなお衰えを知らない快挙ですね。
ところで私の平泳ぎですが、やっと光が見え始めています。 プルを小さくしたこと、それとストリームラインを意識
し始めたところ、タイミングがうまく取れるようになり、体も随分滑っていくようになりました。 これから泳ぎこん
で確実にこれを身に付けるようにしましょう。 ・
来週月曜日はギターのレッスンです。 習い始めて約3か月、やっと『クラシックギターVol.1』(超初心者用)
が終盤に差し掛かっています。 次回でこの教科書をおしまいにしたいと思って手を広げた結果、全体に仕上がりが浅
くなってしまいました。 『急がばまわれ』でした。 きっと沢山『ダメ出し』を喰らうでしょう。 ・
チャイコフスキー交響曲6番≪悲愴≫の譜読みを終えました。 広響の奏者が「チャイコフスキーのオーケストレーシ
ョンはかなり複雑ですよ」とおっしゃっていましたが、特に第3楽章には難儀をしました。 7月の定期は29日です
からそれまでには行方不明にならないように読み込んでおきます。 定期前3日のゲネプロでスコアを読みながらオー
ケストラを聴くのがこのところの楽しみになっています。 もちろん定期でスコアをめくるような無作法なことはしま
せん。 ・

7月 2日のデータ
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今日の水温
如何だったでしょうか?
前回の問題ですが、如何だったでしょうか。 それでは手順に従って計算してみましょう。 ・
【手順】 ・
T.まず消費すべき全エネルギーを求める・・・@ ・
腹囲を1cm減らすために消費すべき内脂肪は1kg、内脂肪1gの消費エネルギーは7kcalですから、腹
囲を5cm減らすための全消費エネルギーを計算すると・・・5×7×1000=35000kcal ・
U.90日間の食事による節減エネルギーは?・・・A ・
1日80kcalの節減ですから90日間の節減全エネルギーは・・・80×90=7200kcal ・
V.@からAを差し引いた量が運動で消費すべきエネルギー量になる・・・B ・
運動で消費するエネルギー量は・・・35000−7200=27800kcal ・
W.Bを1回あたりの運動量で計算すると・・・C ・
1回あたりの運動量は・・・27800÷90≒309kcal ・
X.[体重×METs×時間×1.05=C]に代入して時間を計算 ・
お父さんの体重は84kg、運動の強さは5METsですから式に代入すると ・
84×5×時間×1.05=309 ・
運動時間を求めると・・・時間=309÷441≒0.7 ・
従って答えは0.7時間、つまり42分になります。 体重の減少過程を考慮していませんから、細かく見ると少し違
っているところもあるかと思いますが、減量計画を立てる参考にはなるでしょう。 それと、このお父さんはかなり頑
張り過ぎているように思います。 私も若いころに同じように考えて頑張ったことがありましたが、食べるものを食べ
ないと疲れが残るようになり、結局リバウンドさせてしまいました。 2度目のトライはきっちりと栄養を取りながら
水泳とウオーキングで落としました。 体重10kg、腹囲8cm減に結局約10年を要しました。 これでは少し悠
長過ぎるかもしれませんが、少し長めに設定して無理なく痩せることをお勧めします。 ・
節電の夏
南向きのベランダにゴーヤでグリーンカーテンを作りました。 今年は節電の夏ですから、できるだけエアコンを使わ
ないで、このグリーンカーテンと扇風機で何とか凌いでみようと思っています。 扇風機はホームセンターで特価のも
のを買ってきました。 大型電気店では売り出し3日目にはもう在庫が底をついていました。 大変な売れ行きだった
ようです。 ・
試してみると、扇風機の置き場所で結構いい風の流れが作れますから、これで凪が凌げるかもしれません。 またグリ
ーンカーテンは太陽の光を遮るだけでなく、水分を発散させて外気温を下げる効果もあるようですから、期待しておき
ましょう。 結局横幅2mのネットを2張り張りましたのでかなり大掛かりなことになりました。 ゴーヤの苗は12
鉢買ってきました。 成長が早いですね。 植えて1週間にもならないのに、丈はもう2倍になりました。 ・
ゴーヤを観察していると面白いですよ。 ツルの先がネットに巻きつき、中間どころはコイル状にくるくると丸まって
いきます。 おそらく風が吹いても切れないようにバネの役割をしているのでしょう。 その内花が咲き、実が育つで
しょうからそれを眺めるのも楽しみです。 娘たちは収穫を今から楽しみにしています。 ・

6月25日のデータ
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今日の水温
こんなことも知らないなんて
「こんなことも知らないなんて。 こんな無知な私を笑ってやってください」というフレーズが我が家で流行していま
す。 もっとも『菩薩様』はとても嫌がっていますけれども。 Mr.Keneyaからお借りした枝雀落語『親子酒
』の一節から頂きました。 ・
