11月20日〜21日



ボランティア・ガイドが終わりました


したが、結果から言えば、何とかやり通すことができました。 1日平均2万歩前後、少し自信にもなりました。 今回のお客


















































11月18日〜19日



ボランティアが終わりました

今回のお客様はオーストリアはウィーンからでした。 実は直後に他の方からの依頼を受けていて、体力的にかなり厳しいかと



































11月23日〜24日


一応アメリカからとしておきましょう

今回のお客様はアメリカン・カップル・・・なのですが、青森県の三沢からお見えになりました。 奥様の職場が米軍三沢基
地で(詳しくはお聴きしませんでした)が米軍の子供たちの特殊な教育に当たっているそうです。 三沢に来て2年くらいにな
るようでした。 それ以前はスペイン、イタリー、ドイツ、キューバと転々として来られたようです。 ?キューバにも基地
があったのかなぁ。                                              ・

ご主人66歳、奥様64歳、ご主人も軍人さんだったのだろうと思っていましたが元家具職人、50歳前にリタイヤ―しその
後は奥様の転勤に随行しているのだそうです。 「もう16年もハウスワイフならぬハウスハズバンドをしている。」と笑っ
ておられました。 羨ましいなぁと思いましたね。 もちろんすべての家事はご主人がこなします。 そしてフリータイムに
は月に2回は陸奥湾で船釣り、週に2回は磯釣りを楽しんでおられます。 料理の写真も見せていただきましたが、『お刺身
』の切れ味や盛り付けはプロと見間違うほどでした。                               ・

奥様は寡黙、ご主人は超多弁な方でした。 弱ったのはご主人にジョークが多いこと、こちらはなかなか馴染めないアメリカ
ン・プロナンセーションを聞き取るのに四苦八苦しているというのに、しばしばジョークを挟んできます。 私が理解できな
いで苦慮していると、にやりと笑いながら顔を近づけて「ジョークだよ!」と笑います。 何度これをやられたことか、終い
には「それはジョークか?」と確かめたうえで話を続けたりしました。                       ・

強い希望がありました。 『マツダミュージアム』の見学と『似の島』の何かしらのミュージアムでした。 『マツダミュー
ジアム』の見学には予約が必要なことをご存じなかったようで、「まだ予約はしてない。」といいます。 確かめると23日
のスケジュールは既に一杯でしたのでキャンセル待ちにしました。 『似の島』のミュージアムとは何だ! 聞いたことがあ
りませんが、ネットで見付けたのだといいます。 市役所にも確認してみましたが、もちろん「そんなものはない。」といい
ます。 最終的にその見たという記事を送って貰ったら岡山県の『直島』のアートミュージアムでした。 ここまではお付き
合いできない。                                                ・

『マツダミュージアム』はキャンセルがあったら予定変更をすることにして、なかりせばのスケジュールをお送りしていまし
たが、運よくキャンセルが出てご案内することができました。 ラッキーでした。 予定変更し9時にホテルにお迎えしJR
で向洋まで、『ミュージアム』館内は英語案内(午後は日本語案内)ですのでここでは説明はいりません。       ・


広島に戻り、まずは『縮景園』、それから『お好み村』で遅い昼食を摂っていただいて『平和公園』『平和資料館』にご案内
し今日23日の日程を終えました。 長歩きに疲れも見えましたし、時間も押してきましたので『広島城』は諦めて頂きまし
た。 それにしてもご夫婦ともどもお歳にしてはいい食べっぷりでした。                      ・


彼らにはもう一つラッキーがありました。 運休していた『大鳥居遊覧』が再開されました。 と言っても通年ではなくて観
光シーズンに限られます。 お正月、ゴールデンウイーク、お盆週間、紅葉シーズンに運行が計画されます。 前もって最接
近の写真をお送りしていましたのでとても楽しみされていたようでした。 それにしても人が多い。 以前はたいてい貸し切
り状態でしたが、今日は30人の定員いっぱいでした。 従って大鳥居の近くではデッキの上は大混雑でした。     ・


 

大混雑と言えば、もう宮島中人の山でした。 商店街はまともに歩けませんし、大鳥居周辺もゆっくり写真を撮って頂く暇さ
えないという感じでした。 アレ、止めて欲しいなぁ、大鳥居なんかを背景にあっちを向いたりこっちを向いたり、にやりと
笑いながら待っている人にも構わず長々と写真を撮るの。 厳島神社でも『火焼前』の大鳥居を背景にした撮影ポイントには
長い行列ができていました。 おそらく30分は待つようでした。                         ・

話しが前後しますが、『縮景園』の順路の橋を渡りながらこのお2人、いきなりキスを始めました。 振り返ってにやりと笑
うと説明を始めました。 「ベニスに旅した時にな、家内が橋の上に来たら必ずキスをしてくれとねだるんだ。 ベニスには
沢山橋があることを知っているだろう。 広島にも沢山あるよな。」 そこでこちらもからかいにかかります。 「ここは水
の上だぜ!」 そしてこんな写真を撮りました・・・がこれは載せられません。                   ・

お昼は『大聖院六角茶房』でうどんと稲荷寿司にしました。 それから『千畳閣』『五重塔』と回り、最後に潮の引いた『大
鳥居』の真下まで歩いて頂きました。 船上から満潮に見た『大鳥居』、そして今『大鳥居』の足許、余すところなく堪能し
て頂けたと思います。 要望がありましたので商店街を引き返し始めましたが、余りの人ごみにギブアップ、『町屋通り』に
抜けて桟橋まで戻り、宮島口駅にお見送りしました。                               ・































11月16〜17日


カナダ・トロントから仲良しのご家族


トロントから仲良しのカナディアンファミリーがお見えになりました。 40代のご両親と2人の若者(19歳、17歳)で
した。 16日午前10時前に広島駅新幹線改札口にお迎えし、今日は広島市内のご案内、『平和公園』『平和資料館』『縮
景園』そして『広島城内堀外周』をご案内しました。 お昼はもちろん『お好み焼き』です。 小食の彼らには少々ヘビーだ
ったようですがそれでも広島の味を十分に堪能して頂けました。                          ・


『平和公園』では、「ここは決して愉快な場所ではありません。」とお断りしたうえでご案内を始めました。 皆さん「分か
っています。」と応じて、私のつたない説明に真剣に耳を傾けて下さいました。 娯楽の積りで訪れ、キャピキャピ騒ぎなが
らインスタバエだの何だのと浮かれているどこぞの国の若者とは全く違っていました。 『原爆資料館』では展示室に入った
途端に涙を流しながら固まっておられたのが印象的でした。 また展示物も時間をかけてじっくりとご覧になっていただけま
した。 心を打たれました。                                          ・

彼らは若いですからどんどん歩いていきます。 昨日は何とトータルで16kmを歩いていました。 でも私は大丈夫、st
ill healthyなのです。 ご案内の後で広響の定期演奏会に行き、22時ごろ帰宅しました。 今日の演奏はブラ
ームスのバイオリン協奏曲と交響曲第4番でした。 ソリストは諏訪内晶子さん、指揮は客演首席奏者クリスチャン・アルミ
ンクさんでした。 ソリストと楽曲が素晴らしいと観客も入ります。 昨夜は久し振りにほぼ満席でした。       ・

そして今日17日は宮島のご案内でした。 おそらく今週・来週が紅葉のピークでしょう。 ともかくもの凄い人出でした。
お客様は午後には次の目的地に移動されますので宮島はかなり急ぎ足のご案内になりました。 先ずは干潮の『大鳥居』の足
許にご案内しました。 流石にその巨大さには驚いておられました。 『厳島神社』ではもちろんその壮大な建築様式や古い
歴史を楽しんで頂くとともに定番コースではありますが『神道マナー』でのお祓いと参拝も体験して頂きました。    ・


続いて『大聖院』をご覧いただいた後で境内にある『六角茶房』でお昼に『極みセット』=『うどん』+『稲荷寿司』を楽し
んで頂きました。 『いなり寿司』を見て「これは何だ?」と問われました。 『にぎり寿司』や『巻きずし』はポピュラー
なのでしょうが、おそらく『ばら寿司』や『いなり寿司』には馴染みがないのでしょう。 「日本にはいろいろな種類の寿司
があるんですよ。」とお話ししました。 うどんの伝統的な食べ方について、『啜る』文化は日本の『食文化』だとお話しし
ましたが、やはり受け入れて頂けませんでした。 『When you are in Rome,you should・
do as Romans do.』、(郷に入らば郷に従え)なんですがねぇ。                  ・


 

『もみじ谷公園』では見せ場の紅葉を楽しんで頂くつもりだったのですが、これは肩透かし。 彼らにさほど感動したご様子
はありませんでした。 聞いてみるとカナダでは1か月前から紅葉が真っ盛りでカナディアン・メープルの見慣れた景色と変
わらないようでした。 ケーブルカーでせめて獅子岩まで登り、多島美を楽しみたいという希望がありましたが、急ぎ旅でし
たので諦めて頂いていました。 しかも今日は取り付け道からケーブルカーの乗り場まで長い長い行列ができていて、入り口
の掲示板には「ただ今の待ち時間約1時間」とありました。                            ・

 

ハプニングがありました。 彼らのバッグを宮島桟橋のコインロッカーに預けていたのですが、フェリーで半分ほど戻った頃
にバッグを取り忘れたことに気付きました。 下船しないですぐに引き返して、結局2往復することになりましたが、何とか
予定の新幹線に乗って頂けたようでした。 安心しました。                            ・

最後に宮島口駅にお見送りし今回のガイドを終えました。 お別れに当たってお土産にメープルシロップを頂きました。 明
日の朝食から暫くこのシロップが楽しめそうです。 
                               ・


























































 
 

10月30〜11月 1日



シンガポールからお見えになりました。興味津々の方達でした。

今回のお客様はシンガポールから。 66歳と61歳、お歳よりかなり若く見えるカップルでした。 郷土料理に興味をお持
ちでしたので「スケジュールの中に広島のソールフード『広島風お好み焼き』と『あなご弁当』を入れておりますよ。」と返
事を差し上げていたのですが、後日「日本の牡蠣料理が食べたいんだが、いいレストランを紹介してくれないか?」と連絡が
入りました。                                                 ・

そもそも10月31日に広島、11月1日に宮島をご案内する計画でしたが、急遽「30日の昼食に牡蠣料理を食べたいので
案内してくれないか。 もちろんご馳走する。」という依頼があって、平和公園近くの『牡蠣料理店』にご案内しました。・
「どうせ味わうならすべての料理を。 一品づつをお2人でシェアされてはどうですか?」と提案すると即座に同意、『牡蠣
飯』『牡蠣フライ』『蒸し牡蠣』『焼き牡蠣』『牡蠣バター焼き』『牡蠣燻製バージンオイル漬け』をオーダーされました。
「シンガポールの牡蠣はこんなに小さくしかも高い。 広島の牡蠣は大きくて味も良い。」と言いながら食べつくし、随分と
満足のご様子でした。                                             ・

もう1品、『小いわし』のお刺身をお勧めしました。 これも広島のソールフードでしょう。 western count
oryの人達は概して生魚は口にしません。 でも彼らはアジア圏の人です。 違和感なくとても美味しそうに食べておられ
ました。 異文化を手っ取り早く理解する最もよい方法は、その国の食を楽しむこと。」 こんな話しを聞いたことがありま
す。 そうだろうと思います。 昼食を食べながら急速にfreiendlyになったような気がしました。      ・

夕食に寿司が食べたいというリクエストがありました。 ですが、いきなり言われてもすぐには思い付きません。 滅多に食
べることがなく、もし行ったとしても最近では回転寿司の『サンマ』『イワシ』などが主流ですから情報不足です。 そこで
安直にホテル近辺という縛りにし、ホテル内の寿司専門店と地下街の回転寿司をお勧めしておきました。 後でお聞きした話
ではホテル内の専門店で食べたようです。 かなりお高かったようですがお味と雰囲気にはご満足されていました。   ・

31日にはまず『縮景園』をご案内しました。 茶室の佇まいや紅葉の走りを楽しんで頂いたあとで、お昼を『お好み焼き』
にご案内しました。 トッピングはもちろん牡蠣、それに海老、私はシンプルにいつも通りのベーシックでした。 このお店
は『お好み村』3階の一番奥にあります。 若い女性店主はとても話し好きで、最近訪れたシンガポールの話しで彼らと盛り
上がっていました。                                              ・

『お好み焼き』にもかなり満足されたご様子でした。 お宅でもプレートを使った料理を楽しむようで、早速スマートホンを
取り出して写真を見せて下さいました。 『お好み焼き』1枚はお歳を召したご婦人には少し多めで、多くの方が少し残され
ますが、よほどお気に入りだったと見えて奥様も綺麗に平らげておられました。                   ・


 

11月1日には宮島にご案内しました。 電車で宮島口までお出でいただき、広電宮島口駅で落ち合いました。 それからす
ぐに予約してある『あなご飯弁当』を受け取り宮島口に向かいました。 いつも思うのですが、「あなご飯弁当1箱1970
円というお値段は如何なものか?」                                       ・

それからすぐにロープウェイのもみじ谷駅に向かいました。 獅子岩駅まで登って景色を堪能して頂いた後で『あなご飯弁当
』をいただこうと計画していたのでした。 そろそろ紅葉の季節に入っていますから早朝にも関わらずかなりの人出でした。
日本の『弁当』には少なからず興味をお持ちでしたので、開くと同時に感嘆の声をあげておられました。 そして弁当の表面
を彩る化粧紙を大切そうにバッグに納めておられました。                             ・


 

下って厳島神社、大聖院、千畳閣とご案内し広電宮島口まで戻って、「早いがどこかで夕食をご一緒しないか?」というお誘
いを軽くいなしてお別れしました。 奥様が相当お疲れのご様子だったので気をきかせました。 明日は植物園、明後日はシ
ョッピングモールでお買い物ということでした。 夜遅くなってLINEに連絡がはいりました。 「あの牡蠣料理店に行っ
て『牡蠣の天婦羅を食べた。 店主が気さくで楽しく食事ができた。」のだそうです。 長い逗留できっと広島を堪能された
ことでしょう。 6日の早朝直行便で広島を発たれ、夜になって「無事帰国した。」と連絡が入りました。       







