息子がヘベレケに酔っての帰り路、屋台でうどんを1杯頼む。 うどんが出来上がってくる。 「うどん屋、唐辛子」
「うどんに唐辛子がなかったら頼りのうおます。 へい、どうぞ、どうぞお使いになって」 「あぁおおきに有難う。
ぉ大きな唐辛子ですねぇ」 「入れもんでんがなそれは。 そんな大きな唐辛子がおますかいな」 「ど、どうせぇち
ゅうのですか?」 「振ってもろたら出ます」 「そうですか、振るのですか。 そんならそう言うてもろたらよろし
い。 ”そんな大きな唐辛子がありますかいな”なんて子供を叱るように言ってはいけません。 振ったらええの?・
そう言うてくれりゃぁ私もこの歳ですから分かりますよ」 「振ったら出てくる♪ ・・・ン、出ませんねぇ」 「出
ませんねぇなんて、そら詰めを抜いてもらわな出ぇしまへんで」 「詰めぇ抜くのか。 そうか詰めぇ抜くのか・・」
それに続いて「こんなことも分からないなんて・・・こんな無知な私を笑ってやって下さい」というフレーズでどっと
笑いをとります。 この落語の落ちは面白いですよ。 でもこれが本題ではありませんから、それは別の機会に聴いて
いただくとして、本当に「こんなことも知らないなんて」ということが余りにも多すぎます。 恥ずかしいことです。
こんな「無知な私を笑ってやってください」 ・
19日(日曜日)に鷹野橋の教会でチャペルコンサートがありました。 それが珍しいことに、広響首席奏者の『チェ
ロ』と音大講師の『ギター』の共演でした。 ギターはオーケストラの編成ではありませんから、そもそもこういう楽
器が共演するなどということは思ってもみませんでした。 演奏曲はベートーヴェンの『ギターとチェロのための変奏
曲』他でした。 『チェロ』のえぐるような深い音色と軽快な『ギター』が絡み合って、今までに聴いたこともない不
思議な演奏でした。 ・
その後、木曜日に広響の定期演奏会があり、終演後の交流会で首席奏者と暫く立ち話をしました。 「あれってベート
ーヴェンが作曲したチェロとギターの曲でしたよね」 「もともとはピアノとマンドリンの変奏曲です。 最近ではこ
ういう組み合わせで演奏されることが多いです」 そうか、ベートーヴェンの時代にギターがあったかどうか。 そん
なことに迷いながら話しました。 後になって調べてみるとベートーヴェンが生きた18世紀末から19世紀初めはギ
ターの黄金期と重なるようです。 音楽が好きだといいながら、「こんなことも知らないなんて、こんな無知な私を笑
ってやってください」 ・
メタボ撃退・頭の体操
大学の公開講座で『エネルギーの摂取と消費バランス』の勉強をしました。 以下はその練習問題です。 この歳にな
ると肥満が心配な向きも多いと思います。 しかし手さぐりではなかなか成功は難しいでしょう。 理屈を知って計画
的に体重を落とす参考に、頭の体操も兼ねてトライしてみてください。 ・
【問題】 メタボ予備軍と診断された体重84キロ、ウエスト85センチのお父さんが大学で栄養学を学んでいる娘さ
んに相談をもちかけました。 ・
父:「3か月(90日)でウエストを80cmまで落したいと思うが、どうしたらいいかな?」 ・
娘:そんなら毎日の食事から80キロカロリー減らしてね。 それと毎日5METsでウオーキングをやってね」・
父:「とするとウオーキングで1日何分歩かなければいけないのかな?」 ・
娘:「そうねえ、大体○○分ってとこかしら」 ・
【基礎数値等】 腹囲1cm減 = 内臓脂肪約1kg減 ・
内臓脂肪1gの消費エネルギー = 約7Kcal ・
エネルギー消費量 = 体重(Kg)×運動の強さ(METs)×時間(H)×1.05 ・
5METsのウオーキング = 時速約6.5Km(かなりの速歩) ・
80Kcalの食物 = イカの握り寿司2個(約90Kcal) (他にタコ、スズキも同じ)・
【手順】 ・
T.まず消費すべき全エネルギーを求める・・・@ ・
U.90日間の食事による節減エネルギーは?・・・A ・
V.@からAを差し引いた量が運動で消費すべきエネルギー量になる・・・B ・
W.Bを1回あたりの運動量で計算すると・・・C ・
X.[体重×METs×時間×1.05=C]に代入して時間を計算 ・
答えは次回に掲載します。 ・
公開講座修了・そして戻り路
今日大学の公開講座が終わり、修了証書をいただきました。 栄養と摂取エネルギー、高血圧を予防する食事、摂取と
消費バランスを考える、脂質と健康等いろいろと勉強しましたが、単純にまとめると、@某テレビ番組に単純にガッテ
ンしてはダメ Aバランスのよい食事を腹8分目に B過ぎたるは及ばざるがごとし、という極めて当たり前のことに
行きつきます。 写真左は公開講座の会場です。 ・
戻りに山陽女子大から地御前まで旧道を歩いてみました。 5km余りの道のりです。 歩き始めて直ぐにこんなもの
を見ました(写真中)。 『街道松』と呼ぶそうです。 この旧道は江戸時代には『西国街道』と呼ばれ、大阪から長
崎に至る重要な道路でした。 この街道には1里(4km)ごとに『1里松』があり、その間に3間(6m)おきにこ