9月20日


イスラエルからお見えになった4人家族。 人懐っこい少年たちでした。

今回のお客様はイスラエルのテルアビブからお出でになった4人家族、父52歳、母50歳と2人の息子さん(15歳、11
歳)でした。 ご希望は1日で広島、宮島の案内をということでした。 かなり厳しいスケジュールです。 でもやりかた次
第では手を抜いてそれなりに済ますこともできます。 しかしこの人達にとってはおそらく『一生に一度』の経験と思えば、
出来るだけのことはして差し上げたいと思うのです。                               ・

いつもお世話になっている『某店』の店主には、「高橋さん、ボランティアなんだからそこまでしなくても。」と言われたり
します。 「そこまでするんだったらそれに見合う対価を貰ってもいいんじゃないですか?」とも。 日本では『おもてなし
=無料』と考えがちですが、外国の方の感覚からすると少し違うようです。 そのためにお金を払って英語の勉強をする、自
分の時間を割いて提供する、こんなことを考えると「見合う料金を頂いてもいいのかな」と思ったりしますが、店主には「だ
からボランティアに価値があるんです。」と答えています。                            ・

とてもタイトなスケジュールでしたので今回は広島城はパスしました。 『縮景園』は通常1時間前後をかけるのですが、今
回は40分に短縮しました。 平和公園も『爆心地』→『原爆ドーム』→『平和の子の像』→『平和の灯』→『慰霊碑』に限
り、『原爆資料館』は僅か40分で見学を終えていただきました。 ただ、この人達は今夜も広島泊ですから、その点少し気
が楽なところもありました。 夕刻に広島を発たれる人達ですと、スケジュール管理は更に厳しくなります。      ・

宮島は『大鳥居』をサラッと見て頂いたあとで『厳島神社』『大聖院』と回りました。 一番気になっていて、そのために時
間調整をしてきたのに、すんでのところで『摩尼殿』が閉鎖になってしまいました。 とても残念でした。 「少し急いで欲
しい。」と思ったりするのですが、鹿と戯れたり、土産物を物色したり、『大鳥居』を背景に自撮りをしたり、突然トイレに
駆け込んだりと、どんどん想定外が起きて時間を費やしてしまいました。                      ・


   

『摩尼殿』の2階に上がれなくて残念だったと思うのは、緑深い自然の豊かさを十二分に味合わって頂けなかったと思うから
です。 『縮景園』でも『宮島』でもこの人達に一番深い印象を与えたのはこの緑深さだったろうと思います。 この人達の
住む地域はほゞ砂漠地帯ですから、きっとこうした景色に魅了されるのだと思います。 もし『摩尼殿』の2階に上がれたら
宮島の自然林の美しさを堪能して頂けただろうと、そのことをとても残念に思いました。               ・

最後になって子供たちが随分なついてきて、『大聖院』から桟橋までずっと話しながら歩きました。 小雨になることもなく
1日降り続きましたし、限られた時間の中ではありましたが、それでも十分にご満足いただけたと思っています。 「もう一
度じっくりと見たい。 その時には連絡する。」と言い残して去っていかれました。                 ・





































8月29日


再びスペインはマドリードから

7月9日以来のガイドでした。 当時からすれば多少気温は下がったとはいえ、今日も随分と暑い一日でした。 今回のお客様は
何故か前回に引き続きスペインの首都マドリードから。 そうですね、何歳くらいの人達でしょう、外国の方の、特に女性の年齢
はなかなか想像が付きにくい。 30歳台前半と30歳台半ばと思しき女性の2人連れでした。              ・

お2人は早朝に京都を発って、夕方には京都に戻られます。 この間に広島と宮島を案内して欲しいという依頼でした。 何だか
京都の付け足しのように見えないこともないですが、最近はこのパターンが結構多いです。 実は案内する者にとっては、このパ
ターンが一番草臥れます。 来られる方は広島と宮島の位置関係・時間関係をご存知ないまま気軽に依頼をしてこられるのですが
限られた時間の中でいつも綱渡りになってしまいます。                                ・

というのも、お出でになる方にとってはほゞ一生に一度の経験になりますから、限られた時間の中でできるだけ多くの場所をでき
るだけ感動的にお見せしたいと思いますから。 今回は広島城をスキップすることにしました。 移動時間を節約するため外観の
見学もパスしました。 縮景園では東半分を集中的にご案内し、西半分は軽く流しました。                ・

平和公園は通常は相生橋から入ります。 そうすると元安川、本川に挟まれた平和公園の全体像がはっきりします。 しかし今回
は爆心地と原爆ドームを見て頂いたあと元安橋を渡っていきなり原爆の子の像に入りました。 従って平和の時計塔、平和の鐘、
原爆供養塔はスキップ、平和の灯、原爆死没者慰霊碑に向かいました。 川越しに原爆ドームを見て頂きたかったのですが、これ
も諦めて頂くことにしました。                                           ・

原爆資料館では1945年8月6日、午前8時15分以前の広島中心部のパネルと被爆直後のパノラマ写真、原爆投下前後の大型
CGディスプレーを見て頂いた後は、核兵器の危険性説明パネルは10分間ご自身で、そして1階の被爆者遺品を15分程度で。
申し訳ないですが、これがギリギリでした。 そしてお好み村で食事をして頂いてタクシーで広島駅に戻りました。 この間スケ
ジュールとの差異は殆どなかったと思います。 食事の後でお二人がトイレにお立ちになった時間ももどかしく感じました。 ・

 


宮島までは電車もフェリーも予定通り。 そして商店街を通って大鳥居から厳島神社に向かいました。 原爆資料館の展示には相
当にショックをお受けになったようですが、こういういい景色に出会うと女性本能丸出しで、大鳥居を背景に長い髪を風になびか
せたり、あちらのアングルこちらのアングルと忙しく自撮りを楽しんでおられました。                  ・

厳島神社でもしかりでした。 神社入り口ではいつものようにお浄めをしていただき、本殿前ではお賽銭を上げていただいて、神
道流のお祈りも一通り経験していただきました。 ここがメインですから少し時間にゆとりを見ていましたから暫くはあなた任せ
にしておきました。 「大鳥居の真下に行こう。」と焦るのを「まだまだ潮が高い。」と制して多宝塔経由で大聖院に向かいまし
た。 森の中というのはスペインではなかなか見られない景色だそうですから山裾を辿って山門に向かいました。      ・

大聖院の見せ場としては五百羅漢像、戒壇巡り、摩尼殿二階からの絶景を準備しています。 今回もその通りにご案内しました。
中でも五百羅漢像に興味をお持ちで様々な質問がありました。 例えば『羅漢』とは何だ?というような。 でもこの解説は少々
厄介です。 オーストラリアからやってきた宗教教師にはすんなり理解して頂けましたが、『悟り』という言葉、enlight
enmentはどうしても理解できなかったようでした。 ついでに言えば、sutraという言葉も彼女たちの辞書にはなかっ
たようで、「イスラム教のコーランのようなものだ。」と説明して理解して貰ったりしました。              ・

そして今がベスト、丁度大干潮のタイミングで大願寺方面から大鳥居下にご案内しました。 ここでも暫く自撮りを楽しんでいた
だき、五重塔まで登っていただいた後で15分間限定でショッピングを楽しんで頂いて宮島口駅にお見送りしました。 今回はこ
んな少々忙しいご案内でした。 年齢やお二人の関係には深入りをしませんでしたが、お一人は旅行狂で今までに45か国を旅し
てきたと言っていました。 「旅費が大変でしょう?」と水を向けると、「ある人は子育てに金を使う。 私は旅行に金を使う、
その違いよ。」と笑っていました。 で、お二人とも独身だそうでした。                        ・

 



最近のボランティア・ガイド事情

さて、最近のボランティア・ガイド事情です。 現在あと3件の依頼を受けています。 次回は9月20日にイスラエルから4人
家族がお見えになります。 時間的にも今回と同じタイトなスケジュールになります。 次々回は10月21日にオーストラリア
から60歳前後のご夫婦がお見えになります。 こちらは宮島だけのご案内で、弥山登山(ケーブルカーを使います)を希望して
います。 他には歴史民族資料館や多宝塔、もみじ谷なども希望していますので少し勉強をしておかなければと思っています。・
そしてもう一つ、10月31日、11月1日の2日間の予定でシンガポールからやはり60歳前後のご夫婦がお見えになります。
こちらは今スケジュールを調整中です。                                       ・






























7月 9日



初めてのスパニッシュでした

ボランティア・ガイドが終わりました。 お客様はスパニッシュ・カップルで、今回は宮島だけのご案内でした。 昨日までの大
雨から一転して今日は快晴、しかも気温はぐんぐん上がりそれはそれでかなり厳しいご案内になりました。 大雨で災害が発生す
る中、スケジュールがちゃんと維持できるかと心配していましたが、気を揉みながらも次の目的地金沢に無事送り出すことができ
てほっとしています。                                               ・

東京から京都を経由して広島にお見えになる予定だったようですが、例の大雨で新幹線が動かず、京都は諦めて昨日直接広島に入
られたそうです。 ところが山陽線はズタズタで動かず、「原爆ドームを見た後は『tram』で宮島にたどり着いた。」と言っ
ていました。 「広島の案内はよろしいですか?」とお尋ねしたところ、「広島は自分達だけで歩きたい。」と言われていました
ので、昨日の交通機関のことまでは気が回りませんでした。 イカン、イカン。                     ・

9時に宮島のホテルにお迎えし、『多宝塔』からご案内を始めました。 端から『法華経』だとか『多宝仏陀』だとか難しい話に
なりましたが、感触としてはかなり理解して頂けたのではないかと思います。 事前に準備していた写真も助けになりました。・
それから山裾を経由して『千畳閣』に向かいました。 まず自然豊かな山麓に驚かれました。 スペインは砂漠地帯に近く、乾燥
していてこういう緑に恵まれた風景は皆無だといいます。 湿度は年中ほぼ0%、氾濫するような川もないといいます。   ・

今日は是非『日本スタイル』の結婚式をお見せしたいと思っていましたので、『千畳閣』『五重塔』の説明はほどほどにして『厳
島神社』に急ぎました。 入り口での『お浄め』も後回しに大急ぎで『本殿』に向かいました。 ちょうど『三々九度』が始まる
ところでグッドタイミング。 『三々九度』の意味、結婚式が終わると花嫁は自分の家族の側を離れて花婿の側の席に座る。 『
雅楽』は3人だけで演奏するのか、等々様々興味深そうでした。                            ・


 

それから振り出しに戻り、入り口の『手水』で『お浄め』をして頂き、『摂社』の説明も済ませて本殿前まで戻ると旨い具合に花
嫁の振袖姿に出会うことになりました。 『振袖姿』はやはり驚きのようでした。 両家の記念写真撮影も興味深そうにご覧にな
っていました。 後で新郎新婦にお願いしてみたところ快諾していただきましたのでご一緒に写真を撮らせていただきました。・
きっと何よりもいい記念になると思います。                                     ・

それから『大聖院』に向かいました。 『五百羅漢像』にはきっと驚かれるだろうと思っていましたが、「ふ〜ん!」という感じ
で素通り。 『戒壇巡り』は水浸しで立ち入り禁止になっていて見せ場を失い、『摩尼殿』2階からの景色にやっと満足して頂い
て『六角茶房』でお昼にしました。 前もって『うどん』と『いなり寿司』だと話しておきましたので楽しみにされていたようで
す。 「食べ物を知ることは文化を知ることだ。」などと話していました。                       ・

よもや間違いはあるまいと思っていましたが、それでも宮島口駅に行ってみないことにははっきりしない。 インターネットの情
報はアバウトでこんな時には使い物にならない。 インフォメーションは着信を拒否にしているようで何度呼んでも繋がらない。
従ってスケジュールよりかなり早いけれどもともかく宮島口駅に急ぐことにしました。 でも、ここだけは見せてあげたいと潮が
引いた『大鳥居』の足許にご案内しました。 真下に入って、改めてその大きさに驚いておられました。          ・

 

後は一刻も早く宮島口駅まで急ぐことです。 新幹線に乗り遅れたら・・・次の便は調べておいた。 最悪山陽線が動かなければ
『tram』を使う。 こんなことに疲れた頭を巡らせながら宮島口駅に到着してみると・・・旨い具合に遅れた列車が入ってく
るところでした。 後刻連絡が入りました。 「予定の新幹線に乗って金沢に向かっています。」             ・

























5月30日

デンマークから新婚さんがお見えになりました

今回のお客様はDanishでした。 デンマークの第2の都市オーゼンセにお住いの若いカップルで、4月30日にご案内した
若い3人連れのDanishから私を紹介されたとフェースブックを通じて依頼が来ていました。 ただ、その後のメールのやり
取りには少し気がかりなことが。                                          ・

メールで感情が読み取れるかというと、あくまで私見ですが、「あります。」 この人達のメールからは何となく高揚感が伝わっ
てきませんでした。 そのことを敏感に感じ取っていましたが、彼らもまた私のその不安を感じ取っていたのかも知れません。・
広島駅中央改札口でお目にかかったときからどうもうまく話が噛み合わないように感じて仕方がありませんでした。     ・

駅前地下の椅子に座って地図を広げて今日の予定をご説明したのですが、「広島の前の観光地はどこだったのか?」という質問が
なかなか伝わらず、私の心の中に英会話コンプレックスが広がり、それが益々状況を悪化させたように思います。 心の動きとい
うものはまことに微妙なものです。                                         ・

その上お連れした『縮景園』にも『広島城外周』にも『平和公園』にも殆ど無感動で、ご両人は母国語でしきりと何か話しながら
ただ案内について歩いて来るだけという感じでした。 気遣って度々、「お疲れですか?」とお尋ねしたことでした。 感動を示
して頂いたのは『縮景園』での鯉の餌やり、この時は歓声を上げながら楽しんでおられました。 それから昼食の『お好み村』。
「もしガイドがいなかったらここには辿り着けなかった。」とは感謝されましたが。                   ・

『原爆の子の像』を説明した後で、2人はトイレにたたれました。 「さぁ、これから『平和の灯』『慰霊碑』を経由して最後の
『原爆資料館』だなぁ。」とお待ちしていたら、戻ってこられて「アポイントが入った。 ホテルに戻ってスカイプで母親と話さ
なければならない。」と別れていかれました。                                    ・

   