のような『街道松』が植えられて景観と旅人に便宜を与えていたと聞きます。 この周辺にも(佐方中橋から桂公園あ
たり)1819年には68本の『街道松』があったという記録が残っているそうですが、今ではこの1本を残すのみで
す。 ・
更に南に下っていくと、『天満宮』があります(写真右)。 廿日市陣屋跡の上にそびえていますが、おそらく出城か
砦として機能していたのではないでしょうか。 そのあたりの歴史考は少し情報を整理して掲載したいと思います。・

6月18日のデータ
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今日の水温
申し訳ありません
土曜日は大学の公開講座、続いてギターのコンサート、日曜日はチェロとギターのコンサートと被爆ピアノ・チャリテ
ィーコンサートと時間を縫うようにして忙しく過ごしました。 従って今週はページを更新するほどの余力もなく、お
断りだけにさせて頂きます。 ・

6月11日のデータ
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今日の水温
紀州の釣友へのお願い
東南海地震のことなどが気になっていましたので、久しぶりに紀州の釣友にメールを送ったところ、ご丁寧に封書でご
返事が届きました。 「このところ釣りにも行かず、カヌーもやっていませんが、長年趣味で続けてきた将棋に夢中に
なり始めている」そうです。 好敵手の情熱が乗り移り「倦怠気味の心に風が吹き抜けた」と素晴らしい表現でそのこ
とを知らせてくださいました。 ・
その他には読書と、こうして手紙を書くことを続けておられるそうです。 長い間字の練習をされていて、遠藤周作の
書物からヒントを得て、いつでも手紙を認められるように便箋、封筒、切手を常備されているといいます。 「現代は
メール社会ですから筆不精でも何ら支障はありませんが、何か自分だけの表現というか、これは確かに私が書いたもの
だということを伝えたいと考えている」と書かれていました。 ・
「正直釣りは上手にならなくてもいいですが、習字と将棋は少しでも前進させたい。 また、手紙を書くことが楽しみ
になっています」と聞いて『シメシメ』と思いました。 実は私もこの年になってペン字の練習を始めました。 「何
のために」と聞かれると困るのですが、まあ、これも「やりたい時が適齢期」ですかね。 過去への思いも様々ありま
すが、まあそれはよしにしましょう。 ・
こうして字の練習を始めると、何かに役立てたいと思いますし、何か励みになるものがあればとも思います。 そうい
う意味での『シメシメ』です。 もしお許しいただいてメールに替えて書簡の交換を歓迎していただければとても嬉し
く思います。 ・
また見つけました
「今夜は何にしようか」と話しながら例のマーケットを覗いてみたところ、何とまたアレがありました。 前回は『カ
メの手』とご紹介しましたが、今回は『鷹の爪』と表示されていました。 「これを見たら買わん訳にはいかんよね」
といいながら今回も買ってきました。 ・
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『鷹の爪』といえば唐辛子ですが、私の田舎でもこれを『鷹の爪』と呼んできました。 古くから『黄疸の薬』と言わ
れていましたが、雑魚のメッカ育ちでありながらまさかこれが食用なるとは全く知りませんでした。 それを知ったの
は広島に移ってきて本格的にチヌ釣りを始めてからのことでした。 ・
この『鷹の爪』の繁殖はちょっと面白いですよ。 写真の黒く見える部分から植物のように芽が出てきます。 それが
『もやし』のように長く伸び、それからこのような形に成長していきます。 育った場所によって、その芽が長く伸び
れば立派な『鷹の爪』に育ちます。 写真のサイズだと黒い部分の中に立派な身が詰まっています。 暫くビールを飲
んでいませんでしたが、今回はグリーンのラベルを買ってきました。 ・

6月 4日のデータ
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今日の水温
誕生日でした
6月1日は私の67回目の誕生日でした。 「時の流れはもうこれくらいでいいですよ」といいたいですが、まあ仕方
がありませんね。 誕生日の朝食は速谷神社の近くにあるフェルダーシェフで『菩薩様』にご馳走になりました。 こ
のところお互いの誕生日をここでささやかにお祝いすることにしています。 私たちにとっては年齢的にも健康面でも
1年、1年が大切ですから。 ・
フェルダーシェフはこだわりのドイツケーキのお店で、Cafeからの眺望を楽しみながらお茶とケーキを楽しむこと
ができます。 私たちが毎回いただくのはドイツの定番朝食です。 本場仕込みのハムと乳製品、フルーツに茹卵、コ
ーヒーか紅茶にオレンジかリンゴのジュースがつきます。 とくに卵の品質が凄いです。 興味のある方は『フェルダ
ーシェフ』で検索してみてください。 Cafeと朝食の様子が紹介されています。 私の下手な説明より「百聞は一
見にしかず」でしょう。 ・