思い過ごしかも知れませんが、私にとっては何とも後味の悪いガイドとなりました。 自分の治療のために暫くガイドを取らない
でいて、そのために少し感覚が鈍っていたとも考えられます。 そんなことで、今回は盛り上がった瞬間の写真だけを載せること
にしました。                                                   ・























































































4月14日



シドニー郊外の高級住宅街からお見えになりました

オーストラリアから2組のご夫妻がお見えになりました、 シドニーのWoollahraという街にお住いの方々で、以前ご案
内した別の方に聞いたところでは最も美しくて高価な高級住宅街なのだそうです。 日系企業を退職された方、ケータリングを経
営されている方、宗教の先生、こんな方達でした。 皆さんのお宿は宮島では最高級の『岩惣旅館』で、一体どういう人達なんだ
ろうと思っていましたが、「なるほどなぁ。」と納得しました。                            ・

最初に頂いた依頼には「弥山に登りたい。」とありました。 年齢をお尋ねすると、全員65歳〜70歳といいます。 これは弥
山の高さだけをお調べになったか、旅行代理店に吹き込まれたか、そんなところかなと思い訊ねてみたところ案の定でした。 そ
れでも「日常的に15〜20kmくらい歩いているから大丈夫だ。 もし厳しかったら体力に合わせてゆっくり登る。」と麓から
頂上までの登山を希望されました。 そこで私も覚悟を決めてこのところの弥山行になったという訳でした。        ・

14時にホテルのロビーで待ち合わせ。 ところが今日は生憎の雨でした。 「午後には雨」の予報は数日前から殆ど変わりませ
んでした。 雨だったら麓からの登山はお断りする積りで取り敢えず登山の準備をして様子を見ていましたが、お昼前には雨が落
ち始め、だんだんと激しくなっていくようです。 雲も厚い。 そこで平服に着替えて出掛けることにしました。      ・

ロビーでお目にかかって「雨中の登山は危険なので私としてはお勧めできない。」とお話ししました。 ところが「雨の景色もま
たいいものだ。 我々は美しい自然を満喫したいんだ。」と懇願されます。 余りに残念そうでしたので「それなら中腹までケー
ブルカーで登りましょう。 それから約1km歩くことになりますが、それならどうでしょう?」と提案すると急に顔が明るくな
り了承していただけました。                                            ・

『獅子岩』駅でケーブルカーを下りて一旦下り、それからきつい坂道を登っていきます。 相当に自信をお持ちだったようで最初
はスタスタと登って行かれましたが、次第にペースダウン、遂には暫く立ち止まっては追いついて来るのを待つということを繰り
返しながら登っていきました。 私が73歳であることはお知らせしていましたので、ホテルでは「あなたも一緒に登ってくれる
のか?」と驚かれたりしましたが、遂には「あなたは私達より随分若い。 驚いた。」と言われました。 それはそうでしょう、
そのためにトレーニングをしてきましたから。                                    ・

『霊火堂』で茶釜のお湯を飲んで頂き、『くぐり岩』を通って頂上に至りました。 霞んではいましたが、360度の眺望には随
分感動されていました。 霧が流れて遠望を隠し、再び現れてくる景色は私としてもなかなかのものだと感じました。 まるで一
幅の墨絵をみるようでした。 『くぐり岩』でちょっとしたアクシデントがありました。 お一人が勢いよく登っていかれました
が、大男でしたから天井で強く頭を打たれました。 仲間は「彼は頭に子供を作った!」とからかっておられましたが、私にも経
験があります。 あれは確かに痛い。 しかもかれはbold。                            ・

   


下って『厳島神社』にご案内しました。 お一人は宗教の教師ですし、他の方も敬虔なJewishでしたので日本の神道にとて
も関心を持たれて、神道の祭神や仏教との違い、shrineとtempleの違いなど次々と質問されました。 そして神道の
拝礼マナーも体験され雨の厳島神社を後にしました。                                 ・

今夜は『岩惣旅館』でビッグディナーを計画されています。 従ってもやはタイムリミット。 最後に『大聖院』にご案内し『五
百羅漢』をご覧いただいて今日のガイドを終わるように考えていました。 ところが、『大聖院』の山門は閉ざされていました。
以前はこんなことはなかったと思うのですが、観光客が増えすぎたのでしょうか。 女性たちは諦めきれず、そっと『閂』を外し
て侵入されていました。 明日の朝早く来てみると言いながら諦めきれぬように宿に向かわれました。           ・

明日は広島をご案内することになっていましたが、急遽予定変更、早朝に京都に向かい、更に『トヨタミュージアム』を訪れるこ
とにされたようでした。 従って今回のご案内はこれでお終い。 早速例の『お好み焼き』店にキャンセルの連絡を入れておきま
した。                                                      ・


















4月 5日



ボランティアガイドが終わりました

名前で男女を区別するのは、私達日本人にとって苦手なことなのかも知れません。 最初に何度かメールのやり取りをした後で、
最終的にスケジュールを決めて写真の交換をしました。 てっきり男の方だろうと思っていたら、意外にも若い女性でした。 ま
た、どちらのお国の方かもなかなか区別がつきにくいです。 写真の女性は黒髪でしたし、いきさつもあってアジア系の方かなと
思っていたら、Polishだと言われました。 ポーランドの方には黒髪が多いのかなぁ。 どうなんでしょうね。    ・

そんなことで、今回のお客様はポーランドからお見えになった若い女性でした。 10時15分に新幹線改札口の外側で待ち合わ
せる約束でしたが、少々戸惑いました。 「あの人かなぁ。」とおぼしき女性が改札口周辺をウロウロしていましたが、風体が違
います。 メールには「ミリタリーパンツにナイスシャツ、そしてジーンズのジャケット」とありましたが、その女性のパンツは
ブルーのストレッチでしたし。 「それに荷物を預けるところはあるか?」と聞いてきていましたので、当然バックパッカーの姿
を想像していたのですが。                                             ・

やがてその女性は駅員さんを捕まえてしきりと何かを聞き始めました。 スマートフォンを取り出して何か見せているようです。
そこでさりげなく近づいて覗いてみると、私が送った新幹線構内の写真でした。 そこで声をかけるとむこうも私に気が付いたよ
うで、途端に安堵の表情を浮かべていました。 「パンツはミリタリーではないではないか? 何でバックパックを持ってないの
?」 挨拶の後はいきなりこんな会話から始まることになりました。                          ・

駅前のカメラ屋さんでSIMカードを買って縮景園に向かいました。 その間聞いたこと。 といってもとても早口な人で、多分
流暢な英語だろうとは思うのですが、さっぱり聞き取れません。 つなぎつなぎ理解したことは、まず「ポーランドから来た。・
日本には3週間止まる。 これまでに京都、大阪、奈良を訪ねた。 これから長崎に行きたい。 それから沖縄なんだけど、飛行
機は福岡からが便利がいいか? 満開の桜が見たいけど、どこか北の地域でこれから満開を迎えるところはないか。」などなど。
結構気の向くままに歩き回る旅のようでした。                                    ・

若いと言っても30歳代半ばかなぁ。 仕事をしてお金をためては世界中を旅行しているようです。 行っていない所はアフリカ
くらい。 「でもいつかは行きたい。 ケープタウン、ナイロビ、モロッコ、とても魅力的。」 そんなお話しでした。 小さい
リュックサックはボロボロ、靴は擦り切れていると言っていました。 きっと長い旅を一緒に続けてきたのでしょう。 まぁ、お
父さんの年代からすると、「若い娘のこのような一人旅は大丈夫なのかなぁ。」とは思いますが、No problemと言って
いました。 若者とのgeneretion gapを感じました。                          ・

『縮景園』→『広島城外周』→『お好み村』→『平和公園・資料館』とご案内し、最後に本通り商店街でお別れしました。 『お
好み村』でお好み焼きを食べて頂いたあとで商店街を通って平和公園にご案内したのですが、バックや靴屋さんに立ち寄って物色
していましたのでここで新しいものを調達しようと思ったのでしょう。 「何時ごろまで営業しているのか聞いていました。」 
広島駅までお送りし、預けた荷物を受け取るのを見届けてお別れしようと思っていましたが、いきなり商店街で別れを告げられま
したので少し狼狽えて私の交通費を頂くのをすっかり忘れてしまいました。                       ・

   


翌日になってメールが届きました。 「予定通り宮島に行った。 雨だったので『弥山』登山は諦めた。 『大聖院』の仏像が可
愛かった。 昨日は有難う、楽しい旅だった。 交通費を渡せなくてごめんなさい。 あれから商店街を歩いて、靴とパンツを買
った。 見せてあげたい。」 そんなことが綴ってありました。                            ・





























4月 3日



ボランティアガイドが終わりました

ボランティアガイドが終わりました。 今回は1日のみ、広島のみのご案内でした。 お客様はデンマークの若者達(大学生)で
まる1か月間日本に止まって各地を旅行されています。 東京→伊東→金沢→京都→大阪→奈良→岡山→尾道→広島、そしてこれ
から宮崎→鹿児島→沖縄と旅を続けられます。                                    ・

その間、伊東ではサーフィンを、尾道では『しまなみ海道』でサイクリングも楽しまれたそうです。 事前に相当細かく研究され
たようでした。 彼らもまたクラブを通さない直接依頼組で、3月20日、21日にご案内したドイツの若者たちと大阪で出会っ
て、私を紹介されたということでした。 何だか輪がどんどん広まっていくようで、5日には以前ご案内したロンドンの女性の紹
介で若い女性をご案内することになっています。                                   ・

そんな事情なので、早め早めに予定を立て準備を終えておきたいのに、なかなかメールに返信がなくて苦慮しておりましたが、昨
日やっと準備が整って、今日彼らのガイドを終えました。 10時に広島駅で落ち合って、16時に平和公園でお別れする間、『
縮景園』→『広島城』→お昼はお好み村で『お好み焼き』を楽しんでいただき、『平和公園』→『平和資料館』とめぐりました。

金沢では『兼六園』を見てきたようですが、「『縮景園』は今まで見たどんな景色より美しかった。」と感嘆されていました。・
「有難うございます。 広島市長にそのように報告してしておきます。」と笑い合いました。 それから広島城の外堀を1周しま
した。 桜は盛りを過ぎていましたが、それでもまだまだ見応えがありました。 桜越しに見る天守に何度も何度もカメラを向け
ていました。 近くに住んでいるとつい見落としがちな風景ですが、天守、桜、水の組み合わせは驚くほど素晴らしいと思いまし
た。 きっとそのように感じて頂けたと思います。 
また『お好み焼き』にもいたく感激されたようでした。        ・

 

4日夜になって彼らからメールがありました。 『弥山』に登ったようで、「とてもいい天気に恵まれましたので登りも下りも歩
きました。」とありました。 他に『大聖院』の『五百羅漢』、『戒壇巡り』もご紹介していたのですが、それらについても感想
を送ってくれました。                                               ・

何だかとても爽やかな青年達でした。 「ヨーロッパから来られる人達は誠実で、折り目正しい方が多いようです。 あの若者た
ちはきっといい家庭で育ったんだろうと思います。」 お好み店の店主も彼らに感動してそんな感想を漏らしていました。 そう
ですね。 先月ドイツから見えた青年たちもとても穏やかで爽やかな感じでした。                    ・

 











































3月20〜21日


ボランティアガイドが終わりました。

今回のお客様はドイツからお見えになった青年たち。 話せば長いことながら、昨年10月にオーストラリアからお見えになった
ご夫婦をご案内しました。 この人達の次の目的地が岡山県のアートの島で外国の方にも人気が高い『直島』でした。 『直島』
の宿でご夫婦がご一緒になったのがロンドンからお見えになった若い女性で、この人から即日案内の依頼がありました。   ・

この女性お1人のご案内だろうと思っていたら金髪に染めた台湾系アメリカ人男性がご一緒に現れました。 多いのもいいかな。
この日はお二人を広島市内にご案内しました。 そして翌日は宮島なのですが、待ち合わせた宮島口駅には更に4人の若者を引き
連れてお見えになりました。 「多いのもいい」とは言いましたがちょっと賑やかだったですね。 その中の1人がドイツの方で
今回のお客様はこの人から紹介されて私に案内を依頼してきたということでした。 以上がいきさつ、ややこしいお話しでした。


【20日】
お気の毒なことですが、20日・21日とも雨、特に21日はかなり強い雨でした。 さて20日、若者でもあるし天気が良けれ
ば登山もありかなと思っていましたが(大鳥居遊覧乗船前にはまだ雨は落ちていなかった)空模様を見て早々に諦め、『大鳥居遊
覧』→『千畳閣・五重塔』→『厳島神社』→『大聖院』といつも通りのご案内でした。                  ・

従って特記事項のみ。 『大鳥居遊覧航路』のなかでショッキングな話を聞きました。 スタッフが耳打ちするには、「3月末を
もってこの『大鳥居遊覧航路』が廃止になる。」というものでした。 突然なことで驚くとともに大ショックを受けました。 こ
の航路は私にとって宮島案内の『メインイベント』でしたので、途方に暮れるというか、「これは困ったことになったな。」と思
いました。 今後再開の予定とか臨時便の運用とか、そんなことも今のところ分からないということでした。        ・

 

この人達はとてもラッキーでした。 今日は神社の祭礼があって、行事の一環として『舞楽』が奉納されました。 入り口から入
った時『雅楽』の演奏が始まりましたので急いで本殿に向かったところ『祓殿』で『舞楽』が始まっていました。 しかも、演目
が『蘭陵王』でしたので動きにも特徴があり楽しめたものと思います。 彼らの驚きと興味深い表情がそれを表していました。・

 

お昼は例の『六角カフェ』で食べて頂くことにしていましたが、何度か予約の電話を入れたのに応答がありませんでした。 「お
かしいなぁ、定休日は今月までは水曜日(明日)のはず。」 しかしやはり門扉は固く閉ざされていました。 後でわかったこと
ですが、21日が祝日だったので休日を振り替えたんだそうです。 困ったもんだ。                   ・

『六角カフェ』では『きつね寿司』と『うどん』を食べて頂くように計画していたのですが、その代りに『牡蠣料理』を食べて頂
きました。 牡蠣も広島名物ですから、まぁそれはそれでよかったかなと思います。 ちょっとお高かったですが、『焼牡蠣』『
酢牡蛎』『フライ』と、あまたの牡蠣料理を堪能していただけました。 満足して頂けたようです。 それから宮島口駅でお見送
りして今日のご案内を終えました。                                         ・