そんなことで、まずまず健康に誕生日を迎えました。 健康といえば、プールのメンバーの最長老は77歳の女性です
が、まだまだ意気盛んです。 次回のマスターズにもフリーと背泳で出場を予定されていて、毎日トレーニングに余念
がありません。 この人達に触発されながら次の1年を目指すことにしましょう。 ・
お料理のはなし
あの人は珍しいものが目につくと結構買ってきます。 「小イカをお刺身に開いたのがあった」とか、「ムール貝があ
った」とか、「特上の鯛のアラがあった」とか、そんな具合です。 それで小イカとムール貝の『握り寿司』が出来た
りします。 『ムール貝とインゲン豆のサラダ』というのは料理としても珍しい部類ではないでしょうか。 ・
鯛のアラは煮つけて頂きました。 天然ものでよく身が引き締まっていてとてもいい味でした。 そのアラの中に立派
な皮が入っていたそうです。 一緒に煮つけてしまえば皮の価値はなくなってしまいますが、こうして頂くと立派な一
品になります。 『鯛皮のサラダ』です。 ・
今回はキューリを付け合せました。 『菩薩の料理』では『チヌ皮の和風サラダ』を紹介していますが、作り方はこれ
と同じです。 ただし比較すると、食感と色合いは鯛皮が数段勝ります。 やはり上品ですね。 思いもかけずこんな
料理が出てくると顔がほころびます。 ・

5月28日のデータ
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今日の水温
今週はクラシック三昧
24、25日・・・広響定期ゲネプロ(リハーサル)、26日・・・震災復興支援チャリティーコンサート、そして2
7日が定期本番でした。 今回はそのすべてに顔を出しましたので、まさにクラシック三昧の1週間になりました。・
今回の定期はベートーヴェンのバイオリン協奏曲と交響曲第6番『田園』でした。 バイオリン協奏曲のソリストは元
N響コンサートマスター徳永二男さん、凄い存在感でした。 ・
今回は事前に交響曲6番『田園』を譜読みしていました。 『田園』の各楽章には珠玉のように美しいフレーズが随所
にちりばめられていて、それをオーケストラが次々に紡いでいきます。 そして、最終楽章の終盤、チェロとコントラ
バスがいったん上昇し下降していくのを聴きながら「あぁ、もう終わってしまうのか」と残念に思ったりしました。・
とてもいい演奏でしたので暫く拍手が鳴りやまず、指揮者の秋山さんは何度も登壇し聴衆に応えていました。 その秋
山さん、今回はオーボェ、フルート、クラリネット、ファゴットを指名して讃えられていました。 これらの楽器が複
雑に絡み合いメロディーを作り上げるとき聴衆は恍惚の世界に導かれていくようでした。 ・
さて、次回定期は6月23日で、ドヴォルジャーク交響曲9番『新世界より』他です。 『新世界より』にも耳慣れた
フレーズがいくつかあり、楽しみな曲の1つです。 すでに先日スコアを買ってきました。 昨夜第1楽章を読んでみ
ましたが、私が知らない楽譜の書式上の問題なのか、それとも単に印刷ミスなのか、その部分を乗り越えるのに、つい
に深夜に至ってしまいました。 と、こんなことでより深くクラシックを楽しみ始めています。 ・
こんなものを見ました
広響のゲネプロはアステール・プラザのオーケストラ練習場であります。 見学席は100席ほどありますが一杯にな
ることはほとんどありません。 聴衆の大半はご同輩です。 それに音楽を専攻している学生もやってきます。 まさ
かこのページを見た訳ではないでしょうが、ご同輩の中には慣れない手つきでスコアをめくっている人もいます。 そ
れに休憩時間に洋書を読んでいる人もいます。 私と同じように考えて生きている人達でしょうか、いつか声をかけて
みたいと思っています。 ・
話は変わりますが、アステールプラザの南隣に中島小学校があります。 ゲネプロに出かけると、昼飯時にこの小学校
の前を通ったりすることがあります。 先日道路沿いのフェンス脇でちょっと面白いものを見つけましたのでご紹介し
ます。 まずは写真を見ていただきましょう。 クスノキがネームプレートをくわえこんでいます。 もちろんプレー
トはびくともしません。 ・
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ネームプレートを抑え込んでいる部分はおそらく枝をはらった跡ではないかと思います。 その股の部分にプレートを
結わえ付けていたのでしょう。 長い年月をかけて枝の名残の部分も成長を重ね、このような形になったのでしょう。
さて10年先、20年先にはどのようになっているか、楽しみではありますが、見届けることは私には少し難しいかも
知れません。 ・
樹齢はたいしたものではありません。 中島小学校は平和公園から近く、原爆で焼け野原になった一帯です。 従って
クスノキはその後に植えられたものでしょう。 それにネームプレートがアクリルですから、ことの起こりはおそらく
ここ2〜30年以内のことだと思います。 『クス』まで消えるのはいつ頃になるでしょうか。 ・

5月21日のデータ