【21日】
『縮景園』→『広島城』→『お好み焼き』→『平和公園・資料館』とご案内しました。 終日雨の中でした。 しかし雨の風景も
自然の一現象ですし、雨の『縮景園』もなかなかいいものです。 「針葉樹が多く、こういう緑に包まれた景色はドイツには少な
いんだ。」と却って緑映える景色を堪能しているようでした。 『ソメイヨシノ』はまだ開花していませんでした。 多分明後日
くらいかなぁ。                                                  ・

『縮景園』には広島の 桜の『標本木』があります。 これに5輪以上の花が開くと『開花宣言』となりますが、まだ1輪も開い
てはいませんでした。 ただ「明日は熊本、それから鹿児島・宮崎と旅するのできっとそちらで見ることができるでしょう。」と
意に介している様子はありませんでした。 『縮景園』を出たところでお1人が体調不良を訴えられました。 雨で靴が濡れ、身
体も冷えて「寒気がする。 ホテルに戻って熱いシャワーを浴びて少し眠る。」といいます。               ・

体調不良なら仕方がありませんからお別れし、他のお1人を帯同し『広島城』外周に向かいました。 城内では『鎧・兜』の着用
をお勧めしたところすっかりお気に入りで、自分でもポーズを取って写真に納まっていました。 城内には古い建造物の歴史的な
名残はなく、単なるコンクリート囲いの展示場ですから私の方がいつも少し引き気味なのですが、城下町の絵図や刀剣などなど、
かなり興味を持ってご覧になっていました。                                     ・

 

この方がまた多弁な方で、相棒と別れて以降ずっとしゃべり続けていました。 こちらはリスニングに難ありというのにお国のこ
と、家族のこと、家業のこと、将来の夢など延々と話し続けられました。 私は内容を理解するのに必死。 『お好み焼き』を食
べながらも止まりません。 店主が「高橋さん、話の内容は全部理解できているんですか?」と聞きます。 「いや、全部を聞き
取っている訳ではありません。 時に前後の内容から想像を巡らせることがあります。」と片目をつむったことでした。   ・

やがて元気を取り戻した相棒も加わって『平和公園』を歩き、『資料館』にも入っていただいて『平和公園』を後にし、本通り商
店街でお別れして彼らのご案内を終えました。                                    ・

































2月26〜27日


ボランティアガイドが終わりました

失敗談・・・端から失敗談ですね。 始めに「26日の朝ホテルのロビーでお目にかかります。 私の写真を添付しますが、念の
ためあなた方の写真を送って下さい。」とお願いしました。 すぐに返事がありました。 「OK!でもMy husband・
is a Caucasian and I am an Asian。 主人は凄く背が高いのですぐに分かると思います。」
とありました。                                                  ・

そうか、アジア系の奥様とコーカサス地方出身のご主人なんだな。 コーカサス人と言えば、多分ちょっと魅惑的な中央アジア系
?と思っていました。 ところがお会いしてみるとご主人は想像とはまるで違って北部ヨーロッパ系のように見えます。 聞いて
みると「祖父の代にスコットランドからカナダに移住してきた。」といます。 「でもあなたは確かCaucasianと言った
よね。」                                                     ・

少し混乱してきました。 そしたら奥様が笑いながら説明してくれたのは、「英語のCaucasianには2つの意味がありま
す。」といいます。 
1つはもちろんコーカサス人、もう1つはwhitemanつまり白人という意味なんだそうです。 知ら
なくて恥をかいてしまいました。 でも、日常的に白人の意でCaucasianを使っているのだろうかと思ってワシントンD
Cにお住いのご婦人に確かめてみました。 答えは簡単、「もちろん日常的に使うよ。 私も主人もCaucasian」  ・

何と幸運な・・・広島城の外周を歩きながら、「あなた海外旅行の経験は?」と聞かれました。 「大昔に東南アジア諸国に派遣
されたことはありますが、最近ではウイーンとバリ島くらいです。 私はpoorですから、あなた方のようなリッチな旅を楽し
むことはできませんね。」と答えると大笑いしながら事情を話してくれました。 ところがこの説明がなかなか理解できなくて。

「We won a prize.」 「・・・prize?」 「Yes, prize.」 「・・・」 そうするとご主人
がスマートホンを取り出して写真を見せてくれました。 舞台の上では奥様が大きなパネルを抱えて沢山の人に祝福されていまし
た。 そうなのか、宝くじか何かそんな催しで日本旅行が当たったのか。 やっと少し理解できました。          ・

「2か所4日間のホテルと往復の航空運賃、それにJR passが当たったの。 あなた信じられる? 名前を呼ばれたとき暫
くは信じられなかった。」のだそうです。 そういう幸運な方もいらっしゃるんだなぁ。 まぁ私の場合はダメですね。 くじ運
が悪いというか、忘年会なんかでよくやるビンゴゲームでさえも当たったことはありません。 ところが、マンションの理事長に
3回、単身赴任寮の寮長、それにこの春から町内会の副会長に当たってしまいました・・・こちらは避けたいと思っていたのに。
何れにしても羨ましいことでした。                                         ・

お昼ご飯・・・宮島のご案内では(弥山登山の予定がなければ)ちょうどお昼時に『厳島神社』を出ることになります。 10時
前に宮島港→商店街を経て→千畳閣・五重塔→厳島神社のルートで大体2時間ですね。 ところがです。 厳島神社の出口にはい
くつか食堂があるにはあるのですが、外国からお見えになるお客様にお勧めできるほどのものは今のところ見当たりません。 一
度お連れした食堂など味も接客も不味くって「これでは二度とお連れできないなぁ。」と思いました。 閉ざされた地域でもあり
一見さんが対象なので、切磋琢磨しなくても客は入るということなのかなぁ。                      ・

他には超有名な『あなご飯』のお店があります。 ミシュランガイドにも紹介されている美味しいお店で、いつも行列ができてい
ますが、こちらは値段が高過ぎてとてもお勧めできません。 お昼は私もご馳走になるだけに、この値段では少し気が引けます。
それに1時間待ちなんてことになると時間ももったいない。 そんなことで、何かいい知恵はないものかと探しておりました。・

ところが、あったんです。 まさかこんなところにと思いますが、味も雰囲気もロケーションもいいcafeを見付けました。・
『六角カフェ』といって、大聖院の山門をくぐってすぐの右側、石段を登って鹿戸を開けると古い庭の中に佇んでいます。 ここ
に来るたびに前を通っていたはずなのに気がつきませんでした。 お茶を商っているんだろうなと思っていましたし、山門を潜っ
たらすぐに左に入って五百羅漢をご案内しますから。                                 ・

このお店に『極み』というメニューがあります。 『稲荷寿司』と『うどん』がセットになっています。 それに小さいスイーツ
がついています。 これだと外国の方をご案内するには最適だと思います。 どちらも日本の伝統的な食べ物ですし、何より味が
とてもよろしい。 そこで今回もご案内しました。 とても喜んでおられましたね。 『うどん』はレギュラーサイズとスペシャ
ルサイズがあって、レギュラーサイズは女性に丁度いい量かなと思います。 もし足りないようであれば『稲荷寿司』を追加する
こともできます。                                                 ・

   