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今日の水温
こんなものを売っていました
一つ大切なことを忘れておりました。 ご同輩へのメッセージもさることながら、このページは『菩薩様』と一緒に作
る『料理』のページでもありました。 暫くチヌはやりませんので、今までのように『創作チヌ料理』という訳にはい
きませんが、何がしか面白い料理ができたらそれも紹介していきます。 そうすると私も少し気が楽になります。 ・
先日、廿日市市役所の近くの『アルク』に出かけました。 マーケットにもいろいろと特徴があって、ここの鮮魚と店
員さんの爽やかな立ち居振る舞いはなかなかのものだと気に入っています。 野菜など生鮮食料品の質もとてもいいで
すし、店の清潔感も売りの1つでしょう。 ・
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そんなことで最近はこのマーケットに行くことが多く、行けば必ず鮮魚コーナーを覗いてみます。 ちょっと目を疑っ
たのですが、その日にこんなもの見つけました。 何だかお分かりになりますか? これをご存知のあなたは『食通』
を自負してもいいかと思います。 『カメの手』ですね。 最近はめっきり少なくなりましたが、岩場に見ることがで
きます。 ・
パックには『お汁の出汁に』と書いてありましたが、これは何と言っても塩茹が1番です。 茹でて茶色に見える部分
の皮を剥いで中身を食べます。 味はシャコに似て、歯ざわりはもう少ししっかりしています。 ビールのつまみとし
ては最高級品ではないでしょうか。 それにしても、まさかこんなものを魚屋さんで商っているとは思ってもみません
でした。 ・
友人の登山・第2話
先週お話しした友人ですが、装備や登山の基本を教わって(登山教室の一環として)山岳会の人達と三瓶山に登ったそ
うです。 6キロの荷物を背負い、4つの山を縦走したといいますから、これはなかなか本格的な登山です。 「なか
なかきつくて、何度か諦めかけた」そうですから、荒い息を吐きながら登られた様子が想像できます。 ・
「弥山や極楽寺山、佐伯町周辺の山に何度もトライし脚にはいささか自信を持って臨んだのですが、ベテラン会員や若
い新人会員の脚力は思った以上で、60代から始めるとなると慣れるまでそれなりに時間が必要なのだと感じた」そう
です。 そして次回の山行きに備えて更に鍛錬に励まれているご様子です。 ・
息を切らしながらも頂上に辿りついた時の爽快感はもちろんですが、「山は挑戦する気持ちを揺り起こしてくれます。
また山歩きを通じて同年代だけでなく若い人たちとも自然に言葉を交わすことができるようになり、会社人生とは一味
違った社会との交流が始まった」と山歩きの効用を話されました。 ・
そして最後に「年寄りの冷や水という言葉がありますが、60代にはまだまだ当てはまらないのではないか」と力強く
締めくくられました。 そうですね、まだまだこれからやれることが一杯あります。 目指す方向は別々だとしても、
チャレンジする気持ちだけは共有していきましょう。 ・

5月14日のデータ
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今日の水温
ご同輩へのメッセージ
今日ダンゴ釣りの材料を全て捨ててしまいました。 釣行をいとう気持ちとともに、チヌそのものが休息期を迎えたこ
ともあってベランダのストックボックスの中にあったものを全て処分しました。 糠と海砂が2回分、押し麦、パン粉
集魚材など、随分沢山ありました。 古くなったスカリも処分を待っています。 ・
ということで、暫くの間は釣果の報告はありません。 いつ釣果の報告ができるか、そこのところは約束できませんが
その間はご同輩にメッセージをお送りしていきたいと思います。 ・
この歳になると、人生の総仕上げとしてどう生きていくか随分想い悩みます。 また過去の失敗や残念な思いをどう埋
めていくか、その精神的な作業もなかなか厄介なものです。 ご自身の過去に満足されて泰然と生きておられる幸せな
方もいらっしゃるでしょう。 でも私はそういう風には生きてこられなかった。 過去を思い出しては落ち込むことも
多いです。 その度に「詮無きこと」と忘れ去る努力を強いられています。 そういう心の襞の部分が語れたら、そし
てお互いに勇気づけられたらいいなあと思っています。 ・
さて、このところ『やりたい時が適齢期』ということをお話してきましたが、友人の某氏がこんな便りを送ってきてく
れました。 「退職後の1年を山に親しみ、体力も戻ってきたのでいよいよ本格的に山歩きに挑戦したい」ということ
です。 山岳会に登録し、専門的なセミナーも受け始めたそうで、着実に計画を実行に移されているようです。 「や
りたい時が適齢期、是非長続きさせてください」とエールを送らせていただきました。 ・

5月 7日のデータ
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今日の水温
やりたい時が適齢期
娘が広島に戻ってきたら、またピアノを教わろうと思っていました。 ところが、グランドは引っ越すし(代わりにエ
レピアノはやってきたのですが)、先生は子育てと歌の練習でますます忙しくなってとても私のお相手などしてくれそ
うにありません。 かといって、「何か楽器が演奏できたら」という気持ちは捨てきれないでいました。 ・
先々月、宇部で娘たちのコンサートがありました。 その後で、コンサートにもお出でいただいた昔の上司のお宅にお
邪魔しました。 御殿の1室には鉄道模型のジオラマが所狭しと並べてあり、奥様はフルート、ご自身はバイオリンを
楽しまれるなど優雅な時間を過ごされています。 地のお魚など奥様の手料理をご馳走になりながら話は弾みました。
その内、話題はバイオリンに至り、どんどん発展して「以前私が使っていたバイオリンを差し上げます」ということに
なりました。 「音感はいいと見ましたので、これで始めて見たら如何でしょう」とおっしゃいます。 ・
ただ、私は娘がピアノを習う過程を見てきましたので、ピアノやバイオリンのなかなか一筋縄ではいかない困難さはよ
く分かっています。 残されている時間が限られているだけに、やるとしても何をやるか、この選択はなかなか難しい
ところです。 そんな時、音楽大学が一般社会に向けて学外授業を行っている『extension center』
を知りました。 早速資料をいただいて調べてみたところ、この大学にはギター科があり、extension ce
nterでもギターを教えていることを知りました。 ・
私が「何か楽器が演奏できたら」と思う動機は、「大好きなクラシックをもっと深く楽しみたい」というところにあり
ます。 ギターはオーケストラの編成には直接関係しませんが、それでも何か音を出してみることはきっと目的の助け
になるでしょう。 それに比較的手軽に楽しめるのではないかと考えました。 ・
こうして音楽大学で月2回のレッスンを受けることにしました。 まだレッスンは始まったばかりですが、ギターを習
うこと、クラシックのスコアを読むことの両面に相乗効果が出てきているように感じます。 先々週紹介した草野仁さ
んの言葉、「やりたい時が適齢期」が後押しをしてくれています。 それに、王貞治さんの言葉「達成できなかった努
力を努力とはいわない」(正確でないかも知れません)は後押しというよりむしろいいプレッシャーになっています。

4月30日のデータ
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今日の水温
It’s too hard
『茅渟夢想氏』から『メバル』が届きました。 退職後も以前の会社の友達と定期的に『沖釣り』を楽しんでいるそう
です。 『チヌ釣り』に同行していた頃に車中で伺った話では、「魚影は見えるものの、釣果は余り捗々しくない」と
いうことでしたが、今回は久々に大漁だったそうで、そのお裾分けでした。 ・
『メバル』といえば、今では高級魚ですからこのところ我が家の食卓に上ることは滅多にありません。 本当に久しぶ
りのご馳走でした。 有難うございました。 魚にはそれぞれに持ち味があり、個々人の好みもそれぞれですからなか
なか比較は難しいですが個人的にはこれが一番美味しい魚だと思っています。 それに癖もありません。 ・
お刺身はもちろん、煮つけ、塩焼き、空揚げ、三杯漬けと料理のバリエーションも広い魚です。 例えばこの魚とアジ
を三杯漬けで比較すると味わいの違いが分かるでしょう。 今回は煮つけと塩焼きでいただきました。 数もありまし
たので息子や娘に分けてやりましたが、 幼い孫どもも小骨を出しながら綺麗に平らげたそうです。 ・
煮つけには豆腐が合います。 それに今時だと、煮汁で筍やワラビを煮ると絶品ですね。 『筍メバル』といいますし
『春告魚』とも書きますから、まさにこの時期の魚で、旬の食材にもピッタリということなのでしょう。 沖合で釣っ
たメバルならお腹を出さないでそのまま煮つけて頂いてもいいです。 お腹も美味しい魚です。 私は肝臓のまったり
感がとても好きです。 ・
この時期ですと、この付近の海岸でも少しは上がります。 散歩の途中に石組みの沖を見ると、びっしりとガラ藻が生
えているのを目にします。 その沖辺りを探って歩くと夫婦で食べるくらいなら上がると思いますが、それでも今は竿
を出す気になれません。 釣りに抵抗を感じながら、頂いた魚には涎を流すという自己矛盾を抱えていることはもちろ
んよく分かっています。 ・
英語のテキストに次のようなフレーズが出てきます。 「We can’t live without kill−
ing other living things. At least we mustn’t kill th−
em for fun」 今の私の気持ちをよく現しています。 こんな気持ちを英会話教室のインストラクターに送
ったところ、次のように戻ってきました。 「I can completely understand how
you feel. Sometimes it’s easy to eat meat and fish a−