さて今回は・・・26日は宮島、『大鳥居遊覧航路』『千畳閣』『五重塔』『大聖院』をご案内しました。 そして『六角カフェ
』で昼食。 今朝は少し潮が低かったので残念ながら『大鳥居』に大接近とはいきませんでした。 27日は広島。 『縮景園』
では梅の花を見ながら『抹茶』を楽しんで頂けました。 『広島城』は外周の佇まいのみ、それから『平和公園』『平和資料館』
最後に『お好み村』にご案内してlocal foodを楽しんで頂いてホテルにお送りしました。
            ・

   





































2月18日

          ・
ボランティア・ガイドが終わりました

今回のお客様はインドネシア・ジャカルタからお見えになりました。 3人のご婦人でした。 彼女47歳、Mam78歳と友達
50歳のgoing my wayのなかなか一筋縄ではいかない面々でした。 このところアジア系のゲストを担当する機会が
増えています。 今年最初のお客様は中国系オーストラリア人、そして次回26日にはカナダからアジア系の奥様とコーカサス出
身のご主人がお見えになります。 できれば英会話の実戦演習としてネイティブとお話ししたいのですが、依頼メールのお名前か
らはなかなかお国を判断できません。                                        ・

私は広島・宮島のご案内は2日、少なくとも1日半は必要だと思っています。 1日でご案内するとなると相当厳しいことになり
ます。 今回もそうでした。 でも「折角広島にやって来られたんだから最高の経験をさせてあげたい。」と思えばこそスケジュ
ールはどんどん厳しくなっていきます。 たとえば感動的な『大鳥居ショートクルージング』や『お好み焼き』は少なくとも是非
経験させてあげたいと思いますもんね。                                       ・

 

従って、スケジュールを振り返ってみると、まっこと分刻みの連続でした。 彼女達はeating & shopping a
dictでしたが、例えば宮島の商店街では「no shopping please!」とお願いしたりしました。 それでも
それではいくら何でも可愛そうだと思って、「only ten mimuts」と限ってお買い物を楽しんでいただきました。
まぁ全く気を揉むこと、ともかくずっと腕時計と『にらめっこ』でした。                        ・

こんな苦労を知ってか知らずか、ふらり!と屋台に立ち寄って『竹輪』を買って食べたりします。 もうそこに乗船予定のフェリ
ーが入ってきているというのに、何というか全くお構いなしです。 極め付けは広島駅でのショッピング、「買い物は10分だけ
ですよ。」というのにあれこれ物色し、やっと終わったかなと思っていると、また別のものに手を伸ばしたりで、新幹線の改札口
を潜って頂いたのは発車僅か5分前というありまさでした。                              ・

 

全く草臥れるガイドでした。 でも、一応予定通りにお見送りすることができました。 『大鳥居遊覧航海』『大聖院六角カフェ
での昼食』『平和公園』『お好み村でのお好み焼き』と十分に広島・・宮島を楽しんで頂き、満足して広島を後にして頂けて、ガ
イドとしては、まぁこの瞬間が喜びなのでもあります。                                ・

 

さて次回は26日、カナダからお客様をお迎えします。 スケジューリングに入りたいのですが、いま相手方の最終情報を待って
いるところです。 負担は増えますが、できれば2日の日程になればいいなぁと思っているところです。          ・










































1月14日



ボランティア・ガイドが終わりました

今年最初のお客様はオーストラリアンでした。 メールのお名前から類推すると何となく西欧人ではなさそう、さてどこのお国
のお方じゃろうか?と思っておりました。 もしや、Chinese? そして送って頂いた写真は・・・明らかに東洋人。・
でも韓国人ではなさそう。 南アジア・東南アジアの方でもなさそう。 英語とMandarinが話せるといってきましたの
でやはり中国の方? もしかして富裕層?などと推し量っていました。                        ・

早朝京都からやってきたご夫妻を宮島口駅にお迎えしました。 おや、奥様は中国の方ではなさそう。 自己紹介を済ませた後
で早速お国をお伺いしました。 ちょっと複雑でした。 「オーストラリアから来た。 母国はマレーシア、ただ、祖父は中国
からのimmigrant(移民)だ。」そうです。 そして奥様はマレーシア人、なるほどねぇ。 それで納得。    ・

今日は『大鳥居遊覧航海』はありません。 潮は1便(10時15分発)だとOKだったのですが、京都からの新幹線1便は9
時05分広島着、それで山陽線下り9時17分(これでなければ出港前に桟橋まで行くのは難しい)に乗り換えるとすると慣れ
ていなければ少々厳しい。 かなり強くお勧めしたのですが、結局フェリー利用となりました。 まぁJR便フェリーだとかな
り大鳥居に接近しますのでこれで満足していただきましょう。                            ・

後は大体同じルートです。 商店街を抜け、石の鳥居をくぐって三笠が浜に出て『大鳥居』をご覧いただきます。 まだ潮が高
い時間だったので水に浮かぶいい景色がご覧いただけました。 『千畳閣』は吹き曝しで寒かったですね。 特に今日は冷えま
した。 神社が準備してくれていたスリッパがなければとても我慢できなかったでしょう。               ・

でもとても興味を持って頂けてよかったです。 特に『絵馬』、『三国志』の登場人物『劉備』『関羽』『張飛』の絵を示して
「これは中国の古い時代の物語の絵だろう。」といってスマートホーンで検索して、吉川栄治の三国志を探し当てて示してくだ
さいました。 私は何回もこの絵を見ているはずなのに、漠然と見ていましたね。 これは少々迂闊でした。       ・

 

『千畳閣』を出て、余りに寒いので「『甘酒を飲みませんか。 温まります。」と提案し、『五重塔』下の茶店に入って『甘酒
』を啜りました。 甘酒は初めての経験だそうでしたが、「美味しい。」と言いながら啜っておられました。 酒は入っていな
い、麹仕立ての甘酒に降し生姜が入っていました。 生姜効果もあって、これは確かに温まります。           ・


 

『厳島神社』では結婚式を期待していたのですが、今日は『とんど』の神事があり(神社では神事が全てに優先します)残念な
がらお見せすることはできませんでした。 『大聖院』では五百羅漢像、観音堂地下の戒壇巡り、摩尼殿2階からの絶景を楽し
んで頂き商店街に戻って遅いお昼にすることにしました。 私のお目当ての店に向かってどんどん歩くうち、『お好み焼き』店
を見付けて「これが食べたい。」と言います。
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「ならば暫く空腹を我慢して頂いて広島まで帰りましょう。 『お好み村』というユニークな場所に私のお気に入りのお店があ
ります。 ついでに予定外の広島もご案内しましょう。」とお話しし、ご了承を頂いて広島に向かいました。 奥様は相当にお
腹を空かせているご様子でした。 でも熱々のチーズ焼きを十分にご堪能いただいて、満足されたご様子でした。 「お飲みも
のは?」と聞かれて奥様は『barlay shochu(麦焼酎)』と注文されていました。 ご主人は下戸、奥様は無類の
アルコール好きだそうで、これにはいささか驚かされました。                            ・

それから『平和公園』をご案内し、かなり暗くなってから広島駅までお連れしてお別れしました。 『guest』という単純
な英語が聞き取れず一瞬パニクったりしましたが、まずまずスムースにご案内できたのではないかと思います。 今日はこんな
ご案内でした。                                                 ・