nd forget that they are living creatures too. When y−
ou see them as animals, it’s harder to eat them」 ・

4月23日のデータ
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今日の水温
ご同輩へのメッセージ
私が以前勤めていた会社から年2回『コミュニケーション誌』が送られてきます。 企業の動きばかりではなく、健康
やシニアライフに関することなども紹介されていて、毎回とても興味深く読ませていただいています。 そんな中にT
Vキャスター草野仁さんのエッセイが載っていて、とても共鳴しましたので今回はその1部を転載しご紹介します。・
『(前略) 夢を持ち、夢を実現しようと努力することは生きる上で重要です。 ところが日本人には年齢に対する妙
なこだわりがあります。 たとえば、50歳を過ぎてから英会話を習う人は少ないですね。 物覚えが悪くなっている
、集中力も落ちていそうだと、自分で年齢というハードルを置いてあきらめることが結構あります。 しかし何かをや
ろうとするとき、基本的に年齢は、それを阻害する要因にならないはずです。 大事なのは年齢ではなく、途中で投げ
出さないこと。 投げ出さずに取り組んでいけば、何歳になっても自分の新しい可能性を発見できるはずです。 ・
日本は世界一の長寿国で、健康な人は90年、100年と生きる時代になりました。 その長い人生を、充足感を持ち
ながら生きるのはむしろ難しい。 逆にいえば、私たちはそんな宿命の時代を生かされているわけです。 だからこそ
、やりたいことを年齢を理由に躊躇することはありません。 やろうと思ったその時が自分にとっての適齢期です。
気持ちにゆとりを持って、投げ出さずに、取り組んでみましょう』 ・
やれば出来るものだなぁ
私はクラシックが大好きで、広響の定期会員にもなり、演奏会前のゲネプロ(リハーサル)にも足繁く通っています。
そうかといって、クラシックがよく分かっているとはお世辞にもいえません。 私にできることといえば、ただ演奏会
場に脚を運び、聴くことだけです。 でもあの美しい音色と、感動と、そういう空間に身を置いているという充実感は
私にとって何物にもかえられないものです。 ・
一方で、「何か楽器が演奏できたら、少しでも楽譜が読めたらクラシックはもっと楽しいものになるだろう」という思
いを長いあいだ持ち続けていました。 でも1歩を踏み出してきませんでした。 草野さんがおっしゃるように「こん
な歳になってそんなことができるはずがない。 今更始めたって」と自ら高いハードルを置いてきました。 ・
そんなある日、ふと書店でベートーヴェン交響曲5番『運命』のスコア(指揮者が読んでいるアレです)を手にしまし
た。 一目見て「何とまぁ複雑な!」と思い、すぐに書棚に戻してしまいました。 のちに広響の楽団員さんと話す機
会があり、「『運命』のスコアを見ましたが、複雑でとても私の手には負えません」とお話しすると、「『運命』のス
コアを手したのは、決してジョークではなくて、あなたの運命ですよ。 楽譜は読めなくても、形を見て楽しんでみて
ください。 その内だんだんと分かってきます」とアドバイスをいただきました。 ・
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ベートーベンの5番なら幾度も聴いていますからおおまかな曲の流れは分かっています。 それと交響曲には『主題』
というものがあって、これを効果的に繰り返したり、変形して登場させたりしながら作り上げてあるのだそうです。・
その部分の楽譜の形から辿っていくと、意外にも読めそうにないものが読めてくるようになりました。 ・
音楽家はスコアを読んで音楽を作る。 私は音楽を聴いてスコアを辿る。 ここに大きな違いがあって、スコアを追う
といっても決して自慢できるほどのものではありません。 しかし、「よくこんな複雑なものが演奏できるものだ」と
感心する一方、複雑に絡み合う楽器、そこから紡ぎだされる音というものを知って、興味は一層深まっていきました。
私は第1楽章のオーボエのソロの部分、正確にいうと268小節の『ソ・ファ・ミ・レ・ミレドレファ・ミ・レ』の部
分でいつもウルウルきてしまうのですが、ここで感情を盛り上げる前後の流れというようなことも漠然と理解できたり
今まで聴いていたようで聴こえていなかった音にも気が付いたりしました。 ・
まあ、正直いってかなり苦心しました。 特に第4楽章は連続12時間CDを聴き続けるというようなことをやった末
に何とかたどり着いたという具合でした。 こうして最後の仕上げにゲネプロでスコアを追いながら広響の実演奏を聴
かせていただきました。 ゆとりが出来てくると、「ここでフルートが入るな」とか、「次はコントラバスだ」という
ふうに、楽器に目が向くようにもなりました。 そして「やれば出来るもんだなぁ」とちょっと誇らしく思いました。
これが途中で投げ出さないで続けること、やろうと思った時が適齢期ということを実感した私の経験でした。 ・

4月16日のデータ
〜25 |
〜30 |
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KEEP |
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今日の水温
久しぶりの更新です
長い間ご無沙汰してしまいました。 釣果の報告ではありませんが、久しぶりに更新させていただきます。 こんなに
長くお休みにしましたので「あいつは大丈夫じゃろうか?」とご心配の向きもおありかと思いますが、「大丈夫、私は
元気です」 ただ、昨年末以降釣りには出かけられないでいます。 長い現役生活の間私の心を癒してくれたチヌ釣り
でしたが、このところ(私自身の拘りから)私の心を苦しめています。 従って、この先もちょっと見通せません。・
その内きっと晴れ晴れとした気持ちで釣行できる日もあるでしょう。 また、是非そうありたい。 それまでの間、せ
めて細い糸で繋がっていられるように、思い付きを少しずつ綴っていこうと思います。 ・
住吉堤防の桜
廿日市市の市花が桜であることは以前お話ししました。 史跡『桜尾城』に由来しているのだと思います。 従って公
園やJR廿日市駅など、市内の随所に桜が植えられています。 その上、市民ホールが『サクラピア』、スポーツセン
タが『サンチェリー』、ワンコインバスが『サクラバス』という拘りようです。 ・
その廿日市市に旧宮島町が加わりましたので、桜の名所が更に1つ増えました。 でも随一の名所はやはり『住吉堤防
の桜』だろうと思います。 廿日市貯木場に沿って、旧堤防の両側に『そめいよしの』が植えられていて、満開ともな
ると約1キロの『桜花のトンネル』です。 これは見応えがあります。 ・
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四国の釣友が(人間の急激・過激な活動に)「生命体としての地球が悲鳴を上げている」と書き送ってくれましたが、
特に今年はおかしいです。 例年だともう葉桜という時期にこんな具合に満開を迎えました。 写真は4月11日に撮
ったものです。 「まさに散らんとす」、「愛でるなら今日をおいて他になし」という感じでした。 ・
ショックかな?
堤防をこちらから向こうへ歩き、そしてこちらに戻ってきました。 ウィークデーでしたので人は少なく、花見の宴も
まばらでした。 『桜祭り』も終わり、花街のようなけばい雪洞も撤去されていましたので、一層静かな眺めでした。
この日を選んだものかどうか、ディケァセンタのお年寄りの一団が介護師に導かれてこちらにやってきます。 天気も
よかったので、皆さんで1日を楽しまれたのでしょう。 ・
私はリュックサックを背負い、帽子を被ってそちらにスタスタと歩いていきました。 近づいていくと、1人のお婆さ
んがじっと私を見ています。 そして片手を上げてハイタッチを求めてきました。 お仲間と思われたでしょうか。・
お婆さんから見ると「そういう年齢に見えたのかなぁ」とひどくショックを覚えました。 ・
follow me!
この日は震災からちょうど1か月でした。 こちらではこんなに穏やかに過ごさせて頂いているのに、今も多くの方々
が塗炭の苦しみの中にあります。 痛ましいことです。 私にはdonationくらいしかできませんが、ともかく
1日もはやい復興、生活の安定をお祈りしたいと思います。 ・
その日は何かがあって外出していました。 戻ってテレビをつけると、あの津波が地を這い、地も人も家も車も全てを
呑み込みながらうねっていました。 恐ろしい光景でした。 そして原発破壊のニュースにも大きなショックを受けま
した。 ・
時がたち、少しずつ被害が明らかになるにつれ、これはえらいことになったと一種の戦慄を覚えました。 まさに国難
といえるでしょう。 それとともに世界の経済活動に影響を与えた東北の真の力を知りました。 自動車の生産ライン
が止まり、列車の運行が制限されました。 その他にも様々な部品の供給が止まり、今も世界の生産活動に大きな影響
を与えています。 私は単純に東北の産業構造を農業・漁業を中心とした第1次産業と考えていましたので、これは一
種のカルチャーショックでした。 ・
それと東北人の粘り強さ。 これも温暖で災害の少ないこちらの地方人から見るとなかなか信じられないことでした。
そしてこのような極限状態の中でも節度を失わない日本人の美徳もしっかりと見せていただきました。 悲しみを乗り
越え、前に進もうとしているこの地の人々に今度は政治がこたえていかなくてはなりません。 ・
災害対策に携わってきた者として、初期の混乱は止むをえないことだと思っています。 マスコミが騒ぎ立てるほど簡
単なことではありません。 しかし、全体像がつかめ始めたいまこそ政治が力強く動くときです。 素早い生活支援と
2度と同じ惨禍を繰り返さないインフラを高齢化対策と絡めながら、その青写真を作り上げて欲しいと思います。 そ
して、何よりfollow me!と声をあげて被災者を勇気づけていただきたいのです。 ・